夜の罰─終わらない恐怖 🔥5🔴
⚠️子どもが追い詰められる描写あり
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「みのりぃぃ!!われぇ!!!」
心臓を鷲掴みにされたような感覚。
真夜中、父の怒声が家中に響く。
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突然、服の後ろを捕まれ引きずられた。
「いやぁあ!」
泣き叫ぶ私。
逃げようと足をバタバタさせるが、
父の力に抗えるはずもなく、引きずられる。
視界がうねる。
「やだぁ!ごめんなさい、ごめんなさい!」
なぜ怒られているのかもわからず、
私は泣きながら同じフレーズを繰り返した。
父は、無言のまま、猫のように私の腕と服を掴んで
玄関へ歩いていく。
「ごめんなさい!」
泣きながら何度も謝ったが、
その試みなど意味はなかった。
父は、一度も私を見ることなく、無言で
私を玄関の外に放り出した
ピシャン!と扉が閉められる。
玄関のすりガラスの向こうで父のパジャマの
ブルーのシルエットが遠くなっていくのが見えた。
しばらくして、玄関の電機が消された。
真っ暗になった。
────
私は、その日も父に怒鳴られていた。
理由は、覚えていない。
何かが父の機嫌を損ねたのだろう。
その日も、何かが父の逆鱗に触れた。
心臓が跳ねる。
涙が止まらない。
何がダメだったの?
真夜中の外は暗く、誰もいない。
私はパニックになり、玄関の扉を泣き叫びながら
叩き続けた。
「ごめんなさいぃ!ごめんなさい!」
しばらく、泣き叫びながらドアを叩いたけれど、
玄関の電気は消えたまま。
誰も出てこない。
裸足で立つ自分。
外に出されて泣き叫ぶ自分。
なんて情けない姿なんだろう。
小学生なのに、お姉さんなのに。
しばらくして、私は叩くのをやめた。
頭に何も浮かばなくなった。
涙も出なくなった。
立ったまま、ぼーっと外の景色を目に映す。
涙に濡れた頬が冷たい。
足が痛い。
でも、座れなかった。
黙って、目の前の暗い田んぼを眺めていた。
時折、思い出したかのように
涙の渦が襲ってくる。
そのたびに涙を流しては、また放心し、
立ち尽くす。
それを、何度繰り返したのだろう。
玄関の電気がつく。
ガラガラ……
「お父さん、寝たから。早く入りなさい」
母か義祖母が来て、私は家の中へ戻される。
玄関の鍵は、いつも開いていた。
けれど、私は、許されるまでいつまでも立ち続けていた。
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🫧この形の私

