理由がなければ、苦しんではいけなかった 🔥3
それは、勇気を振り絞って出した言葉だった。
でも、その声は受け取られなかった。
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「学校、行きたくない」
ある日ついに耐えきれなくなり、母に言った。
「何言ってんの、あんた」
母はため息をついた。
熱もないのに休むなんて有り得ないでしょ。
いいから早く起きなさい」
そう、言い放たれた。
我が家には「38度以上の熱がないと休めない」という謎のルールがあった。
頭が痛くても、お腹が痛くても、
どんなに辛くても
私に課せられたそのルールに例外はなかった。
ほんとは言いたくなんか、なかった。
でも、このままじゃもう無理、
もう言うしかない。
私は号泣しながら叫んだ。
「いじめられてるんだよ!行きたくないんだよ!」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃの私を見て、母は上から見下ろしてこう言った。
「なんだ、そんなことか。
いいから早く行きなさい」
その瞬間、自分の存在がどうでもいいものになった気がした。
胸の奥が鉛の玉みたいに重くなった。
絶望という言葉がぴったりだった。
私は放心しながら準備して、無気力なまま学校へ行った。
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家でも学校でも逃げ場がなく、
生きることも死ぬこともできなかった。
クラスは完全に学級崩壊を起こし、
私以外もいじられる人が続出する状態になった。
そんな中、クラスの男の子が自殺未遂をしたことがあった。
それを聞いたとき、
私は「私は死なないからあの子よりマシ」と、
自分の気持ちを押し殺すように考えた。
そして一人で歩いているとき、
こんなことを本気で思っていた。
この世のすべての人の気持ちが分かればいいのに。
そうすればその人の思い通りに動ける。
そうなれば私は殴られたり、蹴られたり、
傷つけられたりしないのに。
この時の私は何も考えられず、
ただただ、耐えるしか出来なかった。
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🫧この形の私

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