“勝てねえ!”と思ったnoteのこと
noteを始めて数週間。
他のユーザーさんの書いた魅力的なnoteを、ふむふむと頷きつつ、ニヤニヤしたり唸ったり、ふいに心にドスンと来たりしながら読む日々だ。
なかには、「才能が恐ろしい…!」と感じるようなクリエイターさんもいて、ますます目が離せない。
今日紹介したいのは、注目するクリエイターさんの1人、「小麦粉舐め太郎」さんだ。
舐め太郎さんのnoteを読んだことがない人は、まず、こちらを読んでみてほしい。
ね?めちゃくちゃおもしろいでしょう?
解説するのは野暮だけど、ちょっと悔しいので、わたしの考える舐め太郎さんの凄さを、3点語らせてほしい。
①構成がうますぎる
先ほどのnoteの構造を見てみると、
弁当(ミクロ)
地元(中)
メディア(マクロ)
また自分(ミクロ)
という、ズームインアウト構造になってる。
しかも最後は「タヌキに挨拶」で柔らかく締め。
“設計”がうますぎて、ちょっと腹立つ。
弁当 → 地元 → メディア → 自分と、スケールが設計されている感じに違い。それが、読んでいて心地よい。
舐め太郎さんは、機械設計のお仕事されてるそうだが、めっちゃ腑に落ちる。
②比喩の精度が異常に高い
「東京のフリには土が見え」
「コーンフレークまで主役顔のパフェ」
「リアルドンキーコング」
具体と抽象の往復がめちゃくちゃうまい。
しかも“ズレてるのに腑に落ちる”ラインを毎回通してくる。読みながら、ついついニヤニヤしてしまう。
③視点が「一段引いてる」
紹介したnoteは、ただの地元語りではなく、
・テレビが街を“編集する怖さ”
・「カテゴリに収まらない土地」というメタ視点
・最後に「自分も同じ奇行の側」と回収し、
常に「自分も含めて俯瞰してる」。
それが、文章全体になんとも言えない、どこかシュールな面白さをもたらしている。
舐め太郎さんの新しい投稿を読むたびに、
わたしは「ダメだ!勝てねえ!」と叫びだしたい衝動に駆られる。いや、べつに誰かに勝つためにnoteやってる訳ではないのだが。
すげえなぁ、と感心しながら読んでいる。
(多国籍なお弁当の中身からして、ちょっと只者ではない。しかもその理由が、作業性・汎用性・再現性を重視した結果、というところがまた面白すぎる)
いつか書籍化してもおかしくない。
そのうち本当に遠くへ行ってしまいそうなので、今のうちに勝手に読んで、勝手に悔しがっておこうと思う。
