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大人の趣味がない人へ|疲れない趣味3選と見つけ方のコツ

■ はじめに:休みなのに、ちっとも休まった気がしない

社会人になって数年の間、僕にはこれといった趣味がありませんでした。 平日は仕事でクタクタ。 「やっと休みだ!」と思って迎えた土曜日も、気づけば昼まで寝ている。

起きてからも、特にやりたいことがあるわけじゃありません。 ソファでゴロゴロしながら、スマホでYouTubeを開く。 関連動画を次から次へと再生して、気づいたら外が暗くなっている。

「せっかくの休みなのに、何もしないまま終わっちゃったな……」

そんな罪悪感をごまかすように、日曜日は「出かけなきゃ」と思って、なんとなく近くのショッピングモールに行くんです。 でも、ミニマリストを意識し始めてからは物欲も減っているので、結局なにも買いません。 人混みに酔って、ただ歩き回って、フードコートでコーヒーを飲んで帰ってくるだけ。

「休みの日なのに、ちっとも休まった気がしない」 「むしろ、月曜日が来るのが憂鬱になっている」

そんな虚無感みたいなものを、ずっと抱えていました。 「何か打ち込める趣味があれば違うのかな」とも思いましたが、疲れているのに新しいことを始める気力もなくて。

でも、暮らしを整えていくうちに、少しずつ**「自分を回復させる時間の使い方」**が分かってきました。 それは、派手なイベントや、お金のかかる遊びではありません。

今日は、無趣味で悩み続けていた20代会社員の僕がたどり着いた、**「疲れない、モノも増えない、でも心が満たされる3つの趣味」**について書いてみます。

■ 趣味①:頭を空っぽにする「散歩」

「え、散歩が趣味?」と思われるかもしれません。 でも、今の僕にとって、散歩は最強のメンタルケアであり、立派な趣味です。

以前の僕は、「休日は何か特別なことをしなきゃいけない」と思い込んでいました。 だから、近所を歩くだけなんて時間の無駄だと思っていたんです。

でも、ある天気のいい日曜日に、ふと「スマホを家に置いて歩いてみよう」と思ったのがきっかけでした。 通知も、動画の音もしない状態で、ただ足を動かす。 空を見たり、街路樹を見たりしながら30分くらい歩いていると、不思議な感覚になりました。

「あれ、頭の中が静かだ」

普段、僕たちはものすごい量の情報にさらされています。仕事のタスク、SNSのタイムライン、ニュース……。 「スマホの通知を切った話」でも書きましたが、脳はずっと興奮状態なんですよね。

散歩をしている間は、強制的にそのノイズから離れることができます。 リズムよく歩いていると、ごちゃごちゃしていた思考がスッと消えて、**「頭が空っぽになる」**感覚がやってくる。 これが、サウナでいう「ととのう」に近い感覚なんです。

お金もかからないし、特別な道具もいらない。 靴さえあれば、今すぐ始められる。 「疲れたな」と思った時こそ、部屋で寝ているより、15分だけ外の空気を吸って歩くほうが、帰ってきた時の回復感が全然違います。

■ 趣味②:他人の人生を旅する「読書・映画」

2つ目の趣味は、読書と映画鑑賞です。 これらは「インプット」の趣味ですが、僕の中では**「心の旅」**のような位置づけです。

昔は、YouTubeのショート動画や、倍速再生で消費するようなコンテンツばかり見ていました。 でも、それだと「暇つぶし」にはなっても、「心が動く」ことは少なかったんです。

今は、Kindleで本を読んだり、自宅のデスクで映画をじっくり見たりする時間を大切にしています。

■ 読書:他人の人生を追体験する 本を読むことの何がいいって、**「他人の人生を生きられること」**だと思います。 自分ひとりでは絶対に経験できないような考え方や、違う職業、違う時代の価値観に触れられる。 特に小説やエッセイを読むと、著者の視点を借りて世界を見ることができます。 「あ、こういう考え方でもいいんだ」と気づくと、会社員としての悩みなんてちっぽけなものに思えてきて、肩の荷が降りるんです。 モノを増やしたくないので、基本は電子書籍(Kindle)ですが、本当に気に入った本だけ紙で買うこともあります。

■ 映画:自分の価値観を映す鏡 映画も同じです。 ただの娯楽として見るのもいいですが、見終わったあとに「自分ならどうしただろう?」と考えるのが好きです。 登場人物の選択を見て、「自分はこっちの生き方が好きだな」とか「これは許せないな」とか。 心が動いたポイントを探っていくと、**「自分が何を大切にしたいか(価値観)」**が見えてくる気がします。 映画を見て自分の内面と向き合う時間は、ショッピングモールをあてもなく歩くより、ずっと豊かな時間です。

■ 趣味③:未来をつくる「投資と副業」

3つ目は、ちょっと変わっているかもしれません。 **「投資」「副業」**です。

「それって仕事じゃないの?」「意識高い系?」と思われるかもしれません。 でも、僕にとってはこれも「大人の遊び」であり、ワクワクする趣味のひとつなんです。

■ 投資:お金に働いてもらうゲーム 週末に少し時間を作って、積立NISAの状況を確認したり、応援したい企業の株をチェックしたりします。 これは「お金を増やす」という目的もありますが、それ以上に**「社会とつながっている感覚」**が楽しいんです。 「この企業はこういう技術で未来を変えようとしているんだな」 そうやって調べたり考えたりすることが、知的な刺激になります。 (もちろん、一喜一憂しすぎない範囲で、ですが)

■ 副業:自分ができることを増やす noteを書いたり、Webデザインを作ったりする副業も、今は趣味の延長線上にあります。 会社の仕事は「やらなきゃいけないこと」が多いですが、副業は**「やりたいこと」**を選べます。 自分の作ったものが誰かの役に立ったり、反応がもらえたりするのは、シンプルに嬉しい。 「働きすぎない副業」の記事でも書きましたが、会社以外に「自分の居場所」があるという安心感が、平日のメンタルも安定させてくれます。

自分の時間を切り売りするのではなく、自分の資産(お金やスキル)を育てていく感覚。 これは、消費するだけの遊びにはない、深い満足感があります。 それに、テニスやドライブのように毎回お金がかかるわけでもなく、むしろプラスになる可能性があるのも、ミニマリスト的には嬉しいポイントです(笑)。

■ 趣味を見つけるための「小さな行動」

ここまで僕の趣味を紹介してきましたが、最初から「これが好きだ!」と分かっていたわけではありません。 むしろ、無趣味だった期間のほうが長いくらいです。

どうやってこれらの趣味に行き着いたかというと、「とりあえずやってみた」。これに尽きます。

「散歩なんて暇人のすることだろ」と思っていたけど、とりあえず歩いてみた。 「活字は苦手だな」と思っていたけど、とりあえず話題の本を1冊読んでみた。 「投資なんて怖い」と思っていたけど、とりあえず少額から設定してみた。

やってみて、「なんか違うな」と思ったらやめればいいんです。 僕も、ヨガマットを買ってみたけど続かなかったし、英会話も挫折しました。 でも、いろいろ手を出した中で、**「あ、これは疲れないな」「なんか心地いいな」**と感じて残ったのが、今の3つでした。

趣味探しにおいて、「失敗」はありません。 「これは自分に合わないと分かった」というデータが取れただけで、大成功です。

■ おわりに:趣味は「逃げ場所」でいい

僕にとっての趣味は、何かを成し遂げるためのものではありません。 会社員としての役割や、日々の義務感から離れて、「ただの自分」に戻るための時間です。

散歩をして頭を空っぽにする。 本の世界に逃げ込む。 自分の資産を育てることに没頭する。

そうやって「逃げ場所」をいくつか持っておくことで、また月曜日からなんとかやっていける。 大人の趣味って、それくらいの温度感でいいんじゃないかな、と思っています。

もし今、「趣味がなくて毎日がつまらない」と感じている方がいたら、今度の休日に**「スマホを置いて、近所を15分だけ歩いてみる」**ことから始めてみてください。 もしかしたら、そこから新しい景色が見えてくるかもしれません。

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