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資産の80%をS&P500に投資する家計管理術|20代ミニマリストのメリハリ家計簿

■ はじめに:「ケチ」と「ミニマリスト」の決定的な違い

「ミニマリストって、お金を使わない人のことでしょ?」 よくそう言われますが、半分正解で、半分間違いです。

僕たちは、お金を使わないのではありません。 「どうでもいいモノ」には1円も使いたくないけれど、「愛するモノ」には糸目をつけずに投資したい。 そのための原資を作るために、無駄を削ぎ落としているのです。

おかげさまで、このブログも月間1万PVを超え、多くの方に読んでいただけるようになりました。 そこで今回は、これまであまり詳しく語ってこなかった**「お金の話」**をしようと思います。

・なぜ、20代会社員が**資産の80%**を投資に回せるのか? ・具体的に何を削り、何にお金をかけているのか?

「我慢」ではなく「仕組み」でお金を貯める、僕の黒字化システムの全貌を公開します。

■ 固定費の断捨離:通信と保険の「聖域」にメスを入れる

お金を貯めるために、食費を削ってひもじい思いをする必要はありません。 やるべきは、一度見直せば永続的に効果が続く**「固定費」**の削減だけです。

1. スマホは「楽天モバイル」一択 かつては大手キャリアを使っていましたが、現在は**「楽天モバイル」**に乗り換えています。 データ無制限で約3,000円。 ポイント払いもできるので、実質の持ち出しはもっと少なくなります。 「電波はどうなの?」と聞かれますが、僕の生活圏(地方・車通勤)では全く問題ありません。 大手キャリアに月8,000円払っていた頃と比べて、満足度は変わらず、年間6万円以上の現金が手元に残る計算です。 この6万円が、後述する投資の種銭になります。

2. 自動車保険は「ネット型」へ 車を所有しているとバカにならないのが維持費です。 特に自動車保険は、ディーラーで勧められるままに入ると割高になりがちです。 僕は対人・対物無制限などの必要な補償は残しつつ、**ネット型自動車保険(ダイレクト型)**に切り替えました。 中身(補償)は同じなのに、代理店手数料が乗らないだけで保険料がガクンと下がります。 ここを見直さない手はありません。

3. サブスクの徹底的な断捨離 「初月無料だから」と入会して、解約し忘れているサブスクはありませんか? 僕は定期的にクレジットカードの明細をチェックし、使っていない動画配信サービスなどは即解約します。 現在契約しているのは、「車通勤で聴く音楽アプリ」など、毎日必ず使う数個だけです。

■ 削らない「聖域」:人生を豊かにする浪費

固定費を鬼のように削る一方で、絶対に削らないと決めている出費もあります。 ここにお金を使うために、僕はミニマリストをやっていると言っても過言ではありません。

1. テニススクール代(趣味) 意外に思われるかもしれませんが、僕はテニスを習っています。 「運動ならその辺を走ればタダじゃん」という意見もあるでしょう。 でも、僕にとってテニスは単なる運動ではなく、スキルを磨く楽しさであり、コミュニティとの繋がりであり、心身をリフレッシュさせる**「体験」です。 自分の心が躍る「体験」への出費は、浪費ではなく「自己投資」**です。ここを削ると人生がつまらなくなります。

2. 毎日触れる「ガジェット」と「車」 「iPhone」や「PC環境」、そして愛車の維持費。 これらは僕の生産性を高め、気分を上げてくれる相棒です。 特にPCやスマホは、動作が遅いだけで数秒のロスが積み重なり、年間で膨大な時間を失うことになります。 だからこそ、毎日長時間触れるデバイスには妥協せず、スペックの高いものを選んでお金をかけます。

3. 睡眠環境(マットレス・枕) 「寝具の記事」でも書きましたが、人生の3分の1はベッドの上です。 良いマットレスと枕にお金をかければ、日中のパフォーマンスが上がり、結果的に仕事や副業の質が高まります。 これこそ、最もリターンの高い投資です。

■ 投資戦略:資産の「80%」を市場に投下する

さて、ここからが本題です。 固定費を削り、浪費をなくして浮いたお金。 これをどうしているかというと、**「全資産の80%」**を投資に回しています。

「80%!? 生活防衛資金は大丈夫?」 と驚かれるかもしれません。 確かに、一般的には「生活費の半年分〜2年分を現金で持ち、残りを投資へ」と言われます。 ですが、僕はミニマリスト生活によって生活コスト(損益分岐点)が極限まで下がっています。 最低限の現金さえあれば生きていける自信があるため、若いうちはリスクを取って、余剰資金のほぼ全てを市場に晒すことにしました。

買っている銘柄:王道の2強 特別なトレードをしているわけではありません。 買っているのは、新NISAを活用した投資信託の王道中の王道です。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

この2つに、毎月淡々と積み立てています。 世界経済が成長し続ける限り、僕の資産も増えていく。 日々の値動きに一喜一憂せず、ただ「入金力」を高めることだけに集中しています。

■ ラテマネーの排除:無意識の課金を許さない

投資にお金を回すためには、日々の「小さな穴」を塞ぐことも重要です。 いわゆる「ラテマネー(無意識の出費)」です。

1. ATMの手数料 自分のお金を引き出すのに、銀行に手数料を払うことほど無駄なことはありません。 僕はネット銀行を活用し、手数料がかからない回数・時間帯でしか引き出しません。 「たかが110円」と思うかもしれませんが、その思考停止が貧困への入り口です。

2. 自販機の飲み物 喉が渇いたからといって、反射的に自販機で160円のお茶を買うことはしません。 マイボトルを持ち歩くか、スーパーで安く買うか。 「極力買わない」というルールを設けるだけで、月数千円の差が出ます。 その数千円があれば、S&P500が数口買えるのです。

■ マネー・ルーティン:管理は「自動化」する

ここまでストイックに見えるかもしれませんが、実際の管理はとても楽です。 なぜなら、アプリを使って**「見える化」**しているからです。

家計簿アプリ「マネーフォワード ME」 銀行口座、クレジットカード、証券口座。すべてを**「マネーフォワード ME」**に連携させています。 レシートを撮影したり、手入力したりなんて面倒なことはしません。 キャッシュレス決済をメインにしているおかげで、勝手に家計簿が完成します。 「今月いくら使って、資産がいくら増えたか」 これをスマホで眺めるのが、毎日の密かな楽しみです。

給料日のルーティン 給料が入ったら、やることは一つだけ。 「資金移動」です。 給料が入る口座から、生活費決済用の口座、そして証券口座へと、スマホでお金を移します。 「余ったら貯金しよう」ではなく、「使う前に投資に回す(先取り貯蓄)」。 これが、資産形成の絶対法則です。

■ おわりに:お金は「自由へのチケット」

資産の80%を投資し、自販機のジュースを我慢する。 「そんなに切り詰めて、何が楽しいの?」と思われるかもしれません。

でも、僕にとってお金は、高級ブランド品を買うための紙切れではありません。 将来、嫌な仕事をしなくてもよくなるための、あるいは新しい挑戦をするための**「自由へのチケット」**です。

チケット(資産)が積み上がっていく過程は、消費の快感よりもずっとエキサイティングです。 そして、浮いたお金でテニスを楽しみ、愛車を洗う。 このメリハリこそが、20代会社員ミニマリストの「豊かな暮らし」の正体です。

もし「お金が貯まらない」と悩んでいるなら、まずは**「固定費(スマホ・保険)」の見直しと、「マネーフォワード」のインストール**から始めてみませんか? 現状を把握すること。それが、資産形成の第一歩です。


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