営業職の残業ゼロ仕事術|AIに任せたら仕事も持ち物も軽くなった話
議事録・メール下書き・日報の3つをAIに任せた結果、営業職でも残業ゼロを実現しました。具体的なツールと使い方を紹介します。
■ はじめに:「頑張る=長く働く」だった頃の僕
こんにちは、ミニマリスト会社員のなおです。
突然ですが、皆さんは 「残業している人=頑張っている人」 だと思いますか?
正直に言うと、社会人になりたての頃の僕は、そう思っていました。
先輩がまだ席にいるから帰りづらい。 上司が残っているのに、自分だけ先に帰るのは気まずい。 「あいつ、もう帰るの?」と思われたくない。
だから毎日、特にやることがなくても20時、21時まで会社にいた。
PCの前でなんとなくメールを見返したり、 明日でもいい資料を「念のため」チェックしたり。
でもある日、ふと気づいたんですよね。
「この"残業"の時間、僕は何を生み出してるんだろう?」
答えは、何も生み出していなかった。
部屋のモノを減らして「余白」の心地よさを知った僕が、 次に手をつけたのは 「仕事時間の断捨離」 でした。
そして、そのきっかけをくれたのが AI だったんです。
■ 付き合い残業をやめた日
僕が最初にやめたのは、付き合い残業 です。
営業職って、チームの空気感が独特なんですよね。 「みんなまだやってるのに、お先に失礼します」が言いづらい文化がある。
でも僕は、ある時からこう考えるようになりました。
「自分のタスクが終わっているなら、帰るのが正解だ」
最初はやっぱり気まずかったです。 周りの目が気になったし、「やる気ないのかな」と思われてないか不安だった。
でも、1週間、2週間と続けていくうちに、 誰も僕の退社時間なんて気にしていない ことに気づきました。
というか、みんな自分の仕事で精いっぱいで、他人が何時に帰ろうが関係ない。
「気まずさ」は、100%自分の頭の中だけの話だった。
これって、モノを手放す時の感覚と似ていて。 「捨てたら困るかも」と思っていたモノを手放しても、実際は何も困らない。
付き合い残業も同じ。 やめてみたら、何も起きなかった。
むしろ、「定時で帰るために、どう仕事を効率化しよう?」と考えるようになったことで、仕事の密度がグッと上がりました。
■ 営業職の僕がAIに任せている5つのこと
じゃあ、具体的にどうやって仕事を早く終わらせているのか。
答えはシンプルで、「自分がやらなくていい作業は、AIに任せる」 ことにしました。
僕が普段使っているのは、Gemini と Claude の2つ。
それぞれ得意なことが違うので、使い分けています。
① メール文面の作成
営業職は、とにかくメールが多い。 お礼メール、アポイントの調整、見積送付の連絡……。
以前は1通ずつ「どう書こうかな」と考えていましたが、 今は 要点だけ箇条書きでAIに渡して、文面を作ってもらう スタイルです。
たとえば、
「〇〇社の田中さん宛、来週の打ち合わせ日程調整、候補は火曜と木曜の午後」
これだけ入力すれば、丁寧なビジネスメールが数秒で出てくる。
もちろん最終チェックは自分でしますが、 「ゼロから考える時間」がなくなった のは本当に大きい。
② エクセルへのデータ入力
営業日報や売上データの入力って、地味に時間を取られますよね。
僕はGemini、claudeを使って、手元のメモやデータをエクセル用のフォーマットに整形してもらう ことが多いです。
以前は数字を一つひとつ手打ちしていましたが、今はほとんど手打ちしなくなりました。
「正確に、素早く」は人間よりAIの方が得意。 自分がやる必要のない作業を自分でやるのは、ただの自己満足だった と気づきました。
③ 見積書の作成
見積書って、内容自体はパターン化されていることが多い。
商品名、数量、単価、合計金額……。 過去の見積書をベースに、数字を入れ替えるだけの作業がほとんどです。
これも AIに条件を伝えて、たたき台を作ってもらう ようにしたら、 作成時間が体感で半分以下になりました。
④ 顧客リサーチ
新しいお客さんとの打ち合わせ前に、相手の会社情報を調べる作業。
企業サイトを見て、事業内容を把握して、最近のニュースを確認して……。
これを全部自分でやると30分はかかっていましたが、 今は 「〇〇株式会社の事業概要と最近のトピックをまとめて」 とAIに聞くだけ。
もちろんAIの情報だけを鵜呑みにはしませんが、 リサーチの「最初の一歩」を省略できる だけで、準備のスピードが段違いです。
⑤ 商品リサーチ
自社で扱っている商品の競合調査や、新商品の市場動向チェック。
この手の「情報を集めて比較する」作業は、AIが最も得意とするところ。
以前は色んなサイトをタブで開いて、情報をコピペして……とやっていましたが、 今は AIに聞いて、ざっくりとした全体像を把握してから、深掘りしたいところだけ自分で調べる というスタイルに変わりました。
■ 逆説:「手を抜く」ほど、仕事の質が上がった
ここで一つ、意外だったことを書きます。
AIを使い始めた当初、僕はちょっと後ろめたさを感じていました。
「これって、サボりじゃないのか?」 「自分の力でやらないと、成長しないんじゃないか?」
でも、実際にやってみてわかったのは、逆 でした。
AIに"作業"を任せた分、"思考"に使える時間が増えた。
たとえばメールの文面をAIに任せることで、 「この提案、お客さんの本当の課題に刺さっているか?」と考える余裕が生まれた。
エクセルの入力時間が減ったことで、 「この数字の背景にある傾向は何だろう?」と分析する時間ができた。
つまり、AIに「手」を貸してもらったことで、「頭」を使う時間が増えた んです。
これはミニマリズムの本質と全く同じだと思っていて。
部屋のモノを減らしたら、掃除の時間が減って、読書や副業に集中できるようになった。 仕事の"作業"を減らしたら、"思考"の質が上がって、結果的に成果も出やすくなった。
「引き算」が「足し算」になる。
この感覚を、仕事でも体験できたのは大きかったです。
■ 僕のAI仕事術を支えた1冊
「AIを使いたいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな方に、僕が最初に読んでよかった本を一冊だけ紹介します。
📘 『できるGemini(できるシリーズ)』
僕はこの本で Geminiの基本操作から実践的な使い方まで一通り学びました。
特に役に立ったのが、「Gem(ジェム)」 という機能。
これは、よく使うプロンプト(AIへの指示文)を保存しておける機能で、 毎回ゼロから指示を書かなくても、ワンタップで定型作業を実行できるんです。
たとえば、
「営業メールの文面を作って」というGem
「エクセル用のデータに整形して」というGem
「競合他社の情報をまとめて」というGem
こうした "自分専用のAIテンプレート" を作っておくことで、 仕事の効率化がさらに加速しました。
正直、ネットの情報だけでもAIは使えますが、 体系的に学んでおくと「こんな使い方もあったのか」という発見が増える。
1冊読むだけで仕事のスピードが変わるなら、十分すぎる投資だと思います。
■ 19時に帰る営業マンの1日
最後に、僕のだいたいの1日のスケジュールを紹介します。
8:30 | 出社。メールチェック(AIで返信の下書きをまとめて作成) 9:00 | 午前の商談準備(顧客リサーチはAIで時短) 10:00 | 外回り・商談 12:00 | 昼休み 13:00 | 午後の商談 or 社内業務 16:00 | 翌日の準備・メール対応 17:30 | 残タスクの確認と整理 〜19:00 | 退社
ポイントは、朝イチでAIにまとめて作業を投げる こと。
出社してすぐにメールの返信やデータ整理をAIに任せておけば、 自分は商談準備や電話対応など、人間にしかできないこと に集中できます。
そして19時には退社して、帰宅後は副業や自分の時間に充てる。
このサイクルが回り始めてから、「仕事に追われている感覚」がほぼなくなりました。
■ おわりに:「やらないこと」を決めるのも、ミニマリズムだった
ミニマリズムというと、どうしても 「モノを減らす」 イメージが先行します。
でも僕が実感しているのは、 「やらないことを決める」のも、立派なミニマリズムだ ということ。
付き合い残業をやめる。 手打ちの入力をやめる。 ゼロからメールを書くのをやめる。
「やめる」と決めた瞬間、そこに時間と心の余白が生まれる。
モノの断捨離で部屋がスッキリしたように、 仕事の断捨離で、頭の中がスッキリする。
もし今、「毎日なんとなく忙しい」と感じている方がいたら、 まずは一つだけ、「これ、自分がやらなくてもいいんじゃない?」 と思う作業を見つけてみてください。
そしてそれを、AIに任せてみる。
きっと、「あれ、こんなにラクになっていいの?」 という感覚を味わえるはずです。
その「余白」をどう使うかは、あなた次第。
僕は、その時間で副業をしたり、好きなモノに囲まれた部屋でゆっくり過ごしたりしています。
仕事もモノも、少ないほうが、豊かだった。
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あなたは普段、仕事でAIを使っていますか? 「こんな使い方もあるよ」という方は、ぜひコメントで教えてください。
