妻の地元に移住した僕が、最初の1年で困ったこと
はじめに
東京から愛媛県新居浜市に移住して10年。今では地元の人と変わらない生活を送っていますが、最初の1年は本当に大変でした。
「移住したらどんな困りごとがあるの?」
「最初の1年、何が一番辛い?」
今日は、移住を検討している人に向けて、僕が最初の1年で実際に困ったことを正直に語ります。キラキラした移住話ではなく、リアルな苦労話です。
到着直後:不安と戸惑い
新居浜に着いた日の気持ち
新居浜に着いた日のこと、覚えています。新しい生活への期待と、「これから大丈夫かな」という不安が入り混じった、複雑な気持ちでした。
最初の1週間で「あ、これ困るな」って思ったのは、やはり買い物と生活環境でした。どこに何があるのか分からない。スーパーの場所も、銀行の場所も、何もかもが手探り状態でした。
持ってきて良かったもの、いらなかったもの
東京から持ってきたもので「いらなかった」ものは、特になかったです。逆に「持ってくればよかった」と思ったものもありませんでした。必要なものは、こちらで揃えられましたから。
ただ、車は東京から持ってきました。これは正解でした。新居浜では車がないと、本当に生活できません。
生活面での困りごと
買い物で戸惑った
買い物で困ったことは、最初どこに何があるか分からなかったことです。スーパーの場所、品揃え、営業時間。全部、奥さんに教えてもらいながら覚えていきました。
東京のように、24時間営業のコンビニやスーパーが少ないことにも驚きました。「夜遅くに買い物」という習慣は、新居浜では通用しませんでした。
車がないと本当に生活できない
車がないと本当に生活できませんでした。最初から車を持ってきて正解でした。
電車やバスはありますが、本数が少なすぎて日常生活には使えません。病院、スーパー、職場。どこに行くにも車が必須です。
ゴミ出しのルール
ゴミ出しのルール、東京と違って戸惑いました。ゴミ出しはカレンダーを市役所でもらってカレンダー通りにしてました。
分別の方法も、収集日も、東京とは違いました。最初は何度も確認しながら、慎重にゴミを出していました。
役所や銀行の手続き
病院、銀行、役所の手続きで困ったことは、特にありませんでした。手続きは困ることなくスムーズに出来ました。
奥さんが一緒に来てくれたので、分からないことはすぐに聞けたのが良かったです。
インターネット環境
インターネット環境は、山のほうは繋がらない事もあるけど普通の生活圏内なら問題なしです。
東京より遅いということもなく、日常生活で不便を感じることはありませんでした。
言葉の壁:新居浜弁との格闘
最初はほとんど理解できなかった
新居浜弁、最初どのくらい理解できたかというと、片付けることをまくるって言ったり、太鼓台を担ぐことをかくって言ったり、何個かわからない言葉がありました。
そして、普通に話していても口調がきつく感じました。関西弁のようにも聞こえましたが、実際は皆さんとても温かい人たちで、口調と中身は別だと気づきました。
「そこのゴミまくっとって」
方言で困ったエピソード、具体的にあります。
「そこのゴミまくっとってと頼まれたが最初意味が分からず聞き返した」
これ、最初は本当に困りました。「まくる」が「片付ける」という意味だと知らなかったので、何を言われているのか全く分かりませんでした。
他にも、「かく」(担ぐ)、「〜しとる」(〜している)など、独特の表現がたくさんありました。
職場での会話
職場の人との会話、最初は苦労しました。そこまで苦労はしなかったが施設の高齢者の方の方が強く新居浜弁を感じました。
利用者さんの言葉が聞き取れない。何を言っているのか分からない。最初の頃は、何度も聞き返していました。
「標準語だね」と言われて
「標準語だね」って言われました。今まで普通に話してた言葉だったのであまり気にしなかったです。
特に気にすることもなく、自分の話し方を変えようとも思いませんでした。今でも標準語で話していますが、少しずつ新居浜弁も混ざってきている気がします。
人間関係:ゼロからのスタート
ご近所さんへの挨拶
ご近所さんへの挨拶、どうしたか。緊張はしませんでした。奥さんを元から知っている人達なので、結婚したんだおめでとうと温かく迎えてくれました。
妻の地元だったことが、ここでは大きなアドバンテージになりました。完全な「よそ者」ではなく、「〇〇さん(妻)の旦那さん」として受け入れてもらえたのです。
最初の1年で友達はできたか
最初の1年で友達できたかというと、友達は職場の人と元からSNSで繋がってた人に実際に会えました。
でも、東京にいた頃の友達みたいな関係には、すぐにはなれませんでした。表面的には仲良くなれても、深い関係を築くには時間がかかりました。
地域の集まりには参加しなかった
地域の集まり(町内会とか)、最初から参加しませんでした。
無理に参加する必要もないと思っていたので、自分のペースで地域に溶け込んでいくことにしました。
「東京から来た人」として
「東京から来た人」として、好奇の目で見られたかというと、特にそんな感じはしませんでした。
妻の地元だったこと、そして職場や近所の人が温かく迎えてくれたことで、「よそ者」という感じは少なかったです。
義理の家族との関係
義理の家族(奥さんの家族)との関係、最初は気を使いました。もちろん。気はつかったけど直ぐに打ち解けたありがたい。
義理の父母は本当に優しくて、すぐに家族として受け入れてくれました。今でもお米や野菜をもらったり、とても良い関係です。
仕事での困りごと
東京とのやり方の違い
職場で「東京の介護とやり方が違う」って感じたことは、老健から特養だったので施設形態が違うので参考にはならないかな。それでも全体的にゆったり感じました。
東京の老健と新居浜の特養では、施設の種類も違うので一概には言えませんが、働くペースや雰囲気は確かに違いました。
職場の人間関係
職場の人間関係、よそ者として馴染むのに苦労したかというと、そこは特に問題なかったです。
みんな優しく接してくれましたし、「東京から来た」ということで特別扱いされることもありませんでした。
土地勘がなくて困ったこと
夜勤の時、土地勘がなくて困ったことはありませんでした。
施設の中での仕事なので、土地勘は特に必要ありませんでした。
季節・気候の違い
愛媛の気候に驚いた
愛媛の気候、東京と違って驚いたことは、夏は暑い方だけど東京に比べればジメジメ感すくないかも。冬でも雪は滅多に降らないです。
東京より過ごしやすいと感じました。特に冬は、雪がほとんど降らないので楽です。
夏の暑さ、冬の寒さ
夏の暑さ、冬の寒さ、東京と比べてどうかというと、夏はやはり暑い、冬は寒くなるけど雪はあまり降らないので気温的には高いのかな。
全体的に見れば、東京より温暖な気候だと思います。
娯楽・息抜きの少なさ
休日の過ごし方
休日、何してたかというと、義理のお父さんの畑の手伝いや奥さんとデート、車で高知や香川、徳島と四国を制覇しました。
東京みたいに遊ぶ場所がなくて退屈だったかというと、最初はそう感じました。でも、自然の中で過ごす時間や、四国を車で巡る楽しみを見つけました。
ストレス発散方法
ストレス溜まった時、どうやって発散してたかというと、車の中で1人カラオケ熱唱してたり、読書してました。
東京にいた頃のように、友達とカラオケやボーリングに行くことはできませんでした。だから、一人でできるストレス発散方法を見つけるしかありませんでした。
「東京に帰りたい」と思った瞬間
「東京に帰りたい」って思った瞬間、最初の1年でありました。
奥さんとケンカすると初めは友達に会えないので帰りたいと何度も思った。
これが一番辛かったです。東京にいた頃は、友達に会って愚痴を言ったり、気分転換したりできました。でも新居浜では、それができません。
孤独を感じる瞬間が、何度もありました。
どうやって乗り越えたか
最初の1年で一番辛かったこと
最初の1年で一番辛かったことは、知り合いがいない状況。何処にいっても皆さん初めましてな状態でした。
友達がいない。気軽に相談できる相手がいない。この孤独感が、一番辛かったです。
乗り越え方
どうやって乗り越えたかというと、徐々に知り合い増えて家に帰れば奥さん居てくれるので奥さんには感謝してます。
奥さんの存在が本当に大きかったです。辛い時、話を聞いてくれる。一緒にいてくれる。それだけで、だいぶ救われました。
そして、時間が解決してくれました。徐々に知り合いが増えて、職場の人とも打ち解けて、少しずつ新居浜での生活に馴染んでいきました。
「慣れてきたな」と思った瞬間
「ああ、慣れてきたな」って思ったのは、1ヶ月ぐらい経ってから利用者さんの顔と名前が一致した時でした。
職場で利用者さんの顔と名前が一致して、方言も少しずつ分かるようになって、生活のリズムが掴めてきた。そう感じた時、「ああ、慣れてきたな」と思いました。
1年経った時の気持ち
1年経った時、「移住して良かった」って思えていました。それはもちろん思えたよ。
最初は辛いこともたくさんありました。でも、1年経った時には、新しい生活に慣れて、新しい人間関係もできて、「ここで暮らしていける」と思えるようになっていました。
移住1年目を乗り越えるために
僕の経験から、移住1年目を乗り越えるためのアドバイスをまとめます。
1. 孤独を受け入れる覚悟を持つ
最初は孤独です。友達がいない。知り合いがいない。これは避けられません。
でも、それを受け入れる覚悟があれば、乗り越えられます。時間が解決してくれます。
2. パートナーの存在が重要
妻の地元への移住だったからこそ、乗り越えられました。
もし一人で知らない土地に移住していたら、もっと大変だったと思います。支えてくれる人がいることは、本当に大切です。
3. 方言は「慣れ」
方言は最初は戸惑いますが、徐々に慣れます。1ヶ月もすれば、だいたい理解できるようになります。
分からなかったら、遠慮せず聞き返してください。みんな優しく教えてくれます。
4. 車は絶対に必要
地方移住で車は絶対に必要です。これがないと、生活できません。
移住前に車を用意しておくことを強くおすすめします。
5. 最初の1年は「慣れる期間」
最初の1年は、とにかく「慣れる期間」だと割り切ってください。
無理に友達を作ろうとしなくてもいい。無理に地域に溶け込もうとしなくてもいい。まずは生活のリズムを掴むこと。それだけで十分です。
6. ストレス発散方法を見つける
友達と遊べない分、一人でできるストレス発散方法を見つけてください。
僕の場合は、車の中で一人カラオケ、読書、四国ドライブでした。あなたに合った方法を見つけてください。
まとめ
東京から新居浜への移住、最初の1年で困ったこと:
生活面:
どこに何があるか分からない
車がないと生活できない
ゴミ出しルールが違う
言葉:
新居浜弁が理解できない
「そこのゴミまくっとって」が分からない
利用者さんの言葉が聞き取れない
人間関係:
友達がいない孤独
知り合いがいない不安
奥さんとケンカした時の逃げ場がない
娯楽:
遊ぶ場所が少ない
一人でストレス発散するしかない
でも、乗り越えられました。
徐々に知り合いが増えて、方言も分かるようになって、生活のリズムも掴めました。そして1年経った時、「移住して良かった」と思えるようになりました。
最初の1年は辛いです。孤独です。でも、それを乗り越えれば、新しい人生が待っています。
あなたも移住を考えているなら、最初の1年の困難を覚悟してください。でも、それは必ず乗り越えられます。
僕が乗り越えられたように、あなたも乗り越えられます。
【追記】
この記事を読んで、「自分はこんな困りごとがあった」「こういう時どうすればいい?」など、疑問や共感があれば、コメント欄で教えてください。移住経験者として、できる限りお答えします。
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