【地方移住の現実】新居浜に移住して後悔した5つのこと 東京からのバツイチ移住者が語る10年の本音
はじめに
東京から愛媛県新居浜市に移住して10年。
前回の記事では「移住に向く人・向かない人」について書きましたが、今日は正直に、後悔していることを包み隠さず語ります。
SNSでは「地方移住=幸せ」とよく見ますが、現実はそんなに簡単ではありません。
移住のキラキラした部分だけを語るつもりはありません。後悔していることも、辛いこともあります。
でも、それを全部ひっくるめて、僕は「移住して良かった」と思っています。
今日は、誰も語らない移住のネガティブな面を、10年の経験から本音で語ります。
後悔その1:家族や友達に会えないこと
一番の後悔は「距離」がもたらす孤独
移住して一番後悔しているのは、家族や友達に会えないことです。
東京にいた頃は「今日、飲みに行こうぜ」と気軽に誘えたし、カラオケもボーリングもすぐ行けました。
でも新居浜に来てからは、それができません。それが、想像していた以上に寂しい。
東京の友達とは疎遠になりました。LINEやZoomで繋がっている人もいますが、やっぱり直接会うのとは違います。
新居浜では友達ができたかというと、ほぼ職場の人だけ。仲間は多いけど、学生時代の友達のような関係にはなれません。
「移住しなければ、この友達関係は続いていたな」と思うことはあります。
特に、しんどい時に友達とカラオケ行ったりボーリング行ったりできないのがつらい。
家族との時間はあるけど、ダブルワークをしていて奥さんもパート。みんなの休みがなかなか合いません。
後悔その2:子どもたちに会えないこと
もう5年も会えていない現実
東京にいる子どもたち、もう5年くらい会っていません。
長男は大学1年生で19歳、長女は高校1年生で16歳になりました。
子どもたちの人生の節目を、僕はもう5年も直接見届けられていません。
想像以上に難しい「距離の問題」
「たまに帰ればいい」と思っていましたが、実際は「たまに」すら難しい。
仕事もあるし、お金もかかるし、気軽に帰れるものではありませんでした。
年に一度の帰省だけでも、飛行機や新幹線の往復で約6万円。
そのたびに、この距離の重さとお金の現実を痛感します。
最初の3年は本当に寂しかった。
でも今は、ある程度「会えない現実」と折り合いをつけて、前に進めるようになりました。
後悔その3:収入が減ったこと
月3万円がもたらす重い現実
収入が減ったこと、少し後悔しています。
月3万円の差は年間で36万円。10年で360万円。
この差は、やはり大きいです。
東京にいたら、もう少しキャリアアップのチャンスがあったかもしれません。
独身ならリスクを取ってチャレンジしていたこともあったでしょう。
でも、新居浜の介護現場では昇進・研修の機会が限られています。
「もっと稼げていたら」と思う瞬間は、子どもたちに何かしてあげたい時です。
帰省費用だけでも往復6万円。
「もっと稼げていたら」と思うたび、東京の働き方を思い出します。
後悔その4:娯楽が少ないこと
東京の味を忘れない
娯楽が少ないこと。これも、移住者が最初に感じるギャップです。
東京にいた頃は、映画・ライブ・イベント・カフェ、何でもありました。
今は「東京だったらこれできたのに」と思う瞬間があります。
例えば、バーミヤン・すた丼・中華タンメン中本・八王子ラーメンなど。
東京近郊でよく行っていたお店は、新居浜にはありません。
飲食店の選択肢が少ないストレス
外食すると、どうしても息子が喜ぶ「お子様セットのある店」が中心に。
丸源ラーメン、ビッグボーイ、丸亀うどん、スシロー…もちろん悪くないですが、
たまには大人が行きたい店にも行きたいなと思います。
東京は“刺激”がある、新居浜は“静けさ”がある。
どちらが幸せかは、その人の「今の心の余裕」で変わるのだと思います。
後悔その5:その他の不便さ(特に災害リスク)
南海トラフが不安で仕方がない
災害(台風・地震など)の不安は、東京時代と比べて大きいです。
何と言っても、南海トラフ地震がいつ起きるのか分からない。
海の近くに住む不安は、常に心のどこかにあります。
医療・物流は問題なし
医療面では困っていません。県立病院や地域のクリニックも充実。
ネットショッピングの配送もスムーズで、東京との差を感じません。
「移住しなきゃよかった」と本気で思った瞬間
やはり、しんどい時に友達と息抜きできないこと。
家族との時間はあっても、みんな忙しくて予定が合わない。
仕事で疲れて、誰とも話せない夜。
そんな時、「東京にいたら、こんな孤独な夜はなかった」と思いました。
それが、「移住しなきゃよかった」と本気で感じた瞬間です。
でも、後悔していない理由
幸せが後悔を凌駕する
それでも「移住して良かった」と思える理由は、
今の環境に「家」と「家族」と「仕事」があるから。この一言に尽きます。
東京ではいろんなものがありました。
でも、「家族との時間」や「ゆったりした生活」はなかなか持てませんでした。
今は自然が近く、地域の人との繋がりもある。
収入は減ったけど、心は豊かになりました。
これから移住を考える人へ
受け入れられるか、自問してみて
移住を考えるなら、こう自問してみてください。
「後悔すること」を全部受け入れられますか?
友達と気軽に会えなくなる
大切な人との距離が遠くなる
収入が減る
キャリアの選択肢が狭くなる
娯楽が少なくなる
災害リスクが高まる
これらをすべて受け入れたうえで、それでも「移住したい」と思えるなら、
移住してください。
逆に、これらが受け入れられないなら、移住はやめたほうがいいです。
後悔だけが残ります。
それでも、移住はあなたの人生を豊かにする“最後のチャンス”かもしれません。
まとめ
新居浜に移住して10年、僕が後悔していること:
家族や友達に会えないこと — 距離の問題は想像以上に大きい
子どもたちに会えないこと — 5年会えていない現実と寂しさ
収入が減ったこと — 月3万円、年36万円の重み
娯楽が少ないこと — 東京の味が恋しい
災害リスク — 南海トラフの不安は常にある
でも、これら全部ひっくるめて、僕は移住を後悔していません。
なぜなら、今の環境、家があって、家族がいて、仕事があって、恵まれているから。
後悔と幸せ、天秤にかけたら幸せのほうが重い。
だから、もし10年前に戻っても、僕は自信を持って移住します。
地方移住は、決してキラキラしたものではありません。
後悔することも、辛いこともあります。
でも、それを受け入れられるなら、新しい人生が待っています。
【追記】
この記事を読んで、「こんな後悔もある?」「自分も同じ経験をした」など、
疑問や共感があれば、コメント欄で教えてください。
移住の先輩として、できる限りお答えします。
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