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『未開封せんべいと、あの人の記憶』〜時を超えたシケ感〜

勝手に密かに推しているみひろさんの『せんべいGPT』を拝借して、

いにしえの恋がチラチラと
よみがえってきた、
そんな最近起きたことを書いています。

では、どうぞ🎬



それは、突然だった。
SNSの海を漂っていた私の視界に
“彼”が浮かび上がったのだ。

友人のインスタに、
何気なく映っていた一枚の写真。

ピントが甘い。でも、その横顔は…
あの頃と全く変わらない。

いや、正確には、
あの頃より少し“良い焦げ目🍘”がついていた。

そう、ちょうどいい感じの、長期熟成しょうゆせんべい🍘のみたいに。


私は、しけった記憶の棚から、
一枚の煎餅を取り出してしまった。

アイツは、友達だった。

…以上か未満かで言うと、

限りなく「以上寄り未満」。

仲良すぎて、
楽し過ぎて、

告白なんて、パリッと言えるほどの勇気もなくて、

いつも袋の端っこで「賞味期限ギリギリの片想い」を貯蔵してた。

…ダイニングでふと、スマホから目を上げると、

家族が夕飯を食べてながら、
テレビのことを何やら話している。

日々の生活は、
しっかりパリッと焼かれていて、

毎朝ちゃんとした味がする。

でも…
この気持ちは、なんだ?

ただのノスタルジー?
それとも…甘じょっぱい記憶の再加熱?

LINEを開く。友人のアイコンが、こちらを見ている(ような気がする)。

「ねぇ、その写真に映ってたのって、〇〇くんかな?」

と、聞けば済む話だ。

聞けばいい。でも聞けない。

なぜなら、私は今…

“既に別の袋に封入されているせんべい”
だからだ。

一度開けたら、湿気る。

一度聞いたら、もう戻れない。

そう知ってるから、
指はスクロールしたまま、止まらない。

【BGM:しけった恋心とピアノの調べ】

時を超えて思い出す“あの味”は、
今となっては、ただの幻かもしれない。

でもたまには、
過去のせんべい棚を覗いても…
いいのではないでしょうか?

食べなくてもいい。
開けなくてもいい。

ただ、そこに「確かに在庫があった」
…と確認するだけ。

そして私は今日も、
「賞味期限切れの永遠の片想い」

にそっと乾燥剤を足して、
心の奥にしまい直す。

そう、
パリッと封印して。
シケさせたくないから、
開けたくない。

🍘(完)

うっ…読んでて
泣けてきた。

はぁーせんべい食べたい。

パリッパリの。

みひろさん、
ありがとうございます🍘

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