【第121回医師国家試験】2027年2月6日・7日に実施決定|厚労省が施行告示、日程・試験地・出願期間・合格発表を総まとめ【リーフェ医学情報】
【要約】 厚生労働省は2026年7月1日付の官報(号外第146号)で、第121回医師国家試験の施行を告示しました。
試験期日は令和9年(2027年)2月6日(土)・7日(日)の2日間。
試験地は全国12都道府県、受験手数料は15,300円です。
出願書類の受付は同年11月2日(月)〜11月30日(月)(郵送は同日消印まで有効)、合格発表は令和9年3月16日(火)午後2時に厚労省サイトで行われます。
いよいよ「第121回」がスタートラインに立ちました。
医学部6年生にとっては、これから約7か月の学習設計を左右する最重要の一次情報です。
本記事では、本日告示された施行内容を、受験生が「今すぐ何を確認し、いつまでに何を準備すべきか」という視点で、余計な情報をそぎ落として整理します。
この記事のポイント
第121回医師国家試験は 2027年2月6日(土)・7日(日) の2日間で実施(試験地は全国12都道府県、手数料15,300円)。
出願書類の受付は 2026年11月2日(月)〜11月30日(月)、郵送は同日消印まで有効。ここを逃すと1年待ちになるため最優先で押さえる。
合格発表は 2027年3月16日(火)午後2時(厚労省サイトで受験地・受験番号を掲載)。出題基準は令和6年版ブループリントを継承する見込み。
著者:原田
所属:株式会社リーフェホールディングス 経営企画室 部長
資格・経歴:
法学部卒|政治学研究科 修士・博士|政治学者、政治学教員、学生指導歴20年以上
医学生に特化した個別指導塾「医学生道場」のファウンダー
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はじめに
第121回医師国家試験は、令和9年(2027年)2月6日(土曜日)・7日(日曜日)に実施されます。
合格発表は同年3月16日(火曜日)午後2時、厚生労働省ホームページで行われます。
医師国家試験の「施行について」は、医師法第10条第1項の規定にもとづき、毎年7月1日に厚生労働大臣名で告示されるのが通例です。
第121回もこの慣例どおり、2026年7月1日付の官報(号外第146号)で正式に告示されました。
つまり本記事をお読みの受験生の皆さんは、いま「本番までの残り約7か月」という、学習計画上きわめて重要なタイミングに立っています。
なぜ7月1日の告示がそれほど重要なのでしょうか。
理由は2つあります。
第一に、試験日が正式に確定することで、模試のスケジュール、直前期の逆算、そして生活リズムの設計がすべて「その日」を起点に組み直せるからです。
第二に、出願というリアルな締切が動き出すからです。
医師国家試験は、どれだけ実力があっても出願を1日でも過ぎれば受験そのものができません。
「実力の問題」ではなく「手続きの問題」で1年を失う受験生が、毎年わずかながら存在します。
この記事では、告示された内容のうち、受験生が実務的に押さえるべき「日程」「試験地」「受験資格」「出願」「手数料」「合格発表」、そして見落としがちな各種期限を、それぞれ一次情報にもとづいて解説します。
読み終えるころには、「7月にやるべきこと」と「秋以降のスケジュール」が頭の中で1本の線としてつながっているはずです。
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本論
1. 試験期日 ―― 2027年2月6日(土)・7日(日)
第121回の試験期日は 令和9年2月6日(土曜日)および7日(日曜日) の2日間です。
医師国家試験は例年「2月第1土曜・日曜」に実施される慣例があり、2027年2月はその第1土日がちょうど6日・7日にあたります。
2日間で合計400問を解く長丁場です。
1日あたり午前・午後にわたって複数ブロックが組まれ、集合時刻は例年8時45分前後が目安となります。
詳細な時間割は受験票同封の「受験者留意事項」で最終確認してください。
ここで受験生に強調しておきたいのは、「2日間、朝から夕方まで高い集中力を維持する体力」もまた実力のうちだということです。
知識のインプットに追われるとつい忘れがちですが、直前期には本番と同じ時間帯・同じ長さで問題を解く「実戦時間割訓練」を必ず1〜2回は組み込んでおきましょう。
2. 試験地 ―― 全国12都道府県
試験地は例年同様、以下の12都道府県が指定される見込みです。
北海道・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・熊本県・沖縄県
注意点として、告示で示されるのは「試験地(都道府県)」であって「試験会場(建物)」ではありません。
具体的な会場は、例年12月末ごろに届く受験票で初めて確定案内されます。
したがって現時点では「どの都道府県で受けるか」の見当をつけつつ、宿泊が必要になりそうな人は、会場確定前でも早めに宿の候補だけリストアップしておくと安心です。
試験直前期に人気エリアのホテルが埋まる、というのは毎年繰り返される"あるある"です。
3. 受験資格
受験資格は医師法にもとづき、主に次の区分が定められています。
学校教育法にもとづく大学で医学の正規課程を修めて卒業した者(所定の共用試験合格を要件とする現行ルールを含む。卒業見込みの者を含む)
医師国家試験予備試験に合格し、合格後1年以上の診療および公衆衛生に関する実地修練を経た者(実地修練を終える見込みの者を含む)
外国の医学校卒業者・外国で医師免許を得た者で、厚生労働大臣が同等以上と認定した者
その他、政令の規定により医師免許を受けたものとみなされ、厚生労働大臣が認定した者
近年は共用試験(CBT・OSCE)の公的化にともなう受験資格要件の整備が進んでいます。
特に既卒者・予備試験経由の受験者は、卒業証明書・実地修練修了を証する書面などの「証明書類の提出期限」が別途定められているため、告示原本の該当箇所を必ず確認してください。
4. 出願 ―― 秋の最重要タスク
医師国家試験は「試験本番」よりも先に「出願」という関門があります。
今回の告示で示されたスケジュールは次のとおりです。
受験に関する書類の提出期間:令和8年11月2日(月曜日)〜11月30日(月曜日)
郵送の場合:令和8年11月30日(月曜日)の消印まで有効(書留郵便)
注意したいのは、今回は郵送の消印締切が「11月30日(月)」までである点です。
前年(第120回)は11月28日でしたが、締切日は年によって変わります。「去年はこうだった」という記憶で動くのではなく、必ず今年の日付で確認してください。
提出書類は、受験願書・証明写真・返信用封筒に加え、卒業見込証明書などの受験資格を証する書類が必要です。
写真は「出願前6か月以内に撮影した縦6cm×横4cm」など細かな規定があり、不備があると受理されません。
ここが本記事で最も強調したい点です。
出願は「早すぎて損はしないが、遅れれば致命的」なタスクです。
大学経由で書類を取りまとめる場合も、各大学が独自に学内締切を前倒しで設定しているのが通常です。
「厚労省の締切」ではなく「自分の大学の締切」を基準に、10月中には準備を完了させる意識で動きましょう。
5. 受験手数料
受験手数料は 15,300円 です。
手数料額に相当する収入印紙を受験願書に貼付して納付します(収入印紙は消印しないこと)。
書類受理後は、原則として書類の返還・受験地の変更・手数料の返還は認められません。
6. 合格発表 ―― 2027年3月16日(火)午後2時
合格発表は、令和9年3月16日(火曜日)午後2時に、厚生労働省ホームページの「資格・試験情報」ページで、受験地および受験番号を掲載する形で行われます。
発表は受験番号のみで、氏名は掲載されません。
また、発表直後はアクセスが集中してサイトが極端に表示されにくくなるのが毎年の恒例です。
Wi-Fi環境が安定した場所で確認する、PDFのダウンロードは時間に余裕をもって行う、といった実務的な備えをおすすめします。
7. 見落としがちな「その他の重要期日」
告示には、日程以外にも受験生が押さえるべき期限が定められています。
受験上の配慮の申出:令和8年10月1日(木曜日)まで ―― 視覚・聴覚・音声機能・言語機能に障害があり受験を希望する方は、この期日までに医師国家試験運営本部事務所へ申し出る必要があります。
卒業(見込)証明書・実地修練修了を証する書面の提出期限:令和9年3月9日(火曜日)午後2時 ―― 卒業見込証明書で出願した方が、この期日までに卒業証明書を提出しないと、受験は原則として無効になります。
既卒・予備試験経由の方は特に要注意です。
結論 & むすびに代えて
第121回医師国家試験の要点を、あらためて整理します。
試験期日:2027年2月6日(土)・7日(日)
試験地:全国12都道府県(会場は受験票で確定)
出願受付:2026年11月2日(月)〜11月30日(月)(郵送は同日消印まで有効)
受験手数料:15,300円
合格発表:2027年3月16日(火)午後2時(厚労省サイト)
出題基準:令和6年版ブループリントを継承する見込み
告示が出た「今」やるべきことは、実はシンプルです。
第一に、2月6日を起点に、本番から逆算した学習カレンダーを引き直すこと。
第二に、11月の出願を「絶対に落とさないタスク」としてカレンダーに固定すること。
この2つだけでも、今日のうちに手を動かしておく価値があります。
私たちが医学教育の現場で一貫してお伝えしているのは、「医学は暗記するのではなく、理解する」という姿勢です。
国家試験は、基礎医学からCBT、臨床実習までの学びが一本の線でつながっているかを問う"集大成"にほかなりません。
残りの約7か月は、断片的な暗記を積み増す期間ではなく、これまで学んできた知識を臨床の文脈で"つなぎ直す"期間です。
日程が確定した今日を、その再スタートの日にしていただければと思います。
受験生の皆さんが、万全の準備で2月6日を迎えられることを、心から応援しています。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 第121回医師国家試験はいつですか?
A. 令和9年(2027年)2月6日(土曜日)・7日(日曜日)の2日間です。
医師国家試験は例年「2月第1土日」に実施され、2027年はその第1土日が6日・7日にあたります。
集合時刻や詳細な時間割は、受験票に同封される「受験者留意事項」でご確認ください。
Q2. 出願はいつまでにすればよいですか?
A. 今回の告示では、受験書類の提出期間は令和8年11月2日(月)〜11月30日(月)で、郵送の場合は11月30日(月)の消印まで有効です。
ただし大学経由で出願する場合は、各大学が独自に前倒しの学内締切を設けているのが通常です。
「厚労省の締切」ではなく「自分の大学の締切」を基準に、遅くとも10月中には書類準備を完了させることを強くおすすめします。
Q3. 合格発表はいつ、どこで確認できますか?
A. 令和9年(2027年)3月16日(火曜日)の午後2時に、厚生労働省ホームページの「資格・試験情報」ページで、受験地と受験番号が掲載される形で発表されます。
氏名は掲載されず受験番号のみです。発表直後はアクセスが集中しやすいため、通信環境の安定した場所での確認をおすすめします。
参考文献・出典
厚生労働省「第120回医師国家試験の施行について」(令和7年7月1日告示/前年比較の参考)
医師法(昭和23年法律第201号)第10条第1項
※官報発行サイトに掲載される電子データが官報の正本です。日程・手数料・試験地について本記事と告示原本に相違がある場合は、告示原本を優先してください。
関連リンク
本記事は2026年7月1日付の官報(号外第146号)掲載の施行告示にもとづいて作成しています。
最新情報は必ず厚生労働省の公式ページ・官報原本をご確認ください。
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