│20代│文系IT会社員│ 文学 │ はじめてのショートショート │言語化│ 第二弾│
みなさん、こんにちは‼︎
まるまるです💯
本日の記事は
再びショートショートを書こうと思います‼︎
(以前の記事でもショートショートを書いているので、そちらもぜひご覧ください)
ところで
みなさんはショートショートをご存じでしょうか?
ショートショートとは、
ユーモアやサスペンスを効かせた“短い小説”のことです。
まるまるが
ショートショートを初めて知ったのは、中学生の頃。国語の授業でした。
当時の国語の先生は少し変わっていて、教科書を一切使わず、先生自身が「これは面白い!」と選び抜いた作品を題材に授業をしていたんです。
(今思えば、すごいことしてたなぁ…)
その授業でよく取り上げられていたのが、
星新一さんのショートショート✨
読んでいると、最後にハッとさせられるような結末が待っていて、それがたまらなくいいんですよね〜。
興味のある方は、ぜひ一度読んでみてください‼︎
さて、話を戻すと
今日はそんな
ショートショート第2弾を作ってみました‼︎
Noteを始めてから約2週間。
やっぱり色んな方に読んでもらえると嬉しいですし、スキをいただけるとさらに嬉しいものです。
今回は、そんな「いいね」や「承認欲求」を題材にしたショートショートになっています。
鶴の一声
私はSNSに夢中だった。
最初は誰も見てくれない投稿ばかりだった。
けれど、どうすれば「いいね」をもらえるかを必死に考えた。写真は光の当たり方を研究し、文章は何度も推敲して短くキャッチーにした。
流行のハッシュタグを調べ、
夜中までコメント返しを欠かさなかった。小さな努力の積み重ねが、少しずつ数字を伸ばしていった。
通知が鳴るたびに胸が高鳴った。
最初は一桁だった「いいね」が二桁になり、やがて三桁を超えた。
フォロワーも増え、投稿を待ってくれる人まで現れた。私は承認欲求を満たされ、画面の数字が自分の価値を証明しているように思えた。
やがて私は、誰もが羨む有名人になった。
街を歩けば「投稿見てますよ」と声をかけられ、雑誌やテレビにも取り上げられるようになった。
広告案件は次々と舞い込み、SNSの数字は私の誇りであり、生活の糧にもなった。努力は報われたのだと信じていた。
そんなある日、政府から発表があった。
「いいね税を導入します。SNSで『いいね』をもらうたびに課税します」
ニュースを見た瞬間、私は凍りついた。
昨日の投稿には数万の「いいね」がついている。
つまり、それだけの税金が請求されるということだ。
人々は騒然となった。
人気者ほど高額納税者になる。
これまで努力して築き上げた数字が、一瞬にして重荷に変わった。誰もが慌てて投稿を削除し、フォロワーを減らそうと必死になった。
私はスマホを握りしめ、通知の数を見つめた。
かつては誇らしかった数字が、今ではただの請求書に見える。通知音が鳴るたびに、胸が高鳴るどころか冷たい汗が流れた。
努力が報われるはずの瞬間が、罰の宣告に変わってしまったのだ。
そのとき、画面に新しい通知が届いた。
「あなたの努力は、すべて課税対象です」
私は苦笑し、スマホをポケットにしまった。
さいごに
まずは、ここまで
読んでくださりありがとうございます‼︎
今回のショートショートは
「承認欲求」や「いいね」という、誰もが一度は意識したことのあるテーマを扱いました。
数字が増えると嬉しい、評価されると誇らしい
そんな気持ちは自然なことです。けれど、もしその価値が一瞬で逆転してしまったら?
物語の中では「いいね税」という形で描きましたが
現実でも私たちの価値観は社会の仕組みやルールによって簡単に揺さぶられることがありますね。
だからこそ、
数字や評価だけに振り回されず
自分自身の楽しみや表現の喜びを大切にしたいものです‼︎
以上‼︎💯
