│20代│文系IT会社員│ 文学 │ はじめてのショートショート │言語化│ 初挑戦 │
今日は仕事をしていて
ふと、思ったことを
ショートショート風に書いてみます📝
(こういう事がしたいんだ!!)
まるまるこう見えて
わりと大きなIT系のグループ会社で働いていて
新卒から数えてもう5年になります。
(今度、IT系グループ会社のリアルを記事に書こうと思います!!)
入社の理由は単純で
休みが多くて、福利厚生が充実していて、ホワイトそうだったから(笑)
(もちろん面接では「御社の理念に共感しました」と言ったけれど心の中では「休みが多いって最高じゃん」と思っていたのは事実ですね)
ただ、案件がない時期はとにかく暇なんです‼︎
「こんなに、給料もらっていいのかな?」と思うことも
(貰えるものは、貰っとけと思いますが!)
でもその「余白」があるからこそ
Noteを書いたり、推し活を推したり、
冷凍庫に詰め込まれたサバ23匹と格闘したりできるんです(笑)
なんのこと?と思った方は過去の記事をご覧ください‼︎
そんな日々の中でふと思うのですよね。
――働かない世界って、案外悪くないのかもしれない。と。
余白の行方
ある日を境に、人間の手は街から消えた。
建設現場では
無表情の人型機械が黙々と鉄骨を組み上げ、
物流センターでは
羽音を響かせる無数の機械が空を覆い、
街路では
自律型の機械群が、ほこりひとつ残さぬほどに舗道を磨き続けていた。
それは効率的で、美しく、完璧だった。
だが同時に、どこか異様な静けさを伴っていた。
人間の声も、笑いも、ため息すらも、そこにはなかった。
完璧に磨かれた舗道の片隅に、
風で揺れ落ちた落ち葉だけが残っていた。
その小さな欠けだけが、世界が未だ「未完成」であることを告げていた。
会社に行くとオフィスは無人だった。
机の上にはパソコンが並び、AIが淡々と処理を続けている。
壁のスクリーンには「人間の労働は不要になりました」と表示されていた。
人々は余白を与えられた。
Noteを書き、推しを語り、遠くへ旅に出る。
誰かは庭で小さな花を育て、
誰かは昼下がりにコーヒーを淹れ、
誰かはただ、何もせずに空を眺めていた。
それぞれが「余白」を楽しみ
世界は一瞬、人間らしい彩りを取り戻したかに見えた。
けれど、その余白の隙間に
少しずつ機械の影が差し込んでいった。
AIが紡ぐ文章は、人間のものよりも面白いと評され、
仮想の偶像は、現実のアイドルよりも熱狂を集めた。
私は冷凍庫に詰め込まれたサバ23匹を見つめる。
「これを食べ尽くすのも、まだ人間に残された余白だ」と思った。
だが次の瞬間、新型ロボットが私の横に立ち、
よだれを垂らしながら顔を見つめてきた。
そして人間は、余白を消費するのではなく、
余白そのものになった。
働かない世界とは、
人間が不要になる世界の別名かもしれない。
完璧に磨かれた舗道に舞い落ちる
一枚の落ち葉のように
人間はただ、消えきれない欠片として
世界の片隅に揺れていた。
さいごに
ここまで読んでくださった
みなさま!!ありがとうございます😌
今回は本当の自己満投稿です(笑)
もっともっと文章を書きたいし、書けるようになりたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
