書道教室に通っていたのに・・・ ~書道と習字の違い~
書道を習っていたのに大人になって普段の字が微妙な人が多い理由とは…
「昔、書道教室に通っていたのに
大人になって普段の字があまりうまくない…。」
自分に対して、また人に対して、そう感じることはありませんか。
特に硬筆(ボールペンやえんぴつで書く文字)
特に楷書(くずさない、つなげない文字)
特にひらがな
つまり、日常で一番使う文字です。
書道教室に通っていたのに、
この、ふだん一番よく使う文字が何とも言えない人が多い現象はなぜ起こるのでしょう。
書道教室に通っていたのに…
もっと言うと
書道教室の先生でも
硬筆で書く楷書体の文字、そして楷書に調和するひらがな、が「・・・」の人が多いように思います。
なぜなのか…
それは
「書道」と「習字」は違うからです。

一番分かりやすいのが、
科目で言うと
書道は美術(芸術)、
習字は書写(国語)ということです。
芸術は100人中1人でもすごいと思えば正解ですが、
国語(書写)は100人中99人が「うまい」という字が正解です。
字にもルール(原理原則)があり、正しいか正しくないか、があります。
「正しい」を求めるのが習字です。
習字は教科書のお手本の字に近い字を書く、ということです。
書道教室では
先生によって正解(お手本)が違い、書道は「表現」「芸術」の一つのため、下手でもすべてが正解ということになります。
書道でも習字でも基礎はあり、
心を落ち着かせ集中する、という動作は同じであり、
どちらでも非認知能力の向上になる習い事です。
「書く」は一生
書道でも習字でも
その芸術性、また、その美しさにより人の心を動かせること、
「手書き」である意味、
をこれからも見つめていきたいと思います。



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