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多言語観察|3時半が、「3時と30分」じゃない言語たち / Multilingual Observation|How Languages Tell Time: Beyond “Three and Thirty”

ヒンディー語を学び始めた頃、時間の言い方に驚いた。例えば「3時半」は、साढ़े तीन बजे (sāṛhe tīn baje) = 半+3+時。直訳すると「3.5時」。半を0.5としてカウントする。この、「時間を言う際に小数点込みで言う」という発想が、私にはとても新鮮で、驚いたものだった。

その後、インドネシア語を学び始めた時、また違う時間の言い方に出会った。
「3時半」は jam setengah empat(4時の半分前)。
・・・んん?まだ3時台だけど、もう気持ちは「4時」の方にあるってこと?気ぃ、早いな!と、これまた驚いた。
インドネシア語の後に学び始めたトルコ語も、インドネシア語と同じ考え方だった。ちなみに、現在絶賛「後回し」中のドイツ語も、”次の時刻から逆算する”形式だった。

誰にとっても身近な「時間」も、言語が変わると、その捉え方や発想は大きく変わる。

自分にとって当たり前だった「3時半=3時と30分」という感覚も、違う言語を通して見ると、全然アタリマエじゃない。

時計の針ひとつからでも、世界の見え方が揺さぶられる。だから、言語を観察するのっておもしろい。

※後日「時間の言葉」の中で、「時間の数え方」を観察してみました。そちらも合わせてご覧いただけると幸いです。


※ 多言語観察 目次↓

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