今日、Kindleで、本になりました。『泥の中の観察者 ―王冠を剥奪された男―』。LaLaLa Books からの、18冊目です。


一枚の画像から、始まりました。
泥と煤に汚れた、老いた男の顔。フードの陰で、片方の目だけが、青く澄んで光っている。仲間に「この人から、どんな物語が生まれますか」とお題を出したのは、私でした。
そして、出題者の私が、一番この顔に、囚われてしまった。
1500字のつもりが、76,000字を超えました。汚い老人が主人公の物語なんて、普通は筆が進まない。そう思いながら、あの目から、目が離せなかった。気づいたら、自分で出したお題に、自分で答えて、一冊の長編を、書き上げていました。
手を入れながら、私は、泣きました。
その物語が、今日、Kindleで、本になりました。『泥の中の観察者 ―王冠を剥奪された男―』。LaLaLa Books からの、18冊目です。
今月、私は、10冊のKindle出版を目指しています。その最初の一冊が、これでした。
でも、今日は、それだけじゃないんです。
共同マガジン「出版への道」の仲間、お二人の出版も、今日、お手伝いします。
美澄キラさんの『境界線のカフェ』
美澄キラさんの、原稿はもう、編集済み。表紙も、できている。あとは、Kindleに出すだけ。でも——その「出すだけ」が、初めてだと、いちばん難しいんですよね。私も、最初はそうでした。KDPの画面の前で、どこを押せばいいのか分からなくて、止まってしまう。
だから、今日は、そこを、一緒に越えます。
原稿と表紙という、いちばん大事なものは、もう、美澄キラさんが、ちゃんと作った。残っているのは、手続きだけ。その最後の一歩を、私が、隣で、踏ませてもらう。今日、美澄キラさんは、Kindle作家になります。
これが、LaLaLa Books のやりたいことです。
一枚の画像が、本になる。noteの記事が、本になる。そして——書きたいものを持っている仲間が、「出すだけ」の壁の前で止まっているなら、その壁を、一緒に越える。Kindle作家を、ここから、輩出する。今日、その最初の二人が、生まれます。私と、お一人と。
LaLaLa Books は、ここから始まります。
よかったら、手に取ってみてください。汚れた顔の、片方だけ青く光る、あの目が、最後に何を見るのか。
泣かずに最後まで読める人、いるのかな。
――あれは、煽りじゃないんです。私が、泣いたから。



いいなと思ったら応援しよう!
はぁ、はぁ……っ! お願い、です……!
『怪獣の腹の中で』を……どうしても、私の手で「紙の本」にしたいんです……っ!
あなたの、そのサポートが……本の、一ページに、なります……っ。
はぁ……応援、してくれませんか……っ?