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7月もオプション取引に挑戦してみる。【複数銘柄への分散】

前回の記事の続きです。

7月の満期日の結果を踏まえて、8月満期日のオプション取引に取り組みました。今回は、PFE(ファイザー)のカバードコール戦略を継続しつつ、セクター分散を意識して、新たに別銘柄でターゲットバイイング戦略を仕掛ける構成です。

個別株オプションを使った月次戦略の一環として、今月の実績と来月に向けた戦略構築の記録です。


コール売りの記録(PFE)


作業記録も兼ねてまとめます。
今月も1ヶ月後に向けてカバードコールのポジションを構築します。

前回の記事で書いたように欲張らずに8/22満期日目標で25ドルを権利行使価格とします。
前の記事とコールの価格を見比べてみましたが、0.25から0.39に上がっております。イン・ザ・マネーになる確率が高いからですね。

手数料を確認します。

発注が完了しました。そのまま市場オープンで約定です。
0.39で指値していましたが、板がスカスカなので、0.41でコールが約定しました。

手数料の内訳も確認します。

41ドルから手数料2.25ドルを引いた38.75ドルがオプション口座に反映されていることを確認しました。
保有銘柄の所でカバードポジションが構築されていることわかります。

累積利回りは後ほど計算します。

プット売りを仕掛ける銘柄候補比較

ここから新しいことに取り組みます。
今回、私がプット売り対象として目をつけたのは、HAL(ハリバートン)です。エネルギーセクターの銘柄で、石油の掘削や設備管理をしている会社になります。HALに対して、ターゲットバイイング戦略を仕掛けてみます。

選定理由は以下の通りです:

  • セクター分散:PFEのセクター(ヘルスケア)と異なるエネルギーセクターでポートフォリオのリスク分散を図る。最終的には、景気サイクル4局面分(不況・回復・好況・後退)をコンプリートすることを考えたい。

  • 価格水準:1株20ドル台前半で100株単位の取引が可能。ポジションの大きさをPFE25ドルとのウェイトにするため。

  • オプション市場の流動性:出来高・板の厚みがありスプレッドも狭い。PFEほどではないが、それなりにある銘柄である。

私は権利行使価格は21.00ドルで実験的に設定しました。PFEの時は8%下に指すくらいで目安で考えていました。しかし、ここまでのプレミアム獲得の経験から、私はさっさと権利行使された方がわかりやすいと感じて、現在株価と近い価格を権利行使価格にしようとしています。

なお、他のエネルギーセクターの銘柄も候補にあげましたが、今回は選定せずです。
他の候補として検討した銘柄
KMI(キンダー・モルガン):26.97ドル(7/23時点)
→最有力候補だったが、私は現在の配当性向が高すぎる(97.86%)と感じたため除外。
OXY(オキシデンタル・ペトロリアム):43.56ドル(7/23時点)
→PFEと比較して相対的に価格水準が重いため今回は見送り
BP (BP):33.52ドル(7/23時点)
→PFEと比較して相対的に悪くない価格だが、ADR銘柄(イギリスの銘柄)なのであえて外す

こちらは週明けの直後の7/21にポジションを構築しようとかと思っていましたが、ちょうど7/22がHALの決算タイミングだったので、決算後に仕掛けることにしました。

プット売りの記録(HAL)

せっかくなので、今回はmoomoo証券で米国株のオプション取引をしてみましょうか。
デリバティブ(オプション)口座の開設と、ドルを特定口座からデリバティブ口座の移す作業は事前にやっておきましょう。今回は21ドルが目標なので、2100ドルが必要です。私は円をドルに変えてから、デリバティブ口座に資金を移動しました。

オープン前のHALのチャートはこんな感じ。21ドル付近をフラフラしていました。上のようです。
7/22決算直後です。

ここから、オプションボタンを押します。

オプション のタブ>チェーンから、8/22満期日の21ドルプットを選択します。

取引 新規
売買 売り
注文方法 成行
数量 1
を選択します。

確認を押します。

約定しました。

77ドルが57ドルで約定しました。
出来高の多そうな銘柄を選んだのですが、指値の価格と大きく乖離してしまいました。

手数料を確認。

余談ですが、ウィブル証券の方が2.25ドルと、手数料が0.02ドル安いです。

プット売りのプレミアムが口座に反映されていることを確認しました。

これも余談ですが、出来高を改めて確認して、成行での取引で大きくズレるた理由を探ります。
HALの出来高はこんな感じ。
8/22プット売り21ドルは出来高が1(つまり私だけ)でした。これでも出来高が多そうなものを選んだのですが、TSLAやNVDAと比べると、不人気銘柄のようです。約定しなければ、意味がないので出来高が少なすぎるのも考えものです。

成行での取引は損な結果となりましたが、指値でもスカスカで約定できないジレンマがあります。

今月の利回りと戦略全体

累積利回りの記録はこの記事でまとめています。再掲になりますが、そこに、今回獲得したプレミアムを加算します。

<PFEの場合>

1月から4月はターゲットバイイングによるプット売りで3回分(手数料差引後)で
3.74+8.74+3.74=16.22 ドルを獲得

5月、6月、7月はカバードコールによるコール売り2回分(手数料差引後)で
17.75+19.75+38.75=76.25 ドルを獲得

プット売りとコール売りのプレミアムの合計
16.22+76.25 = 92.47 ドル
(手数料差引後)

配当だけの投資利益率(ROI)
配当 / 購入時株価 × 100
(30.85 / 2,300) × 100 = 1.34%

プレミアムも含めた投資利益率(ROI)
(配当 + プレミアム) / 購入時株価 × 100
(30.85 + 92.47 / 2,300) × 100 = 5.36%

プレミアムによる加算分を考えると結果は上々でしょう。
これに7月の権利落ちとなる四半期配当が加算されます。PFEの配当性向が100%を超えているとはいえ、さすがに7月分は減配しないとは予想しています。

<HALの場合>

7月からのターゲットバイイングによるプット売りで1回分(手数料差引後)で
57.00 - 2.29 = 54.71 ドルを獲得

直近配当利回りは6/4権利確定で
3.09%

ただ、まだ配当はもらっていないので、プレミアムだけの利益率を計算します。

プレミアムの投資利益率(ROI)
(プレミアム / 購入時株価 × 100
54.71 / 2,100 × 100 = 2.60%

記録としては、今月だけで2銘柄あわせて、証拠金約4,600ドルに対し、月収益38.75 + 54.71 = 93.46ドルを獲得となったことになります。HALの方がやや利回りは高いですが、PFEは配当収益も加味できるのが強みです。

余談ですが、配当の情報はmoomoo証券は見やすくて、私の好みです。


今後の予定

私の次回の検証用に、同じ条件で継続する予定です。

  • PFE:引き続き25ドルでカバードコールを継続。8月満期も同様の考え。

  • HAL:21ドルでターゲットバイイングを想定、満期日(8/22)に向けてモニタリング。

銘柄分散によってどれくらいリスク分散できるかはわかりませんが、私は、しばらくこの体制で継続します。慣れてきたらさらに銘柄を増やしていくことも考えたいです。


おまけ:紹介リンク

オプション取引を始める方に、moomoo証券のリンクも置いておきます。よければどうぞ。

ウィブル証券の紹介リンクをおいておきます。こちらもよかったらどうぞ。

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