太陽に雲がかかる日だってある【本田すのうさん感想文】
“陽キャ”という言葉を聞けば「いつも元気で良いな~」「私もそうなりたいな」と感じていた気がする。
元気に見える人が四六時中、心から元気だとは限らないのに。
本田すのうさんのエッセイ『陽気なギャルは、2日に1度暗闇でもがいている』を読んだ。
陽気なギャルが2日に1度暗闇でもがいている理由。それを知ったとき、私はとても救われた。
ときには、人から抱かれている印象と本当の自分の内面とのギャップに辛くなることがある。
そんなとき、背中に手をそっと置いて「大丈夫だよ」と言ってくれているような、そんな温かさがこのエッセイにはあった。
“普通は”って言葉に縛られたことはないだろうか?
「普通じゃなくたって良い。大丈夫になったらおいで」と言ってくれる人、このエッセイに出てくる“クロさん”のような存在にどれだけ救われるだろう。
私を含め、このエッセイを読んで気持ちが軽くなった人はたくさんいるはずだ。すのうさん、このエッセイを投稿して下さって心からありがとうございます。
こちらの「残酷な海老のテーゼ」も昨年からずっと忘れられない。
エッセイには、海老が大好きな少女が登場する。少女の誕生日、目の前には伊勢海老!!
特別なシチュエーションに悲劇は訪れた。
うぅ……おいしい……
こんなおいしい海老、食べたことない…
涙がぼろぼろと流れました。
悲しいだけじゃない、そして嬉しいだけでもない。このエッセイを余韻と共に是非、読んで味わって欲しい。
小学4年生の息子さんの「野球やりたい!」から幕を開けた~母と息子たちの32日間~。
32日間のレポートは写真付きで臨場感たっぷり。共感、笑い、学びがギュッと詰まっている。
実際32日間はきっと大変だろう。
でも、読み進めるうちに「野球あまり知らなかったけどやってみたいかも……」という気持ちになる。
私が特に好きなのは8日目と28日目。
32日間を終えて“母が得たもの”も、とてもリアルで思わずクスっとしてしまう。
さて、ここからは個人的な感謝の気持ちを。昨年の創作大賞感想文でも記事にさせて頂いたけれど、ずっと変わらず本田すのうさんの書くエッセイが好きです。
生活に根付いた話のなかには、嬉しいも楽しいも切ないも真っ直ぐに描かれていて「今回はどんな話だろう?」とタイトルを見ながら毎回ワクワクするんです。
「いつか本を出す」と名前に込めて進み続け叶える姿には勇気を頂き、新しいアイディアの詰まった企画には毎回楽しい気持ちで参加させてもらっています。
昨年の交流会の出会いから始まり、本田すのうさんの存在に、作品に、交流や感想に、たくさん支えられました。
少し照れくさいのですが普段はなかなか伝えられないので感想に乗じて言わせて下さい。いつも本当にありがとうございます!!
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