【Yチェアは家具界の"トッポ"⁉︎】やっぱこれだね!珠玉のインテリア編
こんにちはkyuです!
家づくりに挑戦している方の参考になる記事を書いていきます。
内容が良ければ♡スキを宜しくお願いします!
次回の更新への励みになります☆
続きも見逃さないようにフォローもよろしくお願いします!
はじめに
世の中に溢れるたくさんの"新商品"
これまで何十年も愛されてきた商品たちも改良を重ねられ、飽きられないように工夫されています。
チーズ3倍!
パウダー3倍!
サクサク感アップ!
これは企業による涙ぐましい努力です。
けれど、一度原点に立ち戻ってみませんか?
「普通のかっぱえびせんが一番美味いって!」

https://www.calbee.co.jp/kappaebisen/sp/products/
インテリア好きから擦り倒されて
もはや当たり前の選択になった
"伝説の椅子"
今回はデンマークが生んだ
モダンデザインの超名作
CH24・Yチェアについて
熱く熱く語りたいと思います!

1 |Yチェアの魅力
kyuとYチェアとの出会い。
それは家具への”価値観”の変化をもたらしました。

えっほえっほ伝えなきゃ!
Yチェアに出会うまで、ほとんどのダイニングチェアが同じように見えていました。
「多少のデザインの違いはあるかな?」
「たまにやけに値段の張るヤツがあるな。」
…その程度です。
そしてkyuが最初にYチェアと遭遇した時の事。
【有機的な曲線】
【ソープ仕上げの滑らかな手触り】
【ペーパーコードによる体への馴染み方】

この感情に訴えるような存在感、質感。
新築のインテリア・モデルハウス・ルームツアー。
Yチェアばかり選ばれる理由がわかりました。
ずっとそばにいてほしい。
一緒に時を刻みたい。
出来れば人には言えない悩みをこっそり聞いてほしい…。
・デザイン / 巨匠・ウェグナー
・歴史 / 北欧とミッドセンチュリー
・「一生もの」の経済学
今回は3つの視点でお伝えしていきます。
ワクワクしますねー!
初めて目にした瞬間に引き寄せられる魔力。
初めて座ったのに何故か体に馴染む感覚。
初めてってなんだか甘酸っぱいですよね。
2|デザイン / 巨匠・ウェグナー
私が作ってるのは芸術品ではない
日常の道具なんだ
これはYチェアの生みの親、ウェグナー言葉です。

美しい美術品として飾りたい程のプロダクト。
けれども生活にちゃんと馴染んでくれる。
想像してみて下さい。
”椅子って普段後ろを見る機会が多くありませんか?”
ダイニングに置いた時に、一番目に入るのは後ろ姿です。

・アイコニックなYの字の背もたれ
・有機的な曲線の脚
この美しいデザインが、包み込むような座り心地や体の動かしやすさを同時に叶えています。機能美というのはこういう事なんでしょうか。
kyuはデザイナーでも無いし、美的センスがあるわけでもないのですが、美しいデザインと機能性って同居しますよね?
名作と呼ばれるプロダクトは高レベルでデザインと機能が合わさり、"機能美"を表現しています。
3|歴史 / 北欧とミッドセンチュリー
それではYチェアの歴史を紐解いていきましょう。
”時は1950年”
第二次世界大戦の戦後復興期から経済成長が進み、人々は生活の豊かさを求めていた。
住宅や家具への関心が高まっていったのです。
戦勝国であり経済黄金期を迎えたアメリカの大量消費時代です。当時のアメリカの文化はミッドセンチュリーと呼ばれています。
(ミッド=半分、センチュリー=世紀)
そしてその流れはヨーロッパにも波及し、
Yチェアが生まれた北欧家具にも注目集まります。
”世界がより良い暮らしを求め出していた時代”
ウェグナーは当時無名でした。
しかし、その卓越したデザインからカールハンセン社に見出されたウェグナーは
”わずか3週間という超短期間”のスケジュールのプロジェクトを与えられました。
プロジェクトで生まれたプロダクトは
CH22、CH23、CH24、CH25の4脚。
Yチェアはその中で生まれたCH24というプロダクトです。
ちなみにYチェアと呼ぶのは日本くらいです。
ヨーロッパでは”ウィッシュボーンチェア”と呼ばれます。鳥の鎖骨の様な形からそう呼ばれています。
誕生から実に70年以上。
これまで様々なイノベーションが起こり、価値観が変わり、トレンドも変わり続けました。冷静に考えて、今もそのままのデザインで残ってるってすごいと思います。いや、本当に。
アメリカではプラスチック・金属による大量生産、大量消費前提で製造されたミッドセンチュリー家具が台頭していました。
しかし、これに対し北欧のデザイナー達は
”職人の手仕事(クラフトマンシップ)”
この魂を手放さずに残したのです。

https://www.fujiya-peko.co.jp/sweets/item/11092.html
ミルキーというキャンディはご存知ですよね?
実はミルキー、1951年生まれなのだそう。
ペコちゃんとウェグナー。
本当に良いものは「変化」など必要ないのです。
4|「一生もの」の経済学
ちょっと昔の事を思い出して下さい。
実家から独立し賃貸生活へ。
家具を新調しなければなりません。
あなたはどこで新生活の準備をしましたか?
・とりあえずニトリ?
・それとも無印良品?
・ちょっとオシャレにIKEA?

「ぱぱ、ここにすみたい!」
日本人は家具にそこまでお金をかける文化が根付いていません。
kyuも新社会人の時にホームセンターで激安のチェストを買ったり、ニトリでできるだけ見栄えのする家具を選んだりしたものです。
けれどもヨーロッパでの文化は違います。
「大人として自立したら、まず良いソファやダイニングチェアを買う」
「長く使える家具を、若いうちに頑張って買う」
たとえばYチェア。決して安い椅子ではありません。
量販店の椅子なら8~10脚くらいは余裕で買える価格です。
しかしYチェアは、単なる“消耗品の椅子”ではなく、
“使い続ける前提で作られた道具”。
・無垢材は傷がついても削り直せる。
・ペーパーコードは張り替えられる。
買い替えるのではなく、「直して使う」という思想が最初から設計に含まれている。ここが、とても北欧的だとkyuは感じています。
北欧は冬が長く、家の中で過ごす時間が非常に長い。
だから彼らにとって家具は「置き物」ではなく、
【生活の中心】。
無理をしてでも良い家具を買う。
それは贅沢ではなく、これからの人生をどんな空間で過ごすかという意思表示なのかもしれません。
北欧では中古市場も売買が活発で、品質がよく歴史のある家具は価値が下がりません。その中でもYチェアは特殊で、価値が下がらないどころか、そもそも中古市場に全然出回らないそうです。
一度買ったら手放したくない。
日光、汗、傷、その家でしか起こらないエイジング。
その存在はまさに長い時を一緒に過ごしてきた
”家族”そのもの。
「経年美化」によって完成された唯一無二の椅子。
Yチェアは特別な存在なのかもしれません。
ここで冒頭の新商品についての話に触れておきますが、
日本企業は利益率が欧米企業に比べて低いです。
その原因の一つに、「新商品」があると言われています。
・ニベア(1911年~)
・コーンフレーク(1906年~)
・コカ・コーラ(1886年~)
・リーバイス【501】(1873年~)
これらは発売から100年以上の歴史があります。
欧米企業は、すでに存在する良い製品に対して
知的財産・ブランド価値を高め続けているのです。
新商品の開発には膨大な開発コストがかかります。
・プロジェクトチームの人件費
・製造ラインの改修
・販売促進のための広告宣伝費
新商品ってなんだかワクワクしますけど、
新商品を定期的に発売するような販売戦略は財務の観点からいうと自分で自分の首を絞めているようなもの。
せっかく主力商品で稼いだ利益を食い潰し、結果的に疲弊していくのです。
お値段据え置きで量を減らす、下請けから原料を買い叩く。日本企業の悪しき慣習と言えます。

かっぱえびせんの【海老の天ぷら七味味】買って帰ろ…。
…パパは要らないってことだよね☆」
まとめ
デンマークの名作・Yチェア。いかがでしたか⁉
・デザイン/巨匠・ウェグナー
・歴史/北欧とミッドセンチュリー
・「一生もの」の経済学
という視点で語らせて頂きました。
70年という歴史に思いを馳せながら
家具を大切に、一緒に年を重ねるという感覚を持つ。
なんだか素敵じゃないですか。
安い椅子を何脚も買わなくてもいい。
「消費」から良いものに対する「投資」へ。
そして、Yチェアをウィッシュボーンチェアと呼べば
あなたも職場でドヤれますよ!

「おまえ!コラッ!スリスリするな!人懐っこすぎるだろッ!」
それではまたお会いしましょう!
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