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祇園祭「お迎え提灯」

毎年7月10日17:30から祇園祭「お迎え提灯」が京都市役所前にて行われます。

鷺踊と赤熊(しゃぐま)

神輿洗の神輿を迎えるお迎え提灯行列は京都市役所前や八坂神社で子どもたちによる舞踊の奉納があります。

鷺踊

「鷺踊」
昔あった「鵲鉾」(笠鷺鉾/かささぎほこ)の鷺舞がルーツの風流踊りです。オスとメスの白鷺が囃子に合わせて舞います。

室町時代、山口県の八坂神社に伝承したものを島根県津和野の「津和野弥栄神社の鷺舞」(国指定重要無形民俗文化財)に伝えたことが起源です。一時途絶えましたが、1645年京都の鷺舞を直接習得し復活しました。

小町踊

「小町踊」
京舞篠塚流による小町踊は団扇太鼓を使った舞です。

奈良時代、七夕の「乞功奠(きこうでん)」という宮中行事の際に
文使いのお供の少女たちが、 和歌を届ける道中で歌い舞った踊りが起源です。

小町踊

歌詞に鶉(うずら)が出てくるため、鳥の嘴を彷彿させる所作もあります。

​現在の行列は昭和27年から復興したもの​。もとは江戸時代に祇園の役者衆が神輿洗のお神輿を提灯で迎えたのが始まりです。

祇園祭音頭

「祇園祭音頭」
曲名は『祇園まつり音頭』。八坂神社の社紋が入った浴衣を着て舞います。

7月10日は他にもさまざまな神事があり、朝は「神用水清祓式」というお神輿を清める水を鴨川から汲む儀式、そしてこの「お迎え提灯」の行列、そして夜は「道しらべの儀・神輿洗式」があります。道しるべの儀では松明を担いで八坂神社の参道を清めるのですが、それはとても勇ましい姿です。

八坂神社からの出発時はあまりに暑いため、鷺踊りの子たちは鷺の帽子(かぶりもの)は脱いで市役所まで歩いてきていました。ほかの奉仕者の方々も日傘をさしていたりする姿をはじめてみました。身を守り、安全に神事を行うことも大事なこと。素晴らしい姿を見せていただきありがたとうございました。


【順路】
八坂神社石段下出発(16:30)~四条通西~河原町通北~市役所前(17:30~18:30舞踊奉納・休憩)~寺町通南~御旅所前~四条通東~円山公園
石段下(神輿お迎え)~東大路通南~神幸道東~南楼門を経て八坂神社に帰社(20:30)能舞台(舞踊奉納)(21:30頃)

【行列順番】
お先太鼓-遠見-祇園万灯会提灯-祇園万灯会旗-祇園囃子-児武者提灯-児武者のぼり-児武者列-お迎提灯列-小町踊提灯-小町踊のぼり-小町踊列-お迎提灯列-鷺踊提灯-鷺踊のぼり-鷺大傘-鷺踊列-お迎提灯列-祇園祭音頭提灯-祇園祭音頭のぼり-祇園祭音頭列-お迎提灯列-馬長のぼり-馬長列-殿提灯-押

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