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一行詩的俳句集『和歌と私』20句

一行詩的俳句集『和歌と私』

俳句の一行詩としての
側面を探った作品集です

今回は日本の名歌に
感銘を受けて書いた句を添えました

生成AIでの
作品解説などもお楽しみください

俳句の基礎とともに、一行詩の特徴
技法などもわかる範囲で取り入れています

勉強不足な点も多々ありますが
楽しんでご覧いただければ幸いです

*日本の名歌と
 添えた句を楽しんで頂くための記事です

*ご紹介する和歌が主役になります


『和歌と私』
一行詩的俳句集


◇ 梅の花 ◇

東風吹かばにほひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
菅原道真

けさ千代ににおいおこすか梅の花


◇ 桜 ◇

願はくは花の下にて春死なん
その如月の望月のころ
西行法師

今もなおときをたがえず山ざくら


◇ 八重桜 ◇

いにしへの奈良の都の八重桜
けふ九重に匂ひぬるかな
伊勢大輔

今日もまたいにしえとなり八重桜


◇ 夏 ◇

春すぎて夏来にけらし白妙の
衣干すてふ天の香具山
持統天皇

さなえ田を雲ゆくあまの香具山よ


◇ 滝川 ◇

瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
われても末にあはむとぞ思ふ
崇徳院

こぐ櫂よひとつのおとをなつの川


◇ ほととぎす ◇

ほととぎす鳴きつる方をながむれば
ただ有明の月ぞ残れる
藤原実定

そしてけさ初音の京よほととぎす


◇ さびしさ ◇

さびしさに宿を立ち出でてながむれば
いづくも同じ秋の夕暮れ
良暹法師

暮れのこる鳥かげばかりあきの空


◇ 紅葉 ◇

もみぢ葉を風にまかせて見るよりも
はかなきものは命なりけり
大江千里

もみじ葉よ千年のちもかぜのおと


◇ 秋の暮 ◇

見渡せば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮れ
藤原定家

寄せながらまた引く波の秋のくれ


◇ 月 ◇

心にもあらでうき世にながらへば
恋しかるべき夜半の月かな
三条院

みずというみずが映して夜半の月


◇ 衣打つ ◇

み吉野の山の秋風さ夜ふけて
ふるさと寒く衣うつなり
藤原雅経

灯よ代々にともして吉野むしの秋


◇ 千鳥 ◇

淡路島かよふ千鳥の鳴く声に
いく夜寝覚めぬ須磨の関守
源兼昌

夜々ひとつ淡路に須磨にふゆの月


◇ 雪 ◇

田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ
富士の高嶺に雪は降りける
山部赤人

舟はしるうみのひくさよ雪の富士


◇ 涸れ滝 ◇

滝の音は絶えて久しくなりぬれど
名こそ流れてなほ聞こえけれ
藤原公任

みみすます三十一文字のおくの滝


◇ 海 ◇

大海の磯もとどろによする波
われて砕けて裂けて散るかも
源実朝

濤音よこころかさなるはるのくれ


◇ 恋 ◇

しのぶれど色に出でにけりわが恋は
ものや思ふと人の問ふまで
平兼盛

かがみに灯こころに灯揺れ春の夜


◇ 心 ◇

逢ひ見てののちの心にくらぶれば
昔はものを思はざりけり
藤原敦忠

月白よひとを待ちつつ待たせつつ


◇ 竜田川 ◇

ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれなゐに水くくるとは
在原業平

おごそかよ照りもみじして三室山


◇ 鴫 ◇

心なき身にもあはれは知られけり
鴫立つ沢の秋の夕暮れ
西行法師

風はこころこころは風か秋のくれ


◇ 夜明け ◇

ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて
かへり見すれば月かたぶきぬ
柿本人麻呂

飛びとんで阿騎野の雲よふゆの風




各作品の解説など
生成AIでも楽しんでみてください

AIでの解説に
できるだけ
対応するように書いています

推奨:Chat-GPT


 ◇ これまでの作品集 ◇

『鹿の子』
一行詩的俳句集


『自然理と詩』
一行詩的俳句集


『AIと私』
一行詩的俳句集


『街』
一行詩的俳句集


◇書いてみた感想

今回は和歌と私
をテーマにした夏の作品を集めました。

数々の名歌に
感銘を受けて書いた句を添えました。

和歌が主役
添えた句は引き立て役としてまとめました。

主に口語体、現代仮名遣いで書いています。

◯今回参考にさせて頂いた主な和歌集

万葉集
古今和歌集
新古今和歌集
小倉百人一首
金槐和歌集
山家集
など

つい最近、

俳句は個性の文芸

でもあると、note記事で気づかせてもらう出来事がありました。

俳句とは、高い一つの目標にむかって全俳人で句を詠んでいくものといった考え方から少し開放された気分でした。

たくさんの表現の仕方、テーマ、考え方、思想、趣向、作品のあり方、内容などそれぞれの個性や表現したいことが重視される俳句観も、伝統的な俳句観と同様に魅力的だと感じました。

575の型、季語、切れ字(切れ)を用いて、

伝統的な俳句や様々な文体の俳句を詠むほかに、詩的な作品を書くことも可能だと個人的にわかりました。


◇詩の解説

詩は、ものごとの表現の仕方や方法を作者・読者がともに楽しみ味わい、

また読者がその詩を自分なりに解釈して楽しむという側面を持った文学であるといえる。

詩の定義を広くとらえれば、俳句・川柳・一行詩も詩的表現の一種。

形式や目的の違いはあるものの、言葉による表現を通じて「詩的な感動」を生み出す点で共通している。

解説文:ChatGPT


◇俳句、川柳、一行詩の大まかな特徴

俳句は発句。季語、切れ字、切れを常用して四季折々の自然とその暮らし、風雅さ、余情、感動などをより突き詰めて「詠む」傾向があるそうです。

川柳は平句。季語、切れ字、切れは常用せず人情や滑稽さ、機知、風刺などをより突き詰めて「吐く」傾向があるそうです。

一行詩は詩。575の型、季語を用いる場合でも詩的な側面が重視され自己性、社会性、思想性、比喩性などを突き詰めて「書く」傾向があるそうです。


*試験的な取り組みをまとめた記事です

*解説について至らない点、充分に書き尽くせていない部分もあると思いますがご容赦ください

*俳句については個人・団体によって様々な考え方や見解があります


いつも
ご覧いただき
ありがとうございます


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