元彼の恋バナを聞かされるクリスマスイブ
私と別れる理由になった女とは、デートを重ねるも機を逃して、結局何も始まらず「もう一生独り身だわ」と嘆いていた元彼。(※元彼はバイ)
1人鍋をつついたクリスマスイブ、そんな元彼からLINEが来た。
「ちょっと聞いてほしいことある笑」
「恋愛相談笑」
何が「笑」なのかは知らないが、興味はあるので電話にて相談を受けた。
箇条書きするとこんな内容であった。
・職場で別の部署の子が気になる
・たまにその子込みの複数人で食事に行くこともある
・普通役職で呼ぶことが多い職場だが、苗字呼びされる
・かわいいし性格がいい
・クリスマスなのは忘れていたが12/25に2人で食事に行くことになった
・好きかもと思うと意識しすぎて、どうすればいいか分からない
…いや、知らんがな。
自分の恋愛もうまくいっていないのに、どうして元彼の恋愛相談を受けているのか。
しかもクリスマスイブに。
話を聞いていると、冷静になって悲しくなってきた。
しかも12/25に2人で食事に行くことになったのも、よくよく聞くと、誘った時に「いいですよ!〇〇ちゃんも誘っていいですか?」と返答されたらしい。
もちろんいいよと回答するも、〇〇ちゃんの都合がつかず、「嫌じゃなかったら2人で行きませんか」とダメ押しで実現したものだとか。
その子は4つも歳下で、上下関係がしっかりしている職場なので、管理職の元彼から誘われたらまぁ断れないであろう。
限りなく現時点では望み薄な雰囲気がある。
とはいえ、前回私と別れる理由になった女からおそらくブロックをされて、結構凹んでいたのを知っているので、せっかく次に進もうとしている元彼を応援したい気持ちも微粒子レベルでは存在する。
他の人を誘う提案をされている時点で望み薄な気はするけど、前回時間かけすぎて失敗してるし、早めに気持ちを伝えてみたら?など無難な回答をした。
加えて、奇しくも私と別れる理由になった女と、今回の子は同じ下の名前らしく、私が添削するも日の目を浴びなかった恋文が、そのまま流用できるじゃん、と冗談混じりで伝えておいた。
こんな話聞いてくれるのは(私)だけだよ、一生頼りにしてる…的なことを言われて「一生…?!」と思いつつも悪い気はしない自分にやや嫌悪した。
ひと通り話を聞き終わって、せっかくだからこちらの恋愛事情も話を聞いてもらおうと話していると、途中で相槌がなくなった。
…まさかの寝落ちである。
話したいことを話したら自身は寝落ちとは…5年近く付き合った元彼ながら人格を疑う。
こちらは最近、去年の今日あたりの日記を読んで、元彼とクリスマスっぽい食事を楽しんでいたことを思い出し、少々センチな気分になっていたというのに、やはり別れて正解だったなと改めて思った。
さて、来年のクリスマスは何をしているのだろうか。
▽添削するも日の目を浴びなかった恋文についてはこちら
