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メタフェス2025開幕|VRChatの三つの世界「火・水・草」で感じたメタバースの今

VRChatで開催された大型バーチャル即売会 メタフェス2025。

火・水・草の三つの会場をめぐり、メタバースで生きる創作者たちの熱と静けさを体験。
初参加の久我レイジが感じた、終わらないフェスの記録。


どうも、メタバースで物語を紡ぐストーリーメイカーの久我レイジです。

今年も、VRChatの空気が少しざわつく季節がやってきました。

そう、メタフェス2025が開幕です。

毎年恒例のこのイベントですが、僕にとっては今回が初の参加になります。

左の女の子はチームメンバーの蒼月樹莉愛さん。
彼女と一緒に会場を巡りながら、その熱気を肌で感じてきました。

PROJECT ALIVEは、メタバース圏を中心に活動する2人のクリエイターチームです

メタフェスとは【数字とテーマでわかる全体像】

メタフェスは、VRChat内で開催される大型のバーチャル即売会イベントです。
今年で4回目を迎え、世界中のクリエイターがアバターや衣装、音楽、ワールドなどを出展しています。

主催は株式会社ポリゴンテーラーコンサルティング(東京都港区)
企画から出展管理までを統括し、運営協力として株式会社ランベル(LAMBELL)がウェブ制作やイベントサポートを担当しています。
(参考:公式サイト https://metafes.jp/)

開催期間は2025年11月1日から9日まで。 

会場は「火・水・草」の三つのテーマで構成されており、それぞれに雰囲気の違いを持ちながらも、基本的な建物構造や導線は共通しています。


昼と夜でそれぞれのワールドが用意されており、展示されている作品も異なります。

同じ構造の建物でも、光の色や雰囲気がまったく違い、昼は活気ある展示会、夜は静かに作品を味わうギャラリーのような印象でした。


全体の設計が統一されていることで、どの会場に入っても迷わず歩ける安心感があり、展示の見やすさやアクセスのしやすさもよく考えられています。

ワールドの設計や照明の工夫、そして何より、一人ひとりの作品に込められた想い。

それが、このフェスを単なる展示会ではなく、文化として根づかせているのだと思いました。

公式ティザー映像はこちら⬇️

FIRE ― 熱を感じる場所

最初に向かったのは、三つのテーマの中でもひときわエネルギッシュなFIREエリア。

赤と金の光が入り混じる空間に、まるで焚き火のような熱を感じました。


出展者の作品には、派手さだけでなく作り手の情熱が見えるのが印象的でした。  

一つ一つが「これが自分の表現だ」と言わんばかりに主張していて、その熱がワールド全体を包み込んでいるように感じます。


ここで感じたのは、作品の熱は見る人にもちゃんと伝わるということ。
メタバースの中でしか作れない「熱の表現」が確かに存在していました。

一階・出展ブース
二階・出展ブース

ちなみに、この会場には、僕のnoteでも紹介したVRファッションデザイナー・KOKONEさんのブースもありました。

展示されていたのは、彼女の作品「Flower Arch」淡いピンクの布がかかる半月型のアーチに、優しく咲く花々が飾られていて、まるで春の夜風をそのまま形にしたような美しさでした。

照明の光を受けて柔らかく輝くその姿は、まさに「Starry Night」の名にふさわしい世界観でした。

KOKONEさんの出展ブース

KOKONEさんの記事はこちら⬇️

WATER ― 静と光の世界

次に足を運んだのは、WATERエリア。

FIREと同じ構造の会場ですが、色彩と雰囲気が変わるだけで印象が大きく違って見えます。

青を基調としたライティングが心地よく、歩いていると自然と呼吸が落ち着いていくようでした。
展示の並び方や導線は変わらないものの、光の反射や映り込みの演出が加わることで、同じ空間でも静けさの中に熱があるような感覚を覚えます。


派手さはなくても、作品の個性がしっかりと際立っていて、作り手の世界観を静かに感じ取れる場所でした。

LEAF ― 人と自然の温度

会場全体は、展示だけでなく、人が自然に立ち止まりたくなるような開放感がありました。

中央の広場には金色のオブジェが立ち、木々と水路がその周囲を包み込む。


人工的な空間でありながら、どこかカフェのような穏やかさが漂っていました。

立ち止まって話す人、写真を撮る人、ただ風景を眺めている人。それぞれの時間が静かに流れている。まるでメタバースの中の日常を切り取ったような光景でした。  

ちなみに、このイベントでは、AndroidやQuest対応のワールドも公開されています。

そして、2025年10月25日にiOS版が正式リリースされたことで、iPhoneからでもAndroid向けワールドに参加できるようになりました。

実際に確認してみましたが、問題なくjoinできます。

メタフェスが示す、メタバースの未来

三つの会場を巡って感じたのは、メタフェスが作品を見せる場ではなく、世界を共有する場になっているということでした。


ブースを出す人、歩き回る人、話しかける人。
そのすべてが、ひとつの物語の登場人物になっている。

ここでは、アバターや言語の違いさえ障壁にならない。海外の出展者が多いのも印象的で、英語や日本語が入り交じるチャットの中に、創作を通じた対話が自然に生まれていました。

メタバースはオワコン。
そんな言葉を見かけることもあります。
けれど、ここには確かに続いている熱がありました。

一人のクリエイターが生み出した作品が、誰かの心を動かし、また別の作品を生む。

その連鎖が、この空間の中で生きている。
僕自身もクロスロードを制作してきたからこそ、
この創る者の循環に強く共鳴しました。

メタフェスは、メタバースの未来そのもの。
それは技術の進化ではなく、人の想いがつながる形の進化なんだと思います。

この熱は、まだ続いています。

フェスを歩き終えて、最後にもう一度振り返りました。どの会場も、それぞれの光を放ちながら、まだ静かに動いている。

閉会してもワールドは残り、誰でもまた訪れることができる。それが、メタバースという場所の面白さです。

終わりのようで、終わりじゃない。
今日の熱は、誰かの明日の創作へ。

この世界では、また来年が約束されているわけではない。でも、誰かが次の物語を紡ぐ限り、フェスの灯りは消えないと思うんです。

メタフェス2025は、そんな続いていく文化を感じさせてくれました。もしあなたがVRChatの世界をまだ知らないなら、このワールドを歩くだけでも、何かが変わるかもしれません。

そして、あなたは、どんな『熱』を持って創っていますか


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