情報を集める人ほど、動けなくなる理由
どうも、久我レイジです。
最近、AIの新機能や新しいサービスが次々と出ています。
気になるものがあると、まず記事を読み、YouTubeでレビューを見て、Xで実際に使っている人の感想も探します。
そうやって情報を集めていると、不思議と一日が終わってしまうことがあります。
勉強はした。
でも、その日『クロスロード』は何も進んでいませんでした。
今思えば、あの時間は情報を集めていたというより、「動いている気持ち」になっていただけだったのかもしれません。
知らないことが減るほど、不安も減ると思っていた

僕は昔から、何か始める前によく調べるタイプでした。
失敗したくないし、できれば遠回りもしたくない。だから始める前に、一番いい方法を探そうとしていました。
そう思って情報を集めているうちに、気づけば選択肢ばかりが増えていました。
あっちのやり方もあるし、こっちのAIの方がいいかもしれない。もう少し調べてから決めようと思っているうちに、選ぶための情報ばかりが増えていきました。
情報が足りないから動けないと思っていました。
でも実際は逆でした。
情報が増えるほど、「もっと正解があるかもしれない」という気持ちが強くなっていたんです。
作っている時間より、調べている時間の方が長かった

メタバースドラマを作っていると、新しい技術や表現方法はいくらでも見つかります。
AIもそうです。
便利なツールを知るたびに、「これを使えばもっと良くなるかもしれない」と思う。
『クロスロード』の制作でも、本当は数秒のカットを撮り直すだけだったのに、別の撮影方法や編集表現を調べ続けた夜がありました。
今の撮り方では古いのではないか。演出も見直した方がいいのではないか。
調べるほど、直したい場所ばかりが増えていきました。
でも、その夜に必要だったのは、新しい技術ではなく、目の前の数秒を撮ることだったんです。
以前の僕は、情報収集も制作の一部だと思っていました。
もちろん、それも間違いではありません。
でも、ある時ふと制作時間を振り返ると、手を動かしていた時間より、画面を眺めていた時間の方が長かった日があったんです。
あれは少しショックでした。
努力しているつもりで、実際には作品に向き合うことから逃げていたのかもしれない。
作って失敗するより、調べ続けている方が傷つかずに済む。
そんな自分もいたと思います。
本当に理解したことは、作ったあとに残っていた

AIについても、ブログについても、今までたくさん調べてきました。
でも、今でも覚えていることは意外と少ないんです。反対に忘れないのは、自分で試して失敗したことでした。
思ったように動かなかった機能や、書き直した記事。一つのボタンを直したら、別の場所が動かなくなったこと。
そういう経験は、時間が経っても残っています。
記事を読んだから理解したと思っていたことも、実際に作り始めると全然分かっていなかったと気づくことが何度もありました。
僕の場合、読んで理解したことより、壊して直したことの方が残っていました。
これはAIがどれだけ進化しても変わらない気がしています。
最近は、調べる順番を少し変えた

今でも新しい情報は見ます。
AIも毎日のように触っています。
でも、以前と違うことがあります。
それは、新しい情報を探す前に、一度だけ今ある知識で作ってみることです。
途中で詰まったら、その時に調べる。
すると、欲しい情報が驚くほどはっきりしています。
以前のように何十本も動画を見ることは少なくなりました。
必要だから調べる情報は、ちゃんと頭に残るからです。
昔は、情報をたくさん持っている人が前へ進めると思っていました。
今は少し違います。
前へ進んだからこそ、本当に必要な情報が見えてくる。
そんな場面の方が多くなりました。
だから今日も、新しい記事を開く前に、まず『クロスロード』の制作画面を開こうと思います。
制作画面を開いたからといって、すぐに手が動くとは限りません。
それでも、次の情報を探しているよりは、今の僕が何から逃げようとしているのかが、少しだけよく見えます。
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