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家にいない時間まで、AIが働くようになった|AIエージェントを外から動かして気づいたこと

どうも、久我レイジです。

最近、不思議なことが起きています。

朝、家を出て仕事へ向かう。僕自身はいつも通り外にいるのに、自宅のパソコンではAIエージェントが作業を進めているんです。

スマホから指示を送り、必要な確認や調査をしてもらう。内容によってはテストまで進めてもらい、僕が帰宅する頃には、その日の作業の一部が終わっている。

少し前まで、こんな働き方はしていませんでした。

というより、自分がパソコンの前にいなければ、僕の個人制作は基本的に止まっていたんです。

今、その当たり前が変わり始めています。


朝、家を出たら仕事も止まっていた

僕は今、Project Aliveでメタバースドラマを作りながら、WordPressのオリジナルテーマや、自分専用のAIワークスペースも作っています。

もちろん本業もあるので、一日中パソコンの前に座っていられるわけではありません。

むしろ、座れない時間の方が圧倒的に長い。

何か思いついても、「これは帰ったらやろう」となることが多くありました。

帰宅して、パソコンを開いて、昨日どこまでやったのかを確認する。そこから調べ物を始めて、ようやく作業に入る。

『クロスロード』を作っていたときも、制作以外に人とのやり取りや告知など、やることはいくらでもありました。

今作っているWordPressテーマやAIワークスペースも同じで、自分がパソコンの前にいなければ、その間の開発はほとんど止まります。

作りたいものが増えるほど、時間が足りなくなる。

AIを使えば作業そのものは速くなります。

でも、一日は増えません。

これは以前からずっと感じていました。

だから最近は、「AIで何ができるか」よりも、自分がパソコンを触れない時間をどう使えるかを考えるようになりました。

そこで本格的に試し始めたのが、AIエージェントを外から動かす方法でした。

一度事故ってから、リモート操作が少し怖くなった

実は以前にも、リモートでAIを動かしたことがあります。

そして、一度事故っています。

詳しい内容はここでは省きますが、こちらが想定していた範囲を超えて作業が進んでしまい、ヒヤッとしたことがありました。

AIエージェントは便利です。

指示を出せば、自分でファイルを確認して、必要な作業を考え、コードを書き、テストまで進めることもある。

だからこそ怖い。

少なくとも、回答を返すだけのAIなら、間違った回答が返ってきても、その時点ではパソコンの中の作業まで勝手に進むわけではありません。でも、実際にパソコンを操作できるAIエージェントの場合、間違った判断がそのまま作業になる可能性があります。

一度それを経験してから、外出中に動かすことには少し抵抗が残りました。

だったら使わなければいい。

そう考えることもできます。

僕も一度はそちらに寄りました。

ただ、それでも家にいない時間があまりにも長いんですよね。

朝から夕方まで、パソコンで進める開発作業はほとんど止まっている。

その時間を全部取り戻すことはできなくても、何かできることはあるんじゃないか。

そこで考え方を変えました。

全部を任せるのではなく、外出中でも任せられる仕事だけを切り出すことにしました。

AIに何をさせるかより、何をさせないかを決めた

今は、外出中にAIエージェントへ任せる作業をかなり限定しています。

たとえば、既存コードの確認やREAD-ONLYの監査、ローカル環境でのテスト、差分の整理、ドキュメント作成。調査結果をまとめてもらったり、次にやるべき作業の材料を揃えてもらうこともあります。

逆に、本番環境を直接変更するような作業や、データベースに触れるもの、秘密情報を扱う操作、簡単に元へ戻せない変更は外出中にはやらせない。

人間の判断が必要なら、そこで止めます。

以前の僕は、AIにどこまでできるかを考えていました。

最近は少し逆です。

どこから先を、AIにやらせないか。

そちらを先に決めるようになりました。

これは意外でした。

AIが進化したら、人間はどんどん判断しなくてよくなると思っていた部分もあります。

実際には、任せられる範囲が広がるほど、「ここまでは任せる。でも、ここからは自分が見る」という線を引く仕事が増えている。

考えてみれば、僕がメタバースドラマでやっている監督の仕事にも似ています。

全部を自分でやるわけではありません。

誰に何を任せるのか。どこを確認するのか。どこだけは自分で判断するのか。

相手が人間とAIなので同じではありませんが、少なくとも僕の中では、近い感覚になってきました。

帰宅してから「始める」必要がなくなった

今日も、外からスマホでAIエージェントに指示を出していました。

僕は普通に外で仕事をしています。

その間、自宅のパソコンでは別の作業が進んでいる。

これが、実際にやってみるとなかなか不思議です。

これまでは帰宅してから、「さて、今日も始めるか」でした。

今は違います。

帰宅したら、「どこまで進んだ?」から始められる。

もちろん、AIがやったことをそのまま信用するわけではありません。

結果を確認して、必要なら直す。判断が必要な部分は自分で考える。

だから、僕の仕事がなくなった感覚はまったくありません。

むしろ、自分がやるべき仕事が少し見えやすくなった気がしています。

エラーの原因を調べたり、動かなくなった場所を一つずつ確認したりする時間をAIに渡せるなら、僕はそのぶん設計を考えたり、『クロスロード』のような作品をどう届けていくかを考えたりできる。

ただ、これもまだ始めたばかりです。

今後もっと大きな失敗をするかもしれないし、「ここはAIに任せない方がよかった」とルールを変えることもあると思います。

なので、今の時点でAIエージェントを使った働き方が完成したとは全然思っていません。

それでも、ひとつだけ以前とは明らかに違う感覚があります。

一日は増えていない。

僕が家にいられる時間も増えていません。

なのに、これまでなら完全に止まっていた時間に、少しだけ仕事が進むようになった。

朝、家を出たら止まっていたはずの仕事が、自分のいない部屋で進んでいる。

まだ、その光景を当たり前だとは思えません。

たぶん僕が今いちばん驚いているのは、AIがコードを書けることでも、パソコンを操作できることでもなくて。

「自分がそこにいない時間」の意味まで、少しずつ変わり始めていることなんだと思います。


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