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声優でもモーションアクターでもないアバターアクターとは?メタバースが生む新しい役者像

どうも、久我レイジです。

もし俳優が舞台に立たず、アバターを通じて演じるだけの世界が来たら・・
そんな新しい役者像が、実際にメタバースで生まれつつあります。

声優やモーションアクターは聞いたことがあると思います。

アバターアクターは、そのメタバース版と言える存在です。今回はクロスロードの撮影で、このスタイルに本格的に挑戦しました。

NotebookLMでアバターアクターについて解説を音声でお届けします⬇️


複数人で挑戦したVR演技の手応え

これまでは僕と蒼月樹莉愛さんの二人だけで演じることが多かったんですが、今回は複数人でのフルトラ演技。

人数が増えるとセリフの掛け合いが自然になって、シーンに厚みが出ました。

目線や距離感、間の取り方もリアルになって、映像としての説得力がぐっと増しました。やってみて初めて分かりましたが、これは大きな進歩です。

今回ドラマ撮影でVR、フルトラで参加してくれた演者【ケロさん】の記事はこちら💁

アバターアクターって何? メタバース時代の新しい役者像

アバターアクターとは、VR空間でアバターを操作して演じる人のこと。
声を別の人が担当してもいいし、一人で声も動きも両方やる場合もあります。

イメージとしては、声優やモーションアクターの役割をメタバースに持ち込んだ存在です。まだ耳慣れない言葉ですが、いずれ肩書きとして普通に広がっていく気がしています。

すでに舞台演劇の分野では、メタバースでの上演がいくつも行われています。ただし、映像作品ではまだ数えるほど。だからこそ、クロスロードでの挑戦には意味があると思っています。

VRミュージカルwish ~Generalprobe~ゲネプロより

実際に撮影して分かったVR演技の難しさと工夫

僕たちの撮影方法は、事前に声を録音して台本通りにつなぎ、そこに演技を合わせる形です。
シーンごとに迷子にならずに進められるので、一見シンプルで効率的。

実際の今回の撮影は フルトラッキング2名とVR1名の体制で、所要時間は約1時間半。
人数や時間で見るとコンパクトに思えるかもしれませんが、その中に濃い試行錯誤が詰まっていました。

やってみて見えた課題も多くありました。
これまでは僕が台本も音声編集も担当していたので、タイミングは把握しやすかったんですが、アバターアクターが入ると事情が違います。

セリフの間が短いと追いかけきれず、動きが次のセリフにかぶってしまう。
音声をなぞるだけでもかなり大変だと実感しました。

そこで学んだのは「セリフの間に余白を作る」こと。

数秒の間を空けるだけで、演じる側がタイミングをつかみやすくなり、芝居の呼吸が合ってくる。
これは現場で体験して初めて気づいた大事なポイントです。

ガールズバンドクライとの違いから見るメタバース演技

近い事例として、アニメ「ガールズバンドクライ」があります。

この作品では、声優がモーションキャプチャをつけて、声と動きを同時にキャラクターへ反映させていました。声と体が直結しているので、感情表現がそのまま画に乗る強みがあるんです。


もちろん、クオリティという点ではガルクラは業界でも最高峰レベル。僕たちの試みが足元にも及ばないのは言うまでもありません。ただし、手法としてはかなり近い部分もあり、モーションキャプチャではないけれど似た感覚で演技ができると感じています。

一方、クロスロードは声と動きを分担する場合があります。アバターアクターは舞台俳優に近い立ち位置で、アバターの体を通して芝居を担う。


整理すると

  • ガルクラ → 声優が声と動きを同時に担当

  • クロスロード → 声と動きを分担し、アバターアクターが演じる

見た目の違いは小さいようで、制作フローや演出に与える影響は大きい。
セリフの間や編集方法まで大きく変わります。

雰囲気を知りたい方は公式のメイキング映像が参考になります。

アバターアクターは新しい職業になり得るのか

今ではVtuberやモーションアクターという肩書きは当たり前になっています。その延長線上に「アバターアクター」という職業が根付いても不思議じゃないと思います。

想定できる活躍の場は広いです。

  • VRドラマや映画での出演

  • バーチャルライブでのステージ演技

  • 企業イベントや広告でのキャラクター演出

  • 教育や医療シミュレーションでのロールプレイ

メタバースが発展すればするほど、アバターアクターの需要は確実に増えていくはずです。

まとめ 未来の俳優はアバターをまとう

今回の挑戦で実感したのは、アバターアクターが作品に新しい息吹をもたらすということ。これは単なる技術の応用ではなく、メタバースという舞台に立つ新しい俳優像の誕生です。

もし本当にアバターアクターが一般的な職業になったらあなたはどんな役を、どんなアバターで演じてみたいですか。


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