見出し画像

便利なツールを探すのをやめて、AIで自分専用OSを作り始めた

どうも、久我レイジです。

少し前、以前調べたはずの情報を、僕はまた検索していました。

確かに一度は読んでいるし、どこかに保存した記憶もある。

ただ、それがブラウザのブックマークだったのか、AIとのチャットだったのか、メモアプリだったのかが分からない。

保存したはずなんです。たぶん。

でも、保存した場所が分からなければ、結局は最初から探し直すことになります。

ようやく目的の情報へたどり着いた頃には、作業を始める前から少し疲れていました。

今は、情報が足りない時代ではありません。

検索すれば、知りたいことの大半は見つかります。AIに聞けば、数秒で答えらしきものも返ってくる。

昔と比べれば、情報を得ること自体は驚くほど簡単になりました。

それなのに僕は、以前よりも情報を探すことに時間を使っている気がしていたんです。


探す時間が、作る時間を奪っていた

僕は今、メタバースドラマの制作をしながら、ゲーム開発、AI活用、note、ブログ、SNSでの発信など、いくつもの活動を並行して進めています。

活動が広がれば、必要になる情報も増えていきます。

映像制作について調べる日もあれば、ゲーム開発の設計を確認する日もある。AIの新しい動きを追いながら、ブログや発信について考えることもあります。

問題は、それらの情報が別々の場所に散らばっていることでした。

以前AIと話した内容を探し、前日に決めたはずの方針を思い出し、保存した記事をもう一度検索する。

使うAIを変えれば、同じ前提をまた説明し直すこともあります。

一つひとつは、数分で終わる小さな作業です。

でも、その数分が積み重なると、かなり大きい。

僕は平日、仕事から帰ってきたあとに創作や開発を進めています。自由に使える時間は、決して多くありません。

その限られた時間を、何かを作るためではなく、作る前の準備に使い続けることへ、少しずつ違和感を持つようになりました。

情報を探すことが嫌なのではありません。

探すことで、作る時間が削られていく。

僕にとっては、そちらの方が深刻でした。

便利になったはずなのに、管理する場所だけが増えていった

世の中には、便利なツールがたくさんあります。

情報を保存するサービスもあれば、タスクを管理するアプリもある。文章を書くためのツールや、AIと会話するためのサービスも増えました。

僕も、いろいろ試してきましたし、今も使っているものがあります。

ただ、ツールを増やすほど、情報の置き場所も増えていきました。

このメモはどこへ入れたのか。この資料はどのフォルダーに置いたのか。このAIには、どこまで説明していたのか。

便利になるために導入したはずなのに、気づけばツールを管理する作業まで増えていました。

既存のサービスが悪いわけではありません。

どのサービスにも、作り手が考えた使い方があります。その設計に合う人にとっては、とても便利です。

ただ、それは僕の活動全体を理解したうえで作られたものではない。

ドラマを作り、文章を書き、ゲーム開発や情報収集まで並行している僕にとっては、それらを別々の場所で管理すること自体が負担になっていました。

ここが、もう少しこうだったらいい。

この機能と、あの作業がつながっていたらいい。

必要のないものを減らして、自分が本当に使うものだけを残したい。

そう感じても、これまでは利用する側が、用意された仕組みに合わせるしかありませんでした。

自分に合うツールを探すより、自分に合わせて作る

そこで考えたのが、自分専用のOSを作るという発想でした。

ここでいうOSとは、WindowsやmacOSのような基本ソフトそのものではありません。

僕の創作や発信、開発を横断して支える、自分専用の作業基盤のようなものです。

自分に合うツールを探し続けるのではなく、自分が使いやすい形へ、仕組みそのものを作っていく。

以前なら、思いついたとしても、そこで終わっていたと思います。

自分専用の仕組みを作るには、専門知識が必要です。開発経験も必要になるし、場合によってはチームや資金も必要になる。

個人が気軽に挑戦できるものではありませんでした。

でも今は、AIと相談しながら考えを整理し、設計を作り、必要なものを少しずつ形にしていけます。

もちろん、AIに一言お願いすれば、すべて完成するわけではありません。

思ったように動かないこともありますし、エラーの原因が分からず、作業が止まる日もあります。

前へ進んだつもりが、設計を見直して作り直すこともある。

それでも、これまでなら「自分には無理だろう」と諦めていたものへ、手を伸ばせるようになりました。

情報を増やすためではなく、使える形にするため

僕が作ろうとしているのは、情報を大量に集めるためのものではありません。

情報だけなら、今でも十分すぎるほどあります。

必要なのは、自分に必要な情報を見つけやすくして、次の行動につなげられる状態にすることです。

一度調べたことを、毎回最初から探さなくていい。
前日に決めたことを、翌日また思い出すところから始めなくていい。


過去の作業や判断を、そのまま次の作業へつなげていける。
そんな環境を作りたいと思っています。


ドラマ制作なら、設定や制作記録を振り返れる。
ゲーム開発なら、設計や進捗を引き継げる。
発信なら、これまで何を書き、どんな反応があったのかを確認できる。

それぞれを別々の作業として扱うのではなく、自分の活動全体を一つの流れとしてつなげていく。

まだ完成には遠いのですが、小さな仕組みが一つ動いただけでも、頭の中にしかなかった構想が急に現実のものとして見えてきます。

これを少しずつつなげていけば、本当に自分専用の環境になるかもしれない。

そう思えた瞬間は、かなり面白かったです。

まずは、自分が毎日使いたくなるものを作る

今の段階では、誰かに販売することを先に考えているわけではありません。

最初から多くの人に合わせてしまえば、結局また、自分が本当に欲しかったものから離れてしまう気がしています。

だから今は、僕自身が毎日使いたくなるものを作る。

作業時間や創作の流れ、情報を扱うときの癖まで含めて、自分に合わせながら少しずつ整えていく。

その先で、同じ悩みを持つ誰かにも役立つ形が見えてきたら、そのとき考えればいいと思っています。

まずは、自分の不便を本気で解決できるものにする。

それが先です。

僕が欲しかったのは、もっと多くの情報ではなかった

AIが登場してから、文章や画像を作る速度は大きく変わりました。

でも僕にとって一番大きかったのは、これまで専門知識がないという理由で諦めていたものを、自分でも作れるかもしれないと思えるようになったことです。

僕が作っているものも、まだ入口に立ったばかりです。

思いどおりに進まない日もありますし、完成がどんな形になるのか、今の僕にも分かりません。

それでも、頭の中にしかなかったものが、少しずつ実際に動き始めています。

考えてみれば、僕が欲しかったのは、もっと多くの情報ではありませんでした。

探す時間を減らし、作る時間を取り戻すための仕組みです。

誰かが用意したものを探し続けるのではなく、自分に必要な環境を、自分で少しずつ作っていく。

まだ始まったばかりですが、ずっと欲しかったものが形になり始めている。

そりゃあ、ワクワクしないわけがありません🤭


こちらもおすすめ!


いいなと思ったら応援しよう!

久我レイジ いただいたチップは作品づくりの活動費に使わせていただきます。応援していただけると、とても励みになります!