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米1月ISM非製造業景気指数は依然として拡大しているが、受注増加ペースが低下!

2025 年にISM非製造業景気指数が発表されました。
ISM非製造業景気指数は市場予想である54.2よりも下回り52.8となりました。

先週には、ISM製造業景気指数が発表され2022年9月以来の50を超えて製造業活動が拡大した結果となりました。詳しくは下記をご参考ください。



◆そもそもISM非製造業景気指数とは・・・

サービス業の活動状況を表す指標です。サービス業には、例えば飲食店、小売店、病院、学校、金融機関、観光業などが含まれます。この指数を見れば、アメリカ経済のサービス業が元気かどうかが分かります。

アメリカ経済は、70%以上がサービス業で成り立っています。だから、この指数が高いと「経済全体が元気」と判断されることが多いです。特に、消費者がたくさんお金を使っていると、指数が上がることが多いです。

結果は0から100の間の数値で表され、特に注目されるのは50というラインです。50以上がサービス業が元気(景気が良い)、50未満がサービス業が元気がない(景気が悪い)とされています。

米1月ISM非製造業景気指数

ISM非製造業景気指数は、52.8となり2020年6月にコロナ禍による景気後退から回復が始まって以来、53回目の50を超える拡大となりました。市場予想54.2と前回54.0と比べると下回っています。

・ISM非製造業景気指数:52.8(結果)・54.2(予想)・54.0(前回)

1月ISM非製造業景気指数で気になる点は、ISM非製造業景気指数 の中身の重要指数である事業活動・新規注文の下落です。どちらとも3.0以上下がっており、アメリカのサービス業が以前よりも弱まり始めているように見えます。依然としてどちらとも50を超えているので成長していることは間違い無いのですが、その成長幅が小さくなり始めています

1月ISM非製造業景気指数の価格は、12月の64.4から4低下し60.4となりました。インフレが懸念されている中で価格指数が低下することは、良いニュースです。依然として60を超える高い指数でありますが、FRBの利下げ効果が出てきているのかもしれません。

以下が業種ごとのコメントです。実際に働いている人たちのコメントになりますので今後のご参考にしてください。

コメントを見ると関税の影響が既に出てきており、サプライチェーンの混乱が見られ、価格の上昇や材料の不足などが発生しているようです。
現在は中国に関税を課すことになりましたが、カナダ・メキシコは3月から25%の関税が課される恐れがあります。そうなれば価格の高騰や材料不足がさらに堅調に出てくることになりそうです。
雇用に関しては、運輸・倉庫から堅調であることがわかりますが、経済が不安定になれば雇用にも影響が出る恐れがあります。

ISM非製造業景気指数の構成要素

ISM製造業景気指数の構成要素は以下の通りになっております。

  1. 事業活動

  2. 新期注文

  3. 雇 用 

  4. サプライヤーの納期

それでは構成要素ごとで詳しく解説していきます。

1.事業活動

・事業活動:54.5(結果)・58.0(前回)

1月の事業活動指数は54.5となり、12月の58から3.5低下したものの、56か月連続で拡大を維持した。回答者からは「2025年のプロジェクトに向けて準備中」や「顧客の支出は増えているが、ビジネスの本格的な回復なのか、関税による価格上昇を懸念したパニック買いなのか不明」といった意見が寄せられた。

2.新期注文

・新規受注:51.4(結果)・54.4(前回)

1月の新規受注指数は51.3となり、12月の54.4から3.1低下したものの、7か月連続で拡大を維持した。回答者からは、「受注レベルは過去5年以上で最高水準」や「高金利とインフレの影響が懸念される」といった意見が寄せられた。

3.雇用

・雇用:52.3(結果)・51.3(前回)

1月の雇用指数は52.3となり、12月の51.3から1上昇し、9月の縮小後4か月連続で拡大した。回答者からは、「人事部が積極的に空席を埋めている」との声がある一方で、「消費者需要の減速に伴い緊縮財政が実施されている」との指摘もあった。

4.サプライヤーの納期

材料や部品の納品するスピードを測る指標で、納品スピードが遅いほど指標が高くなります。

・サプライヤーからの配送:53.0(結果)・52.5(前回)

1月のサプライヤー配送指数は53となり、12月の52.5から0.5上昇し、2か月連続でサプライヤーのパフォーマンス低下を示した。回答者からは「天候による遅延や東海岸でのトラック輸送の不足」、「旧正月の混雑」などが影響しているとの声が寄せられた。

5.価格

ISM非製造業指数には価格は含まれませんが、今後のインフレに関する指標になりますのでご参考ください。

・価格:60.4(結果)・64.4(前回)

1月の価格指数は60.4となり、12月の64.4から4低下したが、92か月連続で上昇を続けた。指数が70を下回るのは27か月連続だが、60を超えたのは2か月連続となる。

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