見出し画像

Obsidianなのにリンクを使わない|タグ管理で何が変わるのか

以前に、リンクをやめてタグ管理に移行した記事を書いた。

その結果、タグ管理の利点が見えてきた。

追記:経過報告を書いた(2025年10月)▼

Obsidianでリンクを使わない理由

純MDの可搬性・汎用性が高いから

上記の過去記事でも書いたが、Obsidianのリンク構造は他のエディタに移行した際に機能しない可能性がある。
リンク自体はWikiリンク表記からMDリンク表記に変えることで対応可能だが、普通のエディタはリンクの自動更新はしてくれない。移行先ではリンクが生きた財産にならないということだ。

補足追記:Wikiリンクは、マークダウン標準ではないけど他のエディタでも実質対応はしてる。他のエディタでもObsidianのように「ファイル名変更したらリンクも変更」とかしてほしいときは、Wikiリンクのままがいい。でも、本当に対応してるかどうかは移行先次第、って感じだよ!

依存性を下げたい&他のエディタも使いたい

今時、Obsidian以外にも優れたエディタはたくさんある。
それぞれに特徴があり、どれがいいということではない。目的や好みで変わる。
例えばZettlrは無料のMDエディタとしては最高。執筆作業という1点についてはかなり良い選択だ。
VSCodeも捨てがたい。エンジニアじゃなくてもエディタとしての高機能性や拡張性は魅力。プラグインが豊富で、FoamなどはObsidian風の表示ができるようになる。Markdown系のプラグインを入れればMDエディタとしてかなり高機能になる。

それでもObsidianがいい理由

廃人的な使い方としては、メモはもちろんだが、MDビューワー的な使い方をしている。
保存データはすべてMD形式。それを視覚的に管理するためのツールとしての役割が大きい。
つまり、メモツールというよりも、「MD管理ユーザーインターフェース」としての機能を評価している。
ちなみに、タグ管理といってもやってるのは下記画像の程度。

雑なYamlフロントマター

Obsidianでタグ管理したら変わること

Hubページが不要になる

Obsidianの思想でもある「個人Wikiを作る」とすると、どうしても通らなければいけない道が「ハブページ」だ。
単語ベースでリンクを作ると、その単語用ページを作ることでリンクがつながる。
通常のノートは「〇〇について」などそれぞれ好きな名前を付けているから、それを記憶して正確にリンク名にするのは不可能に近い。
そのため、例えば「Obsidian」という単語をリンクしていくと「Obsidian」というハブページを作り、そこから関連リンクに飛ぶ流れとなる。
タグ管理にすると、タグ自体がハブになるのでハブページが不要になる。

「線」でのつながりから「放射状」のつながりへ

今までのリンク管理では、ページとページを線でつなぎ、そのつながりを追うことで関連性を維持していた。
しかしタグは「ページがタグにぶら下がる」感覚だ。
そして、グラフビューを見ると、タグから放射状につながっていることがわかる。

赤い点がタグ、白い点がノート

これを見ると、リンクで繋がらなくてもタグで十分繋がりが保てるしグラフビューがちゃんと機能することがわかる。

自分のノートの話題性が視覚的にわかりやすい

上記のグラフビューを見ると、大きな赤点が目立つ。これは、よく使われているタグだ。
つまり、自分のVaultで何が話題としてよく使われているかがわかる。
これをリンクでやるときは、前述のハブページが必要になる。
タグ自体がハブページの役割も担ってくれている。
直感的に自分の話題を見つけやすい。

まとめ

リンクがないとグラフビューが活かせない、Obsidianが意味がないというのは大きな間違い。
タグをつける手間は確かにあるが、リンクがなくてもObsidianの価値はある。そして、そのひと手間でどのエディタでも通用するデータ群が手に入り、現在のObsidianでも機能するのが大きな魅力。

リンクをやめろ、とまでは言わないが、タグ運用の価値も十分あると思わないかい?

追記:関連記事▼


いいなと思ったら応援しよう!

くびなし 廃人は「クソ記事は有料化しない」という信念があり、記事は無料公開しています。「課金はしない」という固い決意のある方は絶対にお布施をしないでください。※お布施は「廃人思想活動費」として使わせていただきます。