最後に勝つ戦略“負けるが勝ち”
“負けるが勝ち”ということわざがあります。
表面上は負けたように見せかけておいて、実際にはそれが最終的な勝ちにつながるという意味ですね。
今は無理に勝とうとせず、争いを避けて敢えて負けることで、より大きな利益を得たり、それを長期的な成功につなげるという発想です。
他にも“急いてはことを仕損じる”や、“急がば回れ”というものもあります。
短期的な勝ちである近道が危なければ一時的な負けである遠回りをすることで、最終的に安全かつ確実に目的地にたどり着くというもので、“負けるが勝ち”と同じ趣旨です。

もう一つ“森を見て木を見ず”というものもあります。
個々の戦いに勝つこと(木)よりも、全体の戦局で優位に立つこと(森)を目指すというものです。
今日の損失が明日の大きな利益につながるということを言っています。

これらは単に負けることを推奨するものではなく、状況を的確に判断し、戦略的に行動することの重要性を示しているのです。
具体的にどんな状況がこの戦略に適しているのか、いくつか挙げてみます。
〇言い争いをしている時、ムキになって相手を論破しても、気まずくなるだけです。
「そうだね、そういう見方もあるね」と、一歩引いて(負けて)みると、人間関係という大きな資産を守る(勝つ)ことができます。
〇1円でも高く売ることに固執する(短期的な勝ち)よりも、少し値引きして(戦略的な負け)、相手にいい買い物をしたと思わせるほうが、将来の長期的優良顧客の獲得へとつながる(長期的な勝ち)こともあります。
〇将棋や囲碁で、敢えて自分の駒を取らせて(短期的な負け)、相手の形を崩し逆転する(最終的な勝ち)ということもできます。
〇「柔よく剛を制す」状況に応じて戦略を柔軟に変え、強大な相手の力を利用したり、いなしたりして勝つのです。
〇ボクシングで、わざと相手に攻めさせて(負けて)体力を消耗させ、相手が打ち疲れたところで一気に反撃に転じて逆転(勝利)するというテクニックもあります。ブロックのうまさや打たれ強さも必要ですね。
〇トーナメントで負けてしまっても、敗者復活戦で這い上がって優勝してしまうケースもあります。
〇エジソンも言っています。
「私は耳が悪かった。だから蓄音機を発明できたのです。」、
「それは失敗じゃなくて、その方法がうまくいかないとこが分かったから成功なんだよ」。
負けや失敗を単なる敗北ではなく、「何がうまくいかなかったのか」を学ぶ貴重なデータとするのです。
エジソンの名言についてはたくさんあるので記事にしています。参考にしてみてください。
このように“負けるが勝ち”というのは、短期的な敗北や犠牲を受け入れながら、最終的な成功や勝利に向けて長期的かつ計画的に動く、冷静な「最後に勝つ戦略」なのです。
最後に勝つためには、
◎長期的な視点を持たなければなりません。例えばデイトレードよりも長期投資のイメージですね。
長期的視点で先を読むことの重要性は以前記事にしています。
◎失敗は学習機会と捉えるのです。
◎敢えて計算されたリスクを取るという高等テクニックもあります。
◎少しだけ自分の限界を超える課題に挑戦し、そこから改善のヒントを得てスキルアップを図るのもうまい方法です。
◎自分の能力は、努力や学習によってこれからもどんどん伸ばせると信じることが大切です。
常に新しい知識を学び、優れた人と接して教えられるという積極的な姿勢です。
このことも記事にしていますのでご覧ください。
◎苦しい時ほど冷静に客観的に状況を分析する必要があります。
◎最後に勝つというのがどういう状況なのかを具体的にイメージすることです。
それがないと、ただの我慢になってしまいます。
◎今と比較してそこにたどり着くまでの行動計画を立てるのです。
この事がスムースに事を運ぶ最も楽な方法です。
以前の記事をご覧ください。
◎計画はあくまで計画です。状況の変化に応じて戦略を柔軟に修正する勇気も必要になる時もあります。
◎時間やお金には限りがあります。効率よく配分し、短期的な満足しか得られないことはやらないことです。
◎毎日こつことと着実に努力し続けると、結果的に大きな差がついてきます。
「「継続は力なり」という格言について」という題で記事にしています。
◎集中できる環境作りも不可欠です。
集中力の高め方は以下の記事でご覧いただけます。
◎同じ志を持つ仲間や、成功している先輩と情報交換することもモチベーション維持に役立ちます。
◎信頼関係を築くために、逆にこちらから情報を提供すると、後々人脈となってチャンスが広がるかもしれません。
「信頼を得る方法」についての記事もあります。
◎交渉相手が信頼できない場合、譲歩を利用される危険もあります。
相手をよく知ることも重要です。
◎燃え尽きないように、心と体の健康維持に努めなければなりません。
短期的な勝利も魅力的ですが、それは“砂上の楼閣”と同じです。
これらのことを粘り強く実践して将来の大きな勝利に向かって進むことで最後に勝つことができるのです。
お読みいただきありがとうございます。スキ・フォローを頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

今回の参議院議員選挙で、日本人ファーストを掲げた参政党が大きく躍進し、自公政権は大敗しました。

私利私欲の利権や、C国K国などの外国人のためではなく、日本人を大切にする、日本国民を守るという日本の国会議員として至極当然の基本中の基本に立ち返るべきだということに気付くことができれば、自民党もこの歴史的な負けから挽回することが不可能ではないと思います。
負けて膿を出し切ることができれば将来の勝ちにつなげることができるかもしれません。
ただの惨敗に終わるのか、“負けるが勝ち”になるのかはこれからが正念場ですね。
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