売ろうと思っていない、売れるはずだと思っている、だから売れない
「売ろうと思っていない、売れるはずだと思っている、だから売れない」というのは、察しのいい方ならお分かりのことと思います。
これはアメリカが日本にもっとアメ車を輸入しろと言っていることから思ったものです。
アメ車に乗ったことのある方なら、よくご存じのことと思いますが、アメ車はとにかくデカい車が多いです。

横幅も全長も大きく、都市部では入れることのできる駐車場が少なく、探すのに苦労します。
昔は駐車場の入り口に「外車お断り」の看板があることはザラでした。
道幅も狭く入り組んでいるところも多いので、取り回しにはとても気を遣います。

又、大きい上にムダに重いので燃費は最悪です。
ガソリンをまき散らして走る感覚ですね。
多くの欧州車が右ハンドル車を輸出してくるのに対し、アメ車は左ハンドルが多いままです。
外国車アピールしたい見栄っ張りにはちょうどいいかもしれませんが、日常生活には不便でしかありません。
そして販売店が少なく、購入から点検整備、修理といったことに時間と費用が多くかかってしまいます。
昔は、「アメ車のバカでかいV8エンジンは、大陸を走る際、故障しても半分のエンジンで目的地まで走ることが出来るためだ」言われました。
逆に言うとそれだけ故障が多かったのです。
そもそも日本は輸入車に関税を課していないといいます。
つまりアメ車は日本の都市の車事情を全く把握しておらず、ニーズに合致していないのです。
何の工夫やアレンジをすることもなく、「これを買え」と言う姿勢で持ち込んでくるため拒否されるのです。
当然のことです。
多分このことを大統領は分かっていると思いますが、業界からの圧力で票のため言わざるを得ないのでしょう。
アメリカの自動車産業の業界は、未だにアメ車が一番と思っているのでしょう。
「アメリカファースト」などと言っているからこれに拍車がかかってしまっています。
作った物を売るということは、誰かに買ってもらうということです。
何かを買うということは、必要になったから買うのです。
「そんなもの必要ない」と言われれば、誰も買わず売れないのです。
いくら自分がいいものを作ったと思っていても、相手にとって必要なものでなければ、それは無用の長物でしかありません。
買い手側の要求に合わせたものを提供して初めて売ることができ、商売が成り立つのです。
もっと、どうしたら売れるのかを考えて欲しいものです。
以前の記事もよかったらお読みください。
このことは実はもっと根の深い問題だと考えています。
いつも言っていることですが、今世界中で起こっている“いじめ”やハラスメントの要因となっているのは、「相手のことが考えられない」、「相手の気持ちが分からない」ために引き起こされているのです。
アメリカファーストに代表されるような自分中心の考え方の元では、「自分がスッキリすればそれでいい」、「自分さえよければ相手のことはどうでもいい」となります。
相手の立場や気持ちを思いやり、こんなことをしたら相手がどれほど傷つくかを考えることが出来れば、様々なトラブルが少しは減るのではないでしょうか。
そんな姿勢も垣間見れたので、今日の記事にしてみました。
お読みいただきありがとうございました。
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