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あなたは何に幸福を感じますか?

あなたは何に幸福を感じますか?

好きな音楽を聴いている時ですか?
おいしいものを食べている時ですか?
病気や事故もなく、健康に生きている時ですか?
不安やストレスもなく、安心して眠れる時ですか?
家族や友人、恋人と一緒にいて笑い合っている時ですか?
旅行に出かけて、新しい発見に触れた時ですか?
ある程度お金に余裕が出来て少し贅沢をしている時ですか?
自分の成長を実感した時ですか?
自分の能力を活かしてやりたいことに熱中している時ですか?
誰かのために何かをしてあげている時ですか?
困難な状況を乗り越えられた時ですか?

哲学的視点でアリストテレスは、

「幸福は人間の究極の目的であり、美徳を伴った活動で得られる」

と言っています。

また、東洋思想では

「今この瞬間を味わうことが幸福だ」

仏教では

「執着を手放し、苦しみから解放されることが幸福だ」

としています。

アドラー心理学では、幸福の3条件を、

「自己受容:自分の長所も短所もありのままの自分を受け入れ
他者信頼:他人を善意の目で無条件に信じ
他者貢献:自分は誰かの役に立っている、貢献していることで自分の価値を実感する」

として、これらを満たすことで、幸福な状態に近づくとしています。

幸福感も時と場合によって変化します。

若い頃は、刺激や成功時の達成感に幸福を感じていたものが、年齢を重ねると、穏やかな安定や社会とのつながり、自身の健康を重視するようになります。

また災害や戦時下では「生き延びる」ということで幸福を感じるのです。

以前の記事「日本は貧困国なのか?」で世界幸福度ランキングを取り上げました。

先日国連の世界幸福度報告で2025年のランキングが発表されました。

これは、経済的豊かさとして一人当たりDGP、
身体の健康を表す健康寿命、
困ったときに頼れる人がいるかどうか、
自分の人生の満足度、
他人への思いやりやボランティア活動、
腐敗の少ない政治や企業への信頼度を重視して作成されており、
日本は今回55位で昨年の51位からランキングを下げています。

上位には北欧勢が占め、ドイツ22位、イギリス23位、アメリカ24位、フランス33位、アジアでは台湾が27位、シンガポール34位、韓国58位、中国68位などとなっています。
戦争中のロシアは66位、ウクライナは111位です。
一方イスラエルが8位になっているのは驚きです。

都道府県別のランキングもありました。

今私の住んでいる大阪はブービーメーカーでした。あなたの住んでいる県はどうですか?

このデータは以下のサイトから拝借しました。

最近では「ウェルビーイングwell-being」という概念が注目され、「単に経済的豊かさだけでなく、心身の健康や社会的つながり、生活の質などで社会的幸福度を測る指標とされているようです。

ここで注意すべきことは、「隣の芝生は青く見える」ということわざの様に、他人と比較して自分は幸福か不幸かを判断してしまうことは避けなければいけないということです。
幸福の基準は自分の中に持つことが重要なのです。

また、幸福というものは永遠に続くものではなく、悲しいことや苦しいこと、つらいことや不安なことなど、様々な困難が襲ってきます。
それを乗り越えていくことで更なる幸福が得られるのです。

結局幸福とは、自分自身がどのような状況であれば「自分の人生は良いものだ」と心から思えるのかということについて、人それぞれが独自の答えを持っているのです。

今は不幸だと思っていても、その中には幸福だと思えることもあるはずなのです。

それがたとえ小さな幸福でも大きな満足となりえるのです。

ロシアの文豪ドストエフスキーも言っています。

「人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである。」

あなたは何に幸福を感じますか?

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