目的意識の有無で結果は大きく変わります
何か物事を成し遂げようとする時、“何のためにそれをするのか”と言う目的意識を持つということは、とても重要な事です。
目的意識が有るか無いかで、モチベーション、集中力、持続力、判断力が変わり、結果に大きく影響するからです。
前回の記事でも「今自分がどういう状況で、何をすべきかを考える」という目的意識について書いています。
今日はそんな目的意識について深堀していきます。
<なぜ目的意識は必要なのか>
“なぜ目的意識が必要なのか”と言う問いに対する答えには、次のような点が挙げられます。
① 「これをやらなければならない」という義務感ではなく、「これを成し遂げたい」と言う自分の内側からのエネルギーとなり、モチベーションが高まります。
② 「今はどのように行動すべきか」、「何を選択すべきか」がはっきりしてきます。
③ 途中で苦難に直面しても、心が折れにくくなり、乗り越える心の支えになります。
④ 「なぜそれをやるのか」がはっきりと自覚できると、長期的に行動が持続できます。
⑤ 「やりたいこと」がはっきりしていると、周囲の共感や応援を得やすくなります。
⑥ 自分の成長を実感しやすくなり、「自分はできるんだ」という自己肯定感を育みます。
<目的意識を持つメリット>
目的意識を持つとどんなメリットがあるのでしょう。それは、
① 明確な目的があると、仕事や生活に対する取り組み方がより積極的になります。
② 行動に一貫性が生まれ、業務が効率的になり、成果が得やすくなります。
③ 達成感を味わうことで、自己肯定感が高まり、更なる成長につながります。
④ これが身体的・精神的な健康に良い影響を与えます。
⑤ 周囲とのコミュニケーションも円滑になり、チームワークも強化されます。
<目的意識がないとどうなるのか>
逆に目的意識を持たずに行動するとどんなことが起こるのでしょう。それは次の点が考えられます。
① 目の前の状況に流され、一喜一憂し、何をやっても中途半端に終わる可能性が高まります。
② 自分がやっている行動の理由がわからないので、疲れやすく、飽きっぽくなります。
③ やるべきことが定まらないため、努力が分散して成果に結びつかなくなります。
④ 自分の行動や選択に意味が見い出せないため、自己評価がどんどん下がり、焦りや劣等感が強まります。
⑤ しっかりとした自分の軸がないため、他人に振り回されて後で後悔することが多くなります。
⑥ 人生に対する興味や意欲が失われ、孤独感が増し、メンタルヘルスの問題が起こります。

<目的意識の持ち方>
では、目的意識はどのようにして見い出せばいいのかを考えてみましょう。
① 「なぜこれをやるのか」という問いを2度3度と繰り返していくと本質的な目的が見えてきます。
② 「5年後・10年後に自分はどうなっていたいのか」という長期的ビジョンを描くことで、今すべきことの意味が出てきます。
③ 「誰のためにやっているのか」というように、未来の自分だけでなく、家族や顧客などの具体的対象があると、目的がより明確になります。
④ 「やりたいこと」が見つからなかったら、「許せないこと」、「解決したいこと」から考えると、それが目的になります。
<目的意識の高め方>
目的意識がはっきりしたら、それをさらに高めましょう。
① 目的達成に、「いつまでに成し遂げるか」という期日を設けると、より具体的な行動計画を立てやすくなります。
② 「達成したらどうするのか」を具体的にイメージすると、モチベーションが上がります。
③ 「何がうまくいかなかったのか」、「どこを改善すべきか」を分析することで、次のステップを考えることができます。
④ 企業の中においては、自分の役割がどのように貢献しているかを認識すると、より目的意識が高まります。
<目的意識の維持の仕方>
目的を達成するまでの間、目的意識を持ち続けるためにやるべきことを挙げてみると、次のようになります。
① しょっちゅう思い出せるようにすることです。スマホの待ち受けに入れてもいいですし、毎朝見る習慣をつけるのもいいでしょう。
とにかく忘れないようにすることです。
② 「自分の行動は、目的と一致していたのか」を振り返ることも重要です。
③ ヘルプしてもらいやすくするために、仲間と目的を共有するといいでしょう。これが支えにもなります。
④ 継続していくためには、自分がやっていることが「間違いない」、「正しい方向だ」と思えるようでなければなりません。
それには、やるべきことを細分化させ、一つ一つを簡素化し、小さな成功体験として積み上げていくことです。
<目的を見失ったらどうすればいいか>
物事に取り組んでいる最中に、肝心の目的を見失うということはよく起こります。
こういう時は、「リセットが必要な時なんだな」と思って、一度立ち止まり、見つめ直してみるといいでしょう。
「今は目的が見えなくなっているけど、そのうち又見つかるさ」とか、
「本当は自分に合っている目的ではなかったのかもしれないな」とか、
「時間を忘れるような、ワクワクすることを探してみよう」とか、
「あの人が喜ぶならやってみよう」とか、
「今日はこれをやる」とかで十分です。
目的が見えなくなって不安だという気持ちを人に話すと自分の心の整理になることもあります。
<まとめ>
なにも、壮大な、そして完璧な目的を持つ必要は全くありません。
ほんのちょっとした「こんなことをやってみたい」ということで十分なのです。
そこから「今は何をすべきなのか」が導き出されてきます。
そして「なぜこれをやっているのか」、「このやり方で目的は達成できるのか」と、立ち止まって考える習慣をつけることがより重要なことです。
それが“ブレない”ということにつながって周りから輝いて見えるようになるのです。
ぜひ何事も目的意識を持って行うようにしましょう。

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