「スーツケースがない!」ロストバゲージを防ぐ方法
海外旅行に出かけて、目的地の空港のターンテーブルの前でいくら待っても自分のスーツケースが出て来ない、そのうちすべてのスーツケースが運ばれてターンテーブルが止まってしまう。
「え?私のスーツケースがまだ出て来ないんだけど?」と、頭の中が真っ白になって呆然と立ち尽くす、そんな悲惨なシーンを私も経験しました。
しかも家族旅行ではなくビジネス出張の時にです。
以前の記事「飛行機を利用するときのコツと注意点」の中でも、ロストバゲージ対策を少し書いていますが、今回はもっと詳しくお話しします。
<古いバーコードやタグを外す>
時々スーツケースに前の旅行の際のバーコードシールが何枚も貼ってある人を見かけます。
「旅の記念」のつもりでしょうが、空港職員が誤って古いバーコードを読み取ってしまうと、違う空港に運ばれてしまいます。
使い終わった古いバーコードやタグ類は全てはずしておきましょう。
<乗り継ぎ時間を多めにとる>
乗り継ぎ便がある時は、人も荷物も同様に飛行機を乗り換えます。
乗り継ぎの際に預けたスーツケースを一旦受け取るならいいですが、最終目的地まで預けておく場合、乗り継ぎ時間が短いと人は間に合ったけれど荷物は間に合わなかったということが起こります。
統計では1時間未満と4時間以上の乗り継ぎ時間にミスが多いということなので、国内線では1時間、国際線では2時間程度の乗り継ぎ時間を確保するようにしましょう。
<早めにチェックインする>
ギリギリに空港に到着してチェックインすると、荷物を乗せる前に飛び立ってしまうことがあります。
国内線で1時間前、国際線では2~3時間前には空港に到着してチェックイン手続きを済ませましょう。
<高級ブランドのスーツケースを避ける>
自分のスーツケースがないというのは、ロストバゲージに限らず、他の乗客による取り違えもあります。
高級ブランドのスーツケースは、盗難や取り違えの元になりますので使わない方が無難です。
<目立つ目印をつける>
スーツケースで多い色は、黒、紺、グレーです。
自分のスーツケースの色がこれらの色の場合、取り間違えのリスクが高いということです。
自分の物だと分かるように、持ち手にバンダナを巻いたり、派手なステッカーを貼ったり、カラフルなスーツケースベルトを付けたりするといいでしょう。

<スーツケースの色を選ぶ>
よく目立つスーツケースの色にするという方法もあります。
赤、黄色、オレンジ、水色などは遠くからでも見つけやすいです。

<タグの写真を撮る>
チェックイン時のバゲージタグの写真を撮っておくと、あとで追跡しやすくなります。
<スーツケースの中に連絡先を入れる>
スーツケースの中に泊まるホテルの名前や連絡先、帰国後の住所などを書いていくと航空会社も連絡しやすくなります。
<中身のリストを作っておく>
スーツケースの中に何が入っているのかのリストを作っておくと万が一の申告の際にスムースです。
忘れ物防止のためにも持ち物リストとして活用しましょう。
<スマートタグを入れる>
最近では位置情報を示すスマートタグというものがあるようで、今スーツケースがどこにあるか検索できるようです。

<割れ物タグをつけてもらう>
チェックイン時に「割れ物が入っています」と言って、FREGILE(割れ物)タグをつけてもらうと扱いも丁寧になり積み残しも起きにくいと言います。

<荷物の紛失や遅延の補償付きの保険に入る>
荷物の紛失や遅延の補償が付いた旅行保険に入っておくと、荷物が届くまでに買った衣類や洗面道具などの費用が戻ってきます。
そうなったときはレシートは保管しておきましょう。
<すぐにピックアップ>
空港に到着したら、早めにターンテーブルに向かい、自分のスーツケースが流れてきたら、すぐにピックアップしましょう。
他の人に間違って持っていかれることを防ぐためです。
<直行便を選ぶ>
当然ながら、乗り継ぎ回数が多いほど、ロスト率は上がります。
出来れば直行便を選び、乗り継ぎは出来れば2回までに抑えましょう。
それ以上はかなりリスキーです。
<トラブルの多い航空会社>
ロストバゲージの多い航空会社トップ5は、
1位アメリカンエアライン、
2位ユナイテッドエアライン、
3位アラスカエアライン、
4位ブリティッシュエアウェイズ、
5位エアインディアです。
どれも巨大なネットワークで乗り継ぎ便も多く、ハブ空港も混雑しているためです。
私の場合はエアフランスでした。
<トラブルの多い空港>
ロストバゲージの多い空港トップ5は、
1位ヒースロー空港、
2位シャルルドゴール空港、
3位ドバイ空港、
4位イスタンブール空港、
5位フランクフルト空港となっています。
皆巨大ハブ空港で、ターミナル数も多く複雑で、乗り継ぎ便が多く、荷物取り扱い量も多いためです。
私の場合はシャルルドゴール空港です。第2位に多い空港だったのです。
<関空はトラブルゼロ>
実は関西国際空港は、開港以来30年以上にわたって、ロストバゲージがゼロ件という世界記録を持っています。
2~3名体制でチェックしていたり、荷物搬出15分ルールというものがあったり、航空会社ごとの手順書もあるからのようです。
素晴らしいですね、日本のしかも地元の関空がこんな風に頑張っているなんて。

<ロストバゲージになってしまったら>
もし自分のスーツケースがなくなってしまったら、必ず税関を通る前に、LOST and FOUNDという遺失物受付センターか手荷物紛失センターに行って、「手荷物事故報告書(PIR:Property Irregularity Report)」を作成してもらいます。
ロストバゲージの多くは紛失ではなく遅延なので、90%は24~48時間以内に見つかるようです。
私の場合も翌日に届きました。
しかし、知人の場合は、仕事も終わって帰国後1週間ほどしてから自宅に届いたということです。
こんな最悪なケースもあるということです。
<必要最小限を機内持ち込みにする>
最後にロストバゲージになっても困らない方法をお話しします。
国内線等短期間の場合は荷物も少ないので、全部機内持ち込みにまとめるという方法がいいですが、長期の場合どうしても荷物は多くなって、大きなスーツケースに入れて、預けることになります。
しかし、ロストバゲージのリスクを考えると、出張時の必要書類やパソコン関係、貴重品や薬類、仕事着や数日分の下着などは機内持ち込みのキャリーケースに入れておくのが安心です。
特に仕事関係は必ずそうすることを強くおススメします。
以上お読みいただきありがとうございます。
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