一枚読書 #17|続けられない日々に、大丈夫を|小さく始める習慣の作り方
▌SUMMARY:まとめ


目に見える「分かりやすいごほうび」。
まずはイチゴを目的に行動を始め、
アタマに行動の仕方を学習させていく。
パフェを食べ進めると出てくる新しい層は、
初めは分からなかった「発見や気付き」。
行動を続けることで、新たな楽しさや喜びを発見できる。
そしてパフェを食べ終わると、美味しかった、
また食べたいという「体験と状態」が得られる。
これは「イチゴ」よりも高次な抽象的報酬であり、
習慣化の強力なモチベになる。
★ポイント★
パフェを快適に食べるには長いスプーンが便利。
「すぐ行動できる」ように環境を整えておく。
▌BOOK:読んだ本
『小さな習慣』
著者:スティーヴン・ガイズ
▌NOTE:気付き
やりたいことが続かない。
いつも楽な方に流されてしまう。
継続は力なんて理想の話。
本書は、そんなふうに思う日々に、「大丈夫」と
優しく声をかけてくれるような一冊だった。
▶ 続かないのはやり方の問題
この本が伝えているのは、とてもシンプルだ。
習慣は「小さく」始めればいい。
いきなり500ページの本を持ってきて、
それを毎日100ページ読もうとしても、
大変だし、きっと続かないことが多い。
それよりも、
・本を読む場所を決める
・そこに本を置く
・本の表紙をなでる
これくらいでいい、ということだ。
これだけでも「やった」と言えるし、
達成したことになる。
「こんなことで意味あるの?」と思うかもしれない。
でも、この小さな達成をあじわうこと、
これが何より重要なのだと思う。
▶ 小さな達成が脳を変える
この小さな積み重ねは、
脳に「できた」という回路をつくってくれる。
例えば知らない道を走るよりも、
知っている道の方が進みやすいのと同じで、
一度できた行動は、どんどんやりやすくなる。
脳が、味をしめてくるわけだ。
最初は、「終わったら漫画を読む」
といった分かりやすいごほうびでもいい。
でも続けていくと、
・できた自分が嬉しい
・昨日より前に進めたことが心地いい
・この感覚をもう一度味わいたい
といったように、
喜びの質が少しずつ変わってくる。
ここが重要で、
最初は「外からのごほうび」で動いていても、
それが「内側からの満足」に変わっていく。
▶ 習慣は感情から価値へ変わる
ただし、最初に設定する
「外からのごほうび」にも注意は必要だ。
なぜなら、感情は摩耗するから。
次第に同じごほうびでは満足できなくなり、
もっと強い刺激が必要になってしまう。
だからこそ大事なのは、
より抽象的な価値にこそ
喜びを感じ取れるようになること。
例えば、
・自分が成長している実感
・続けてきたという事実
・変わってきた自分の状態
ここに喜びを感じられるようになると、
行動は一気に安定していく。
そしてこの習慣化を支えるのが「環境」だ。
・この机でやる
・必要なものだけ置く
・余計なものは視界から消す
そうやって、
「すぐできる」
「すぐ分かる」
「すぐうれしい」
—そんな環境をつくる。
すると”やりたい行動”は、
しぜんと「歩きなれた道」のようになり、
気軽に毎日歩いて行けるようになっていく。
▌Q&A:本書への問いかけ
WHY:なぜ分かりやすい報酬から始めたほうがいいのか?
知らないことは脳がストレスを感じるから
意志の力はバテやすいから
車も、走り始めほどエネルギーを使うから
WHAT:継続できるようにするポイントは?
環境をスイッチにすること
すぐできる・分かるレベルに行動を細分化すること
感情由来のモチベーションに頼り過ぎないこと
HOW:具体的にどうすればいいのか?
多くの習慣を1度に始めない
何を習慣化するかは自分の意志で決める
進歩を分かりやすくする
【問いかけの整理】
続かない原因は意志ではなく、始め方(行動の小ささ)の問題
小さな達成の積み重ねが、続けられる脳の回路をつくる
外的なごほうびから内的な満足へ変わると、習慣は安定する
――最初は人が環境をつくる。
でもやがて、
環境が習慣をつくり、
そして、習慣が人を形づくっていく。
その流れや実践方法を、
とても分かりやすく体験できる一冊でした。
ここまでお読みいただき、
本当にありがとうございました。
またいつでも見に来てくださいね。
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