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sorashino
時 ~ 永遠の入口にて
どれだけ人が抗っても、時はかまわず進んでいく。
楽しくてずっとこのままと願っても、
辛くて早く過ぎ去ってしまえと祈っても、
時はかたくなに、
一秒一秒を積み重ね、
流れていく。
人が死の淵に立った時、
誰かが走馬灯のように人生を見せて尋ねる。
「どうだった?」かと。
その問いに答え終わったとき、その人の時間だけが止まる。
そして訪れるのが永遠だ。
信じた友や、
愛した人の心の中で、
生き続ける権利を得る。
永遠は、
生きている間には手に入らない。
時を止めることができないように。
代わりに生者には、明日が、未来が与えられている。
希望。
失望。
夢。
現実。
時はそれぞれの明日を運んでくる。
今がもう過去なら、
悲観的になるよりも希望を持つことだ。
そうして時を生きていれば、
迎えに来る誰かへ、
「悪くはなかった」と答えることが出来る。
誰もが主演のストーリー。
そのエンドロールを見終えたとき、
きっとその頬を、
一筋の涙が伝う。
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