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後悔の意味

目の前を夢の終わりが通り過ぎたとき、
「人生が二度あれば…」と誰かの歌を聞こえた。
たとえば記憶をそのままに、過去に戻れたとしても、わずかな失敗を消せるだけだ。

「あの時こうしておけば…」
そのときへ戻ってやり直せたとしても、そこから続く人生はまったく別のものになる。

大切な人との出会いはなくなるかもしれない。
想い出もまた、別なものと差し替えられてしまうだろう。
違う喜びもきっとある。
ただ、それと同じだけの悲しみや苦悩を味わう。

過去だけでなく、目の前の挑戦も同じことだ。
何かに挑戦し失敗をした時、
「後悔しないように行動しろ」
初めから失敗するつもりの人などいない。
その言葉は虚しく、ただの音として耳に届き、意味を受け止めるまで行かない。

おいしかった水の味を忘れ、刺激に酔いしれる。
満たされた渇きを忘れ、他の空のコップに視線を向ける。
周りから見ればすべてを手に入れているように見えても、わずかな不幸を嘆いている。

後悔を“後で悔いないように行動する”ことと思えば苦しくなる。
“悔いた後にそれをどう生かすか”そう考えれば無駄ではないと思えてくる。

何もしないで悔いるより、杭を打ち込んで心に刻む。
折れたり、曲がったりして、不格好かもしれない。
だけどその杭は、自分が必死に戦った跡として、記憶に刻まれる。

悔いた後より杭の跡。

振り返ったときに出るため息は同じでも、跡は温かく心に灯る。
人生が二度なくても、きっと悔いを悔いない一生になる。
唯一無二の限りある人生が。

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