国勢調査|調査員やってみた!
9月20日(土)から調査票の配布が始まった国勢調査。
5年に1度国が行う、日本に住む人全員を対象とした、日本で最も重要な統計調査です。
この調査、令和の今でもとても昔ながらの方法で回答を求めております。
「国勢調査員」という、総務大臣から任命された非常勤の国家公務員が担当地区の世帯1軒1軒まわり、調査票を配るのです。
私も今年、その国勢調査員に初挑戦しております!
きっかけは、市の広報誌に載っていたのを見つけて…
自己紹介にも書きましたが、私は昨年、結婚に伴い、生まれ育った大阪から、仕事を辞めて関東に引っ越してきました。
新しい土地でまだ社会とのつながりを持つこともなかなかできず、日中は家のことだけで、時間を少し持て余しているという状況でした。
この町の地理や雰囲気を知れるかもしれないなぁ、という気持ちや、何より5年に1度の大イベントに関わるなんて楽しそう!なんて気持ちで携わることにしました。
「非常勤の国家公務員」とは言いますが、実際の任務(大袈裟?)にあたる前に、市役所で行われた説明会は2時間程度の簡単なものでした。
分厚い手引き書があるので、あとはそれを読んでしっかりお勤めください、という感じ。
説明会では、「ベテラン市民」という感じの方々が市の担当者に「分かりにくい!」とか「説明の段取りが悪い」とかヤジを飛ばしていたりして…
1軒1軒まわって、回答いただけるよう丁寧にお願いしないといけない立場の調査員なのに、こういう高圧的な人たちに務まるのか・・?なんて思ったりしました(*_*)
さておき、私は自分のやるべきことをやるのみです!

1つでも肩が外れそう
私の担当調査区は、なんと自分の住んでいるマンション(2棟ある)の別棟でした。
近くて嬉しい!
世帯数約250軒。
きっといろんな住人がいるんだろうな…
ネット上には過去に「そんな調査やってられっか」と怒鳴られたケースとか、「メンタルすり減る調査員」というニュースがあがっていたりして、緊張と共に覚悟が高まっていきます。(大袈裟)
説明会を受けてから、調査票を配布開始するまで期間が少しあるので、自分なりに勉強。
訪問した時に、住民に聞かれそうな想定問答の準備です。
◾️個人情報保護法があるので、答えたくないんすけど。
ーー国勢調査を始め、統計法に基づいて行われる統計調査で集められる個人情報は、次の理由から個人情報保護法が適用されないことになっています。
●統計調査により集められた個人情報は、集計後は統計処理され、個人を識別できない形で利用・提供されること
●統計法では、統計以外の目的での調査票の使用が禁止されているなど、個人情報の取扱いに必要な規律が厳格に整備されていること
◾️回答しなかったら、何か罰則あるんすか。
ーー国勢調査への回答は、統計法によって義務付けられており(同法13条2項)、報告を拒んだり、虚偽の報告をしたりすると『50万円以下の罰金』に処される可能性があります(同法61条1号)
◾️マイナンバー制度があるのに、なんで回答しないといけないの?
ーーマイナンバーにある情報だけでは国勢調査に必要な項目(世帯構成、就業状態、住宅の種類など)を網羅できないのです。
◾️調査がなんの役に立つの?
ーー調査結果は、学校や病院、道路などの整備、福祉や防災の計画づくりなど、私たちの生活に直結する政策の基礎になります。
→→(もっと具体的に)たとえば地域に子どもの数が多ければ、新しい小学校や保育園を建てる計画に使われます。
高齢の方が多ければ、病院や介護施設を増やすための基礎データになります。
また、人口の増減に応じてバスや道路の整備、防災の避難所の配置なども考えられます。
コンビニなどの商業施設や映画館・ライブハウスなどの娯楽施設の設置計画にも役立てられます。
とりあえず、心配な質問はこんなところかな…
国勢調査について調べていて、面白かったのは、総務省のこのページ
(PDFページのためか、サムネイル付きリンクをうまく埋め込めず><)
●国勢調査は1920年(大正9年)から100年以上続いている!
●調査は10月1日を基準日としていますが、それは大正9年の第1回から一貫して変わらない。
その理由は第1回の報告書に「冬季は積雪が深く、夏季は炎熱が激しく、また春は旅行、遊山するものが多く」不適当とされ、「秋に調査時期を求めざるを得ない」とあります。確かに!
また、当時は人口の大半を農業従事者が占めており、10月がちょうど農閑期であるという理由もあったようです。
●年表を見ると、本当に100年間、5と0のつく年に実施されてきたけれど、1945年だけ実施されていない…
(1947年に臨時調査が行われています。まだ戦後の混乱のなかにあったであろうそんな時でも欠かせない調査って、どれだけ重要なものか、思いを馳せてしまいます)
●国勢調査は数ある統計調査の中でも大規模かつ最重要ということで、そのロゴは、最高峰を表す「富士山」を「人」という漢字の積み重ねで表現している!
というわけで、国勢調査への理解を深め、自分のやる気も高まったところで、調査資料の配布です。
…が、長文になってしまったので、この続きはまた次回に。
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チップがいただけるような書き手になれたら、次なるステップのため「枕詞辞典」か「うたことば辞典」を購入したいと思っています