SNS嫌いだけど発信したい|自分らしさを軸にする発信の見つけ方
「副業の軸が定まらないんです」
そんなDMから、やりとりがはじまった。
当日の朝8時半、
シュワシュワシュワシュワ …
騒がしいセミの声に
顔をしかめつつ
Zoomの画面を開き
お相手が来るのを待つ。
本日のお相手はせいじさん。
せいじさんは、
看護師として働きながら、
副業で心理カウンセラーとして
活動している方。
X、noteの他にもスタエフでの
音声配信と積極的に発信している。
今回はせいじさんの希望で
顔出しでの通話。
その時は来た。
画面上にせいじさんのお顔が出て
軽くあいさつをかわす。
静かな闘志を燃やしてる人
それが第一印象。
「今日も散歩してきたんですか?」
と聞く私。
朝の散歩が習慣と知っていたから。
「今日もしましたよ」
「暑くないですか?」
「日傘差して行くので大丈夫ですよ。」
「ちゃんと日傘差すの偉いですね」
軽く日常会話をしながら
せいじさんの悩みに触れていく。
時折、下を向いては
なにやら手を動かしている。
「あ、メモを取ってくれてる」
そう気づいて、私の背筋が伸びる。
副業の軸が定まらない
事前のヒアリング通り、
副業の軸が定まらないというのが
本人が抱えてるモヤモヤ。
具体的には、
カウンセラーなのにコンテンツ販売やアフィリエイトをしていいのか
2軸運用のほうがいいのか
どういう有料コンテンツを出したらいいのか
というお悩み。
話を聞いているうちに、
軸が定まらないというより
自分の見せ方に迷っているんじゃないか。
ということに気づき
タンタタン、と
キーボードを叩いてメモする。
軸を決めること
と
自分の見せ方
一見同じようで、全然違う。
後者の場合は
発信での見られ方を気にしているので
どこかしらのマインドブロックがある。
だからそこを解きほぐす必要がある。
SNS嫌いは実は強みになる
「僕、SNS嫌いなんですよね。」
どこか後ろめたさを感じてるトーンだった。
食い気味に私は言う。
「私も嫌いですよ笑」
「発信してるのにSNSが嫌い
ってお互い説得力ないですね…」
そう苦笑するせいじさん。
確かにそう思うかもしれない。
発信するのにSNS嫌いって
発信者としてダメなんじゃないか、と。
でも弱みは強みでもある。
「実はね、SNS嫌いでもいいんです、
むしろその気持ちを発信したらいいんです。」
それで大丈夫ですよ
と伝えたい気持ちで
つい言葉に力が入る。
「実はね、
SNSが嫌いな人って
発信者でもたくさんいます。
だからSNSが苦手な想いを
発信すると共感されるフックになります。」
意外そうな顔をするせいじさん
「なんかカウンセラーのアカウントなんで
ネガティブなこと言わない方がいいかと…」
「全然大丈夫ですよ、言っちゃって。
”SNSが嫌い”ですって。
言葉が強いと思うなら
”SNSが苦手”って表現でもいいです。
影響力を持っている人でも
SNSが苦手で
適度に距離感を置いてたりします。」
「SNSにずっといると
人と比較してしまう
強い言葉に引っ張られる
って現象が起こるので
心が疲れやすいんです。
なので、せいじさんのその想いに
共感する人は確実にいます。
ネガティブなこと言わない方が…
って思うかもですが、
大事なのは、
何をメインメッセージにするかです。」
前のめりな気持ちを
抑えるように
呼吸を整える。
「ただSNSの嫌なとこを
グチグチ言うんじゃなく
SNS嫌いだけど、こうして発信を続けてます。
SNS苦手だけど、こう向き合ってます。
みたいに
どう着地させるかです。」
表情が和らいだ気がした、
ここで少し手ごたえを感じた。
実際にnoteで調べてみても
「SNS嫌い」「SNSとの向き合い方」
ってキーワードで有料noteが売られてる。
この対話の数日後、有言実行とばかりに
せいじさんは
SNS嫌いに関する記事を出していた。
(行動力がすごっ!!)
肩書きをどう武器にする?
話を進めていく中で、
私は疑問になっていたことを口にした。
なんで看護師やカウンセラーって
肩書きを押し出さないんですか?
(強い肩書きなのに…)
アカウントを見て
率直に感じていたこと。
X、note、スタエフどれを見ても
せいじさんが看護師6年勤務し、
心理カウンセラーをやってることは
あまり書かれていない。
はたから見ると
ただ心の健康について語ってる人
ただ散歩や運動が好きな人
になっちゃってる。
せいじさんは答える。
「最初のほうは
noteで看護師のことを書いてたんです。
でもあんまり書いてて楽しくなくて
ネタもあんまりなくて、」
「求められていない気がして。」
口にはしなかったが
そんな心の声が聞こえた。
そこで気づく。
なるほど、「肩書きを活かす」に対する
解釈が少し違うんだ、と。
ズレがあれば
そっと戻せばいい、言葉で。
「肩書きを強みにする
っていうのは、
ただその経験を語るのではなく
普段の発信に
看護師やカウンセラーとしての
視点を含めるという考え方です。」
画面越しに真剣な眼差しを感じ
少し声が大きくなる。
「つまり、
看護師の経験からいうと~
心理カウンセラーの観点でいうと~
みたいに
この立場で言っています
こんな経験から話しています。
という伝え方をするんです。」
例えば、「朝の散歩が良いよ」という主張でも
ただ散歩好きな人が言うのか
それとも
医療に携わる人
心理カウンセラーが言うのか
これだけで
受け手の印象は180度変わる。
「こういう背景や経験を
発信に含ませることで
差別化になります。
これがそのまま
せいじさんの強みになります
これが肩書きを押し出すって感覚ですね。」
せいじさんは
下を向きながらうなづく。
メモされてるかなって思って
心がほわっと温かくなる。
「なるほどぉ、これやってみます」
「勉強になる」じゃなく
「やってみる」っていう人は
本当に行動するんだろうな、
とぼんやり感じました。
実際に直後のポストから
変えてたのが印象的でした。
【本日のあさんぽ】
— せいじ|心を照らすカウンセラー (@sijfjmt) July 23, 2025
今日は仕事が休みだったから、朝8時くらいから10分ほど散歩。
病棟看護師として働いていた頃は、
日勤だけでも1日1万歩近く、
夜勤のときなんかは1万5000歩を超えることもあった。
けれど、それで「健康になった」って感じたことは、正直なくってですね。… pic.twitter.com/uxSd0BIzFa
Xのポストでの宣伝に抵抗がある
発信の見られ方に
ブロックがあると思ったので
これまでの感じていたことを
投げかけてみた。
「Xでnoteのリンクをポストに貼ったり
アフィリエイトの宣伝するの
結構抵抗ありますか?」
視線が斜め上にいったあと
彼は答える。
「そうですね…
あんまり何度もやってもな
って気持ちはあるかもしれません。」
これは私が
過去に感じていたことでもある。
「何度も同じことを言ったら
うざいんじゃないか」
「買って欲しい、読んで欲しい気持ちが
前に出てくるんじゃないか」と。
でも、遠慮しちゃうのって
実はすごくもったいない。
だから言葉を尽くす。
「全然いいんです、
たくさんポストして、アピールして。
みんなどうせそんな見てないです笑
タイムラインに埋もれちゃうから。」
1回言ったって
届かない人の方が多い。
10回言ったって
人に届くかはわからない。
だからしつこく伝え続けることが大事。
「アフィリエイトしたいなら
そのポストをたくさんしていいんです。
だって良いと思ってる
商品なんですよね?」
もちろん対話で大事なのは
肯定するだけじゃない。
ちゃんと成果につながりやすい
道も教えてあげること。
「ただアフィリエイトするなら、
そのコンテンツをポストでおすすめするより
それを実践した内容を
レビュー記事にするといいですね。
結局、人はその内容よりも
買ってどうなるかを知りたいので。」
いい商品があるなら
ただゴリ押しするよりも
実践してどうなったか。
そのリアルを書く方が読む人に響く。
「アフィリエイトするなら
レビュー記事や実践記録は
絶対書いた方がいいですよ。
本人にも拡散されて
認知を広げることにもなります。」
そういいながら
窓際にあるリモコンで
クーラーの温度を一度下げる。
もっと自己開示しましょ
ここには書けてないですが、
1時間弱の対話の中で
書ききれない魅力や
経験がたくさんありました。
もっと活躍できるように。
そんな想いを込めて
せいじさんに伝える。
「話してわかったんですが
せいじさんめっちゃ面白いですよ。
看護師歴6年
心理カウンセラー
自己分析をしまくって今がある
過去に高額コーチングを受けた経験がある
散歩、筋トレで心が健康になった
などなど
貴重な経験されてるので
ぜひ自分のこと・経験したことを
いっぱい語ってください。
せいじさんの発信の素材は
たくさんあるので
あとはどう発信するかです。」
うなずくせいじさんの顔を見ながら、続ける。
「こんな考えを持つといい
こういうことをすればいい。
ただそれだけじゃなく
どんな人が語っているのか。
どんな考えを持った人なのか
自己開示をたくさんしてください。
そうすれば
せいじさんの人間性が
発信に出て魅力になります。」
ノウハウなんてもの
飽和してるから今は
発信を見る理由は、
有益性じゃない
この人はどんな人間で
どんな考え方をしているのか、
そこを見られる。
お礼を言い、
退出ボタンを押す。
シュワシュワシュワシュワ…
いつの間にかセミの声が
心地よいBGMになっていた。
せいじさんは
noteを書くことも好きらしく
話す練習も兼ねて
スタエフで音声配信もされています。
これから発信者として
心理カウンセラーとして
活躍されるのを楽しみにしています。
ポストでの感想も
ありがとうございました。

対話という選択肢
「なんとなくモヤモヤしてるけど、言葉にできない」
「やりたいことがあるのに、動けない」
そんな状態って、誰にでもあると思うんです。
私が大事にしているのは、
そうした、まだ言葉になっていない想いを
一緒に掘り出していくこと。
無理に引っ張らず、でも一緒に前へ進む対話です。
実際にこれまで、
発信を一歩踏み出せた
有料コンテンツの方向性が決まった
自分に合う軸が見えた
というお声もいただきました。
自分のペースで進みたい方は
まずはメッセージからでも大丈夫です。
もし「話してみようかな」と思えたなら、
きっとそのタイミングなんだと思います。
👇詳しくはこちらの記事から
こんな企画もやってます。
Xでも
自分の考えを日々発信してます。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
それではまた。
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