カメラ、見た目至上主義。
「このカメラ、性能はどうですか?」
カメラを持っていると、そう質問されることがある。
もちろん性能は大事。AF性能や画質、今では動画性能だって選択の要だと思います。カメラを選ぶ上で比較するポイントはいくつもありますよね。
でももし僕がX-E5を選ぶ理由を一つだけ挙げるなら性能ではないんです。
それはとてもシンプル。

「かっこいいから写真を撮りたくなる。」
これが一番しっくりきます。
カメラを買えば、写真をたくさん撮るようになる。
そう思っている人も多いと思います。
半分正解で、半分違う。
最初はいいんですよね。楽しくてカメラをカバンに入れて遊びにいきます。だけどだんだんと「スマホでよくね?」「カメラ重くね?」「使い方よく分からないし。」ってなっていきます。
そうなっていく友達を何人見た事か・・笑
僕も最近はめっきりと仕事以外でフルサイズカメラを持ち歩く事が減りました。
どんなに高性能で高いカメラでも、
持ち出さなければ写真は一枚も増えません。
逆に多少遠回りをしてでも持って行きたくなるカメラは、それだけで写真を撮る機会を増やしてくれます。
僕にとってX-E5は、そんな存在でした。


目的地があるからカメラを持つのではなく、カメラを持ったから、少し遠回りして帰る。仕事終わりに一駅だけ歩いて帰ってみる。
帰り道の夕日が気になったり、路地裏の光に足を止めたり、いつもなら通り過ぎる景色を眺めたりする。
写真を撮ることが目的ではなく、景色を見る時間そのものが増える。
これって言葉以上の幸福感があるんですよね。

写真を始めた頃は、「上手く撮りたい!」という気持ちが強かった。今もめちゃくちゃありますけどね。
構図。露出。色。SNSでバズるようなド派手な一枚を撮りたかった。もちろん、それも写真の楽しさの一つだと思います。

FUJIFILMを使うようになってからは少しだけその感覚が変わりました。
写真が特別なものではなく、旅先で撮るものではなく、日常の延長に。
上手く撮ろうとする前に、「今日は何が気になるだろう。」そんなふうに考える時間が増えました。

よく、「どのメーカーがおすすめですか?」と聞かれる事があります。
正直、その質問に正解はないんですよね。この世で一番難しい問題かも。
だからFUJIFILMが誰にでも合うとは思っていない。
ただもしあなたが、
「最近あまり写真を撮らなくなった。」
「もっと気軽にカメラを持ち歩きたい。」
「写真を始めた頃のワクワクを思い出したい。」
そう思っているなら、一度手に取ってみる価値はあると思っています。

カメラは、写真を記録するための道具。
でも、それだけじゃない。
外へ出るきっかけを作ってくれたり、何気ない景色に目を向けさせてくれたり、忙しい毎日の中で立ち止まる理由をくれたりする。
せっかく毎日持つのであれば、見た目が気に入っているものが良い。
僕にとってX-E5は、写真を上手く撮るためのカメラというより、
「また写真を撮りたい」と思い出させてくれるカメラなんだと思います。
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