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【子供の勉強場所④】「一人でやってみる」8歳の娘に芽生えた、自分だけの”基地”が欲しい気持ち

いつものように、リビングのダイニングテーブルで宿題をしていた長女が、ふと顔を上げて私にこう言いました。


「ねぇ、ママ。今度から、お部屋で勉強してみてもいい?」


その言葉に、私は一瞬、胸がチクリとしました。あれだけ「ママのいるところがいい」と言っていたのに。リビング学習がすっかり定着した我が家にとって、それは少し寂しい響きを持つ提案でした。でも、すぐにその寂しさは、娘の成長を実感する温かい気持ちに変わっていきました。ああ、この子も、少しずつ自分の世界を築き始めているんだなって😌


思春期に近づくにつれて、子どもがプライバシーや「自分だけの場所」を求めるようになるのは、ごく自然な発達のプロセスなのだそうです。 それは、親から何かを隠したいというよりも、自分自身と向き合い、独立した一人の人間として成長していくために不可欠なステップなのだとか。様々な研究では、この「空間的自律性」を持つことが、自己肯定感を育む上でとても重要な役割を果たす、とされています。


8歳の娘が、そこまで考えているわけではないでしょう。きっと、ただ「リビングは次女がうるさくて集中できない」「テレビの音が気になる」といった、もっと単純な理由なのかもしれません。でも、その「自分で環境を選びたい」「一人でやり遂げてみたい」という気持ちの芽生えこそが、大きな成長の証なのだと感じました。


「もちろんいいよ!やってみなよ。でも、もしわからなくなったり、寂しくなったりしたら、いつでもリビングにおいで」


そう伝えると、娘は嬉しそうに「うん!」と言って、自分の学習セットを持って子ども部屋へと向かっていきました。なんだか、初めてのおつかいに送り出すような、ドキドキした気持ち。リビングが少しだけ静かになって、嬉しいような、寂しいような、複雑な心境です😂


「自分だけの場所」での新たな門出に、成長を見守り続ける机と椅子が必要です。これから何年も学習の相棒になるのでしっかりと選びたいですよね。「あなたの場所を大切に思っているよ」という親からの無言の応援メッセージにもなります👇



しばらくして、こっそり部屋を覗いてみると、机に向かって真剣な表情でドリルに取り組む娘の姿がありました。いつもより、背中が少し大きく見えるのは、親のひいき目でしょうか。その姿を見て、子ども部屋での学習には、集中力を高めるだけでなく、自己管理能力を育むという大切な意味があるのだということを、改めて実感しました。 「自分だけの空間」で、自分の学習を管理する。この小さな成功体験の積み重ねが、きっとこれからの娘を支えてくれるはずです。


もちろん、良いことばかりではありません。親の目が届きにくくなる分、ちゃんと勉強しているのか、タブレットや漫画に手が伸びていないか、心配になるのも事実です。 これまでの「すぐ隣で見守る」サポートから、「信頼して任せつつ、さりげなく気にかける」という、また一つ次元の違う関わり方が求められるのでしょう。


リビング学習で学習習慣の土台を作り、そして、自分の部屋で自律性を育んでいく。もしかしたら、学習場所の移行は、子どもの成長そのものを映し出す鏡なのかもしれませんね。


では、結局のところ、「リビング」と「子ども部屋」、どちらが良いのでしょうか。

次回もお楽しみに!





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