梅雨空の中 山形はサクランボウ狩の季節だった。 山形・宮城の旅1
近頃の状況
妻のお父さんの49日も過ぎた。さらに娘1の結婚式も終わり、忙しい日々もようやく終わった。体調もよくなったり悪くなったりで、自分の体の状況が掴めなくなっている。歳をとると自分の感情や体が段々とコントロール出来なくなっていくようだ。
始動
自粛していた旅行をようやく開始した。今回は東北、山形、宮城への家族旅行となった。息子は仕事の休みを取れず不参加で、私、妻、娘1、娘2、4人の旅となった。
初日 6月19日 東京は晴れ
東京から仙台まで、当初車での移動も考えたが、現地で娘1の車を使うので無理せずに新幹線移動とした。
仙台駅12時前に到着した。娘2と妻がお昼として仙台のハンバーグの有名店「ハチ」のコペリタンを買いに走った。
「何故走るのか?」
「売り切れるからだ」
娘2はコペリタンを食べたかった。だったら走るしかない。
私はすでにマイセンのカツサンドを食べていたので満腹信号が出ていた。
コペリパンとはコッペパンにナポリタンとハンバーグを挟んだもの。仙台の人気ハンバーグ店「ハチ」の仙台駅の店舗でしか売ってない。
ナポリタンがパンに合う味付けと食感で、想像より美味しいと娘2は言っていた。


車でGO
ここから仙台在住の娘1と合流して車移動となる。車は娘1の旦那のSUV。デカいので娘1の運転が少し心配だが、家族は私に運手を任せることはない。私は今年70歳になる。これから免許更新には色々ハードルがある。
70歳以降に免許更新する場合「高齢者講習終了証明書」が運転に必要となる。しかし免許更新の10さらに75歳以上の年寄りが免許更新時に受ける必要がある「認知機能検査」を受る必要がある。
だけど65歳以降は1年で急に衰えることもある。また先に言ったように体と脳がノーコントロールになっていく。だから周りが気にかけるしかない。
ちなみに若い人の場合は独りよがりのノーコン状態で事故る。
さて愚痴はここまでとして、曇り空の下、山形の天童へ向かう。仙台から西へ横移動して山に入る。

定義(じょうぎ)とうふ店
名物のあぶらあげを食べる。
サンドイッチマン、伊達ちゃんの大好きなあぶらあげだ
到着、時間は15時を回っていた。雨で閉店間際だったからか店は空いていた。今回で食するのは2度目だったが、1回目に来たときの方が美味いと感じた。とは言え隠れたB級グルメだ。


天童 道の駅 サクランボ
道の駅に入って目を引いたのはサクランボの多さだ。量と品種が沢山ある。値段もピンキリ。
6月中旬から7月上旬、山形はサクランボの収穫期だ。今年は久しぶりの豊作だという。道路脇はサクランボ農家が多く、サクランボ狩の看板も多く目に付く。この時期の休日、サクランボ狩に訪れる車で渋滞が発生する。
価格が安いの高いのか判断出来ないが、新鮮で完熟なのは間違いない。食べ比べをしたいので4種類ほど買ってみた。
メインは佐藤錦、次ぎに最近売り出し中のやまがた紅王。他に紅秀峰、大将錦を購入してみた。



サクランボ食べ比べ
宿に着くと早速味を食べ比べてみた。
全てにおいて甘みは十分だ。あとは酸味と果肉の食感の違いだった。
まず気になった大きさだ。
さくらんぼの大きさ
L(22mm以上)・2L(25mm以上)・3L(28mm以上)品種によっては、4L(31mm以上)・ 5L(34mm以上)などの超特大サイズがある。A級品だ。
ちなみに家庭用サイズだと、M(19mm以上)・S(18mm以下)これがスーパーで販売されている。
やまがた紅王(やまがたべにおう)
令和5年からの品種、知らないはずだ。仙台にいる娘1も食べたことがないという。3L〜4L中心の超大玉がメインでツヤもあり、糖度約20度と甘く酸味が少ない、果肉が硬く日持ちに優れる。山形県オリジナルで高級さくらんぼの位置付けだ。東京のスーパーでも売っているが、Mサイズだから値段はお手頃となる。
佐藤錦(さとうにしき)
皆さんが覚えているサクランボの味。酸味がほどよく、果肉が柔らかい。品のいい味だ。東京で売っているサイズはSとMが多い。Lになると急に値段が上がる。
紅秀峰(べにしゅうほう)
真っ赤に色づき、酸味が少なく濃厚な甘みがある。
「佐藤錦」と「天香錦」という品種をかけあわせて誕生した品種だ。
収穫時期が佐藤錦よりも遅く、果肉がかたく日持ちが良い品種。
佐藤錦より大玉で2L~3L玉が中心。佐藤錦が山形県のさくらんぼ生産量の約7割を占めるのに対し、紅秀峰は2割弱、近年人気上昇中の品種だと言う。味は佐藤錦に近い。酸味はほとんどなかった。
大将錦(たいしょうにしき)
山形県上山市で発見・選抜育成された品種で、1990年に種苗法登録されている。 果肉がかたく、ハート型のさくらんぼ。 7月上旬〜中旬に収穫最盛期を迎えます。野性味のある味だった。
妻、娘達は「これ苦くない?」と言う。
「苦いサクランボなんかあるかよ」と言って私も食べると何か渋みはあった。
妻はポリフェノールじゃないと言う。私はサクランボにポリフェノール?
と疑問だったが、調べてみると本当にポリフェノールが含まれている。
家族達の舌の鋭さに驚く。それも風味としてとらえればいい。生産は少ないようだ。
ポリフェノールは、植物に含まれる苦味・渋味などの「えぐい」味の主成分で、特にカテキンやタンニンなどが舌の苦味受容体や口腔内のたんぱく質と結合することで苦味・渋味を感じさせる。
なごみの宿滝の湯 天童市内
娘1が予約を取ってくれた温泉宿だ。
卓球台がある宿だと言うので、よくある温泉旅館を想像していたが、全く裏切られた。
旅館とうより品のいい和風ホテルだった。
中庭もホールもラウンジも美しい。将棋の竜王戦も行われていることを知る。温泉も衛生的で広々としていた。お湯は単純温泉。
家具類は天童木工のものがほとんどだった。1脚20万円程度する椅子が沢山使われていた。これらは座り心地とデザインがいい。




卓球をする
サクランボを食べまくって皆でだらだらしていたら、すでに午後5時半、夕食は6時半からだ。このまま温泉へ行くか悩んだが、体を動かしてないので気持ちが悪いという。皆の意見が一致したので少し動くことにした。
この宿には東京オリンピックで使った同じ卓球台があるという。この卓球台の足の部分に天童木工の製品が使われている。
そんないい台ならなおさらだ。家族で卓球をすることにした。
皆さん久しぶりだったが、スポーツは何でも楽しめる家族だ。

私達家族、見た目は体も大きくないし、人を威圧するようなスポーツ選手のオーラは皆現役時代から持っていない。しかし近所ではアスリート一家と言われている。
今回の旅に同行している娘1は幼少から水泳選手だ。大学では自転車ロードレースの選手だった。今はカヤックやクライマーを趣味にする。娘2は体育大学出身で体育の先生の資格もある。色々なスポーツをやっている。妻は50歳までママさんバレーボールの選手だった。私は現役で35年トライアスリートだった。こんな感じだから運動は好きだ。

竜王戦
天童は将棋の駒で有名な土地だ。こけし、けんだまなど木工技術は優れている土地だ。
この宿の一室で竜王戦が開催されている。あの藤井颯太さんも来たそうだ。
その雰囲気は感じる。大きな将棋盤があったので娘2と刺してみる。お互い下手過ぎて強制終了した。


夕食
卓球後、そのまま夕食へ向かう。
お酒は酒処なので沢山あったが、夕食を残したくないので、ビールを少し飲んで終わりにした。料理は山形牛のすき焼きがメイン。いい肉を沢山使っていた。それとおかわり自由の芋煮が美味い。あの甘い醤油味が好きだ。




食後にサクランボを少し食べてから温泉へ、時間帯が遅かったので湯船をほぼ独占。「気持いい」
入浴後はラウンジでコーヒーを飲みながら無料の温泉饅頭を食べる。胃が拡張しつつある。旅行すると何時も拡張路線になる。

続く
