虫嫌いを克服させる千本ノック 303本目 イシガケチョウ(石崖蝶)ご開帳
(イシガケチョウにかぎらず、この記事、盛りだくさんです)
先週に引き続き、今日も北鎌倉へ。
一番の狙いは、イシガケチョウの翅を開いた写真を撮ること。
(先週見たイシガケチョウは以下の記事)
先週と同じように北鎌倉駅の東口を降りてそのまま南下、明月院に行く道を左折。この小川沿いがやはり歩いていても楽しい。

うちのまわりでは絶対に得られない環境、雰囲気がある。これに浸るだけでも来る価値があるとさえ思う。川沿いにはおしゃれなお店の他に、ふつうに民家も並んではいるのだけど。
ゆっくり進んだが、あっという間に明月院に着いてしまった。その間撮ったものもあるけれど。
せっかくだから今日は明月院を1周してみようかと思ったが、やっぱり拝観料かかるのでやめた。無料はわけないよな。お金を払って、時間を消費するのが惜しい。
おそらく大船駅から乗ってきたのだと思うが、中学生の遠足とかち合って、なかなかにぎやか。
「建長寺どっち?」とやっている中学生の友達同士の会話に割り込んで「あっち」と教えた。先週覚えたばかりだけどな。まだごにょごにょやっていたので、「こっちからも建長寺イケるけど、めちゃくちゃ大変だよ」と先週の自らの体験を思い出しつつ言うと「建長寺ではなくて銭洗弁天に行きたい」とのこと。なるほど、方向の目安としてそれが知りたいということだな。「それならあっち」と最初と同じ方向を指した。行った後に、むしろ間違いを教えたらどうなるんだろうとふと思った。そんなことしないけど。
そんなやり取りのあと、ダビドサナエの産卵を見る。打水産卵のようだな。撮ろうとしたが撮れず、あろうことか葉の上で休み始めた。


なんかストレッチしてますけど。(※)ダビドサナエの記事は以下も参照。
イシガケチョウの登場は間もなくです。
再びダビドサナエが産卵するのを待っていたが、なかなか葉上から飛び立たず。しびれを切らしてメスの証拠を撮る。

性器拡大。

メスだね。
と、その54秒後に撮ったのが以下の画像。

しかし、このときは似たような写真をあと2枚撮れただけで、いってしまった。それにしてもちょっと大きなモンシロチョウが飛んで来たと思ったらこれ。
このあとガビチョウ撮り、「なんの鳥かしら」というおばさん二人に話しかけ「ガビチョウですよ」さらに「この鳴き声は?」「シジュウカラです」「こういうのがわかると楽しいわねえ」シジュウカラは『僕には鳥の言葉がわかる』のおかげでもうちょっと有名になっていると思っていたが。
ガビチョウ撮った

4分後。キター!

イシガケチョウ、初の翅の表を撮った写真。拡大しているからわかるけど、止まっていたら、ほとんど葉っぱだよ。色は確かに違うけど、周りとまぎれるとけっこうわからないよ、これ。
デジタルテレコン解除。

葉の上に飛んで来たあ。

デジタルテレコンでさらに倍。

いやあ、満足、満足。
美しい蝶だねえ。
やっぱり水が好き。



なんだかこうしてみると、君はどんだけぺったんこなの?と言いたくなる。なんか2次元だよな。

もう遠いとどこにいるかわからんよ(ど真ん中の日の丸構図が私の撮影の原則)。

先週は翅が開いた写真が撮りたくて撮りたくてたまらなかったが、こうしてみると、むしろ、翅を閉じている方がレアだったのでは!?







この上の3枚は、2秒ごとの画像。
明月院通りのイシガケチョウはこれでおしまい。
このあと北鎌倉の駅の方に戻り、線路を渡り、鎌倉中央公園を目指す。
その途中の田んぼで、泥を巣材にするのであろうツバメを撮ろうとしたら、またイシガケチョウ見たよ。
その前に東瓜ヶ谷緑地で花の名前(シモツケ)を教えてもらった素敵な女性二人組にイシガケチョウを見た話をしたら、おととしに見られたときはみんなはしゃいで、去年はけっこう見られて、今年はついに定着かしらねえということになった。
そのとき「幼虫の食草がいっぱいあるからね」という話も出て、そして、「これがイヌビワよ」と期せずして教えてもらうことができた。お二人とも植物に無茶苦茶くわしかった。

「そこらに生えてる」と。
ちなみに「この人、蝶にくわしいわよ」「ほんとうですか?」のやり取りのあと「蝶にくわしいのはお仲間にそういう人がいるからよ」と謙遜した女性は、私と同じOM-1を持っていた。レンズは望遠ズームだったが、この辺であったのではないかと。
別れた後、上述のようにイシガケチョウが飛んできて、証拠程度の写真を撮った。







さっきの緑地とたいして離れていないので、戻って教えてあげようとそちらに向かったところ、ちょうどこちらに向かってくるのが見えた。
「イシガケチョウ、いますよ!」と言ったら、両腕をペンギンのように動かしつつ、わあいという感じで小声になって、ひっそりと近づいてきて、可愛らしかった。
70は過ぎていると思うが、女はいくつになっても女の子だよなあ。可愛い。
残念ながら、そのあとあぜ道の向こう側に行ってしまい、撮るのは無理だった。
私はこのあと鎌倉中央公園に行こうとしていることを伝えると、二人でどういう行き方がいいかねえ、説明難しいわねと話し始めた。行かれないなら行かれないでもいいですと言って、そのまま別れた。
入り口の一つに着いてから思い知るが、確かにこれは説明も難しい。入り口はたくさんあるが、北鎌倉駅から行く場合は、いずれもわかりづらい。あんなに歩くことになるとは、このときは想像もし難いものがあった。
※ 撮影に使ったレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO。
$${\textit{Cyrestis thyodamas}}$$
虫嫌いを克服させる千本ノック 虫別一覧は以下からどうぞ。
[こども昆虫センモン学校] - 虫嫌いを克服させる千本ノック
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