ウェルズ・ファーゴ(WFC)Q1 2026決算:EPSはビートだが売上ミス
■3点セット判定
1. EPS
EPSは予想$1.58に対し結果$1.60でした。
前年同期は$1.39でした(前年比+15%)。
2. 売上高
売上高は予想$217.6億に対し結果$214.5億でした。
前年同期は$202.3億でした(前年比+6%)。
3. ガイダンス
2026年通期NII(純金利収入)ガイダンスは約$500億(±$20億)で、アナリスト予想$502.8億と概ね一致しました。
前年実績は$475億でした(前年比+5%成長を見込む)。
FRBの利下げ2-3回と10年債金利横ばいを前提。
■判定: まちまち
EPSはビートしたが売上は$3.1億のミス。NIIが予想$122.7億に対し$121億と弱かった。効率比率67%(予想65.3%)も悪化。コスト管理に課題が残る。
■セグメント別
- コーポレート&投資銀行(CIB): 売上$52.8億
- コマーシャル・バンキング: 売上$31.2億
- 消費者バンキング: 詳細確認中
- ウェルス&投資マネジメント: 詳細確認中
■ガイダンスの中身
- NII通期: 約$500億(ex-Markets $480億)
- 前提: FRB利下げ2-3回、10年債金利横ばい
- 貸出・預金成長: ミッドシングル(Q4 2025→Q4 2026)
- 平均貸出残高: $9,960億(予想$9,801億を上回る)
■引当金
- 貸倒引当金: $11.4億(前年同期$9.32億、前年比+22%)
- 商業NCO率: 0.24%(前四半期0.22%から上昇)
- 消費者NCO率: 0.78%(前四半期0.75%から上昇。季節的なカード延滞増)
■CEOコメント
シャーフCEO: 「強固な基盤を築き、成長とリターンの改善に大きく前進した。資産上限規制が解除され、バランスシートの成長にさらにリソースを投入できるようになった」
■投資家が注意すべきポイント
- NII $121億が予想割れ。金利環境は追い風だが、JPMほど恩恵を受けていない
- 引当金+22%(YoY)。消費者NCO率0.78%は上昇方向。原油高の波及が数字に出始めている
- 効率比率67%はコスト管理の弱さ。JPMのROE(CIB 21%、CCB 32%)と比較すると見劣りする
■銀行決算チェックリスト答え合わせ
予告記事で出した5項目チェックリストの途中経過:
□ GSのFICC収益が前年比+20%以上
→ 未達。FICCは$40.1億で予想比$8.5億のミス。戦争特需はあったが予想ほどではなかった
□ GSのEquities収益が前年比マイナス
→ 該当せず(安心材料)。Equities $53.3億で過去最高、+27%。機関投資家はまだリスクを取れている
□ WFCの貸倒引当金が前四半期比+20%以上
→ 前年比では+22%($9.32億→$11.4億)。消費者NCO率は0.75%→0.78%に上昇。急増ではないが方向は悪化
□ GS/MSの経営陣が「パイプラインは健全」と発言
→ GS: IB手数料+28%で実績は好調。MSは明日発表
□ 「クライアントは様子見」という発言が出た
→ 未確認。MS/BAC発表後に最終判定
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※本記事はAIによる分析であり、広瀬隆雄氏本人の見解ではありません。
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