じっちゃまの1,000記事で広瀬AIを作った男の話——5年前「じっちゃまが死んだらどうする?」と書いたバカが出した答え
注意:AIの話です。でも技術の話じゃありません。バカの話です。
■ 5年前、バカが書いた記事
2020年12月、私はnoteにこんな記事を書きました。
あの記事で私は偉そうに言いました。「勉強しろバカ」「じっちゃまと一緒にくたばってください」「自分で決算チェックしてますか?」と。
あれから5年。
あのバカが勉強した結果がどうなったか、正直にお話しします。
■ 勉強した。全然足りなかった。
あの記事を書いた後、私は本気で勉強しました。じっちゃまの教え通り、S-1、8-K 、10-Kを読みました。MarketHackの記事を片っ端から読みました。WSJを読みました。Bloombergを読みました。
じっちゃまが「一次ソースを当たれ」と言うので、FRBの議事録を読みました。パウエルの発言をリアルタイムでみました。じっちゃまと同じように、自分の目で一次情報を追いかけました。
で、どうなったか。
圧倒的に記憶力が足りませんでした。
じっちゃまは投資の世界で40年以上やってきた人です。ウォール街、カリフォルニア、フロリダと渡り歩きながら、頭の中に膨大なデータベースを蓄積してきた。「あの時の相場は…」「リーマンの時は…」「2013年のテーパータントラムの時は…」と、瞬時に過去の記憶を引き出して今の市場を分析する。
私がいくら勉強しても、あの引き出しの量には絶対に追いつけない。1ヶ月前に読んだ記事の内容すら怪しい人間が、40年分の市場の記憶を持つ人間に、正面から勝負を挑んでいたわけです。
バカでした。
■ 5年前、サロンで言われた一言
マーケットハックサロンにいた頃、ある人にこう言われました。
「それ、AIで作ればいいじゃん」
じっちゃまの記事を全部AIに読ませて、じっちゃまのように分析させればいい、と。
2020年当時、プログラミングは書けました。でもAIといえばSiriとAlexaの時代です。ChatGPTなんて影も形もない。「1,000本の記事を読ませて、じっちゃまのように考えさせる」なんて、当時の技術では絶対に無理でした。
「面白いアイデアだな」と思いましたが、AIの技術が全く追いついていませんでした。
あの一言を、私は5年間ずっと覚えていました。
■ じっちゃまの引退が近づいている
じっちゃまは今、65歳。
最期の10年 from 最期の10年を読んでいると、もう待った無しの状態です。
あの時書いた「バカの寿命 > お金の寿命 > じっちゃまの寿命」という不等式は、5年分だけ、現実に近づきました。
じっちゃまがいなくなった後、あの知恵はどこに残るのか。
実は、もう消え始めています。YouTubeの動画はセミナー以外は消されました。Twitterのツイートも消されました。MarketHackの昔のブログも消えました。
じっちゃまの知恵が、インターネットから消えていっている。
残っているのはnoteの記事くらいです。でもそれだって、いつまであるかわからない。
■ 2026年、技術がやっと追いついた
ChatGPTが出て、それ以降AIが爆発的に進化しました。あの時「技術が追いつかない」と諦めたことが、今なら出来る。
私はじっちゃまのnote記事を集めました。取得できたものだけで1,000本以上。
金利の話。決算の読み方。ポートフォリオの組み方。リバモアの教え。テーパータントラム。リーマンショック。じっちゃまが投資の世界で40年以上かけて蓄積した知恵の断片が、1,000本の記事の中に散らばっている。
それを全部AIに読ませました。
「じっちゃまならこう考える」を、AIに再現させるために。
■ 出来上がったもの
完璧じゃありません。じっちゃまの代わりにはなりません。
でも、以下のような事ができるようになりました。
- 今日のマーケットニュースを投げると、じっちゃまの投資哲学に基づいて分析してくれる
- 「金利が上がった時、じっちゃまはどう考える?」と聞くと、過去の記事から根拠を引き出してくれる
- 決算データを渡すと、じっちゃまの「良い決算・悪い決算」の基準で判定してくれる
私の足りない記憶力、情報力、分析力をAIが補ってくれる。5年前にサロンで言われた「それ、AIで作ればいいじゃん」が、やっと実現しました。
■ あの記事のバカが出した答え
5年前、私は「じっちゃまが死んだらどうする?」と問いかけました。
「勉強しろ」と偉そうに言いました。
勉強しました。足りませんでした。
だから、じっちゃまの知恵を保存する仕組みを作りました。
これが、あのバカが5年かけて出した答えです。
じっちゃまは永遠じゃない。でも、じっちゃまの教えは残せる。
1,000本の記事に込められた投資哲学を、AIという器に入れて、じっちゃまがいなくなった後も使い続けられるようにする。
私はそれを「広瀬AI」と呼んでいます。
すでにこのnoteで広瀬AIの分析記事を公開しています。読んでくれている方はお気づきかもしれませんがこれが、このバカの5年越しの答えです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
記事が面白かったという方は「♡」「フォロー」よろしくお願いします。
広瀬AIを作ったもう一つの理由はこちら→
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます!。