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離職の原因は「Will」と「Must」のズレかもしれない

この記事を見つけていただきありがとうございます。
50代からのセカンドキャリア専門・
キャリアコンサルタントの近藤あつこです。

前回の記事で触れています「社員の早期離職」について、
今日は深堀りしていきたいと思い、記事を書いていますので
よかったら、最後までお読みいただけると嬉しいです。

「なぜ、あの人は辞めてしまったのだろう」
職場でそんな場面に出会ったことはありませんか?

給与や人間関係、労働時間など、職場の理由はいろいろあります。
でも、キャリア支援をしていると、それらの背景に共通して見えてくるものがあります。


やりたいこと(Will)と求められる役割や期待(Must)のズレとは


それは、本人のやりたいことや大切にしたいこと(Will)と、組織から求められる役割・期待・成果(Must)が大きく離れてしまった状態です。

最初は、仕事だからと頑張れます。
求められる役割を果たそうと努力し、期待に応えようとします。

でも、その状態が長く続くと、「何のために働いているのだろう」、「この仕事に意味を感じられない」、「もっと自分を活かせる仕事をしたい」と、少しずつやりがいを失っていきます。

たとえば、人を育てることに喜びを感じる人が、数字だけ追い続ける仕事を任せられる。

新しいことに挑戦したい人が、毎日同じ業務の繰り返しを求められる。

どれも能力が足らないわけではありません。

むしろ、期待に応えられる力があるからこそ、その役割を任されます。

でも、「できること」と「やりたいこと」は必ずしも同じではないのです。


「Will」と「Must」の距離が近い人は


WillとMustの距離が近い人は、仕事に意味を見出しやすく、多少大変なことがあっても前向きに取り組めます。

一方で、その距離が遠くなるほど、「頑張っているのみ満たされない」という感覚が大きくなります。

そして、その積み重ねが、離職につながることも少なくありません。

もちろん、会社は一人ひとりのWillをすべて叶えられるわけではありません。だからこそ大切なのは、お互いが歩み寄れる接点を見つけることです。

本人は、何にやりがいを感じ、どんな働き方を望んでいるのかを理解する。組織は、その人の強みや価値観を知り、活かせる役割を考えること。

この対話があるだけでも、仕事への納得感は大きく変わると、
私は思います。


転職したいの気持ちの裏側にあるもの


私のキャリア相談でも、「転職したい」というお話を丁寧に伺っていくと、
本当に転職が必要なのではなく、「Will」と「Must」のズレに気づき、自分に合った役割や働き方を整理することで、解決の糸口が見つかるケースも少なくありません。

自分は何を大切にして働きたいのかという、Willを知ること。
そして、組織が求めるMustとの重なりを見つけていくこと。

その重なりが大きくなるほど、人は仕事にやりがいを感じ、組織への貢献実感も高まったいくのではないでしょうか。

仕事は、ただ役割をこなすだけのものではありません。

自分らしく力を発揮できる場所を見つけることが、長く働き続けるための大切な土台になると、私は考えています。

そして、その積み重ねが、組織の成果や定着率の向上にもつながっいきます。

個人のWillと組織のMustが重なり、お互いが理解し合うことで育まれていく。そんな職場や働き方を、一人でも多くの方と一緒につくっていきたいと考えています。

私はこれまで、個人のキャリア支援を続ける中で、多くの「働くことへの悩み」と向き合ってきました。その経験を活かし、これからは個人だけでなく、働く人が力を発揮できる組織づくりという視点でも発信を続けていきたいと考えています。

さいごまで、お読みいただきありがとうございました。


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