下手な鉄砲、打ってみたよ、お受験で
津田梅子先生の津田塾大に行きたかったのでシンプルに志願しました。
女子校のトイレをデッキブラシで掃除しながら数学の教師M(男)が「オマエ、津田塾大受けるんだって?」と笑いながら言った光景が忘れられない。
そんな話は偏差値〇〇のこのアホな学校で見たことも聞いたこともない、アンビリーバボー、正気か?そんな顔で。コノヤローと思いながらもなんとかこらえ、曖昧に笑いながらハイと答える。
四年制の大学に行きたかったので四年制を5校、まあ、短大も為念、受けとくかって感じで短大2校、合計7校を日程的に可能な限りめいいっぱい入れて受けることにした。
下手な鉄砲ホニャララ作戦。
津田塾大でのお受験当日。
周りに座っている人たちが国立大とか受けてそうな人たちばかりで、その雰囲気にすっかり怖気付く。
英語のテストは、まあまあ、なんとか、、、
苦手な世界史のテストは問題が2問だけ。なんじゃこりゃああ😱😱
1問目は「世界史であんなことがありましたが、それについて300字以内で論述せよ。」
2問目は「世界史でこんなことがありましたが、それについて300字以内で論述せよ。」
世界史は丸暗記すればいいと思ってたので論述問題は対策どころか想定すらしておらず、いや、その存在すら知らず、まるで歯が立たないまま、玉砕したのでありました。
お受験舐めとんのか、そう言われた気がした。
そして残りの学校についても次々に玉砕を続け、残り一校(短大)の発表を待つのみとなり、崖っぷちに追い込まれました。
「全部落ちたら専門学校か、、、」そんなことが頭をよぎりながらぼーっと自宅の居間で1人暗く沈んでいると、突然電話が鳴った。
「〇〇〇短大の教務課ですが、〇〇さんですか?」
「あ、はい」
「あなた、補欠の13番目ですけど、入学の意思はありますか?」
「、、、、、はい、お、お願いいたします!!」
呆然と驚きが一緒くたにになった頭のまま、力強く答えたのだった。
電話を切り、頭を落ち着かせる。
とりあえず、なんとか救われたらしい。
それにしても補欠の13番目って、、、めっちゃ際どい数字やん。
一点落としてたら縁がなかったってことか。
助かった。ギリセーフや。
このように私は軽い感じで受けた短大がお情けで垂らしてくれた蜘蛛の糸に全力でおすがりさせていただくことになった。
こうしてご縁をいただき、ありがたくその短大に通わせていただきました。
その後、編入試験を受けて併設の四年制大学に3年から入ったので、結果的に希望していた四年制の大学にも通えましたよ。
人生って何がどうなるかわからない不思議なものですね。
おしまい
