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フォロワー10,000人になるまでプロのクリエイターが守った「1つのルール」

こんばんは。物書きの居場所「シロクマ文芸部」部長、小牧幸助です。

noteのフォロワーさんが10,000人になりました!

私の本業はゲームクリエイターで、プロとして十年以上やってきましたが、個人の物書きとしてnoteで小説を書き始めたときは、ここまで多くの人にフォローしていただけるとは思ってもみませんでした。

本記事では、感謝の気持ちを込めまして、私がこれまでnoteで守ってきた「たった1つのルール」をご紹介いたします。
(「途中から有料!」みたいなことはないのでご安心を)

■結論

前置きはよして、もったいぶらずに結論から。
そのルールは「初見の視点を大切にすること」です。

言い換えれば「自分の創作物を初めて見た人に、それがどう見えるのかをちゃんと意識してデザインすることが大事」というお話ですね。

気を抜いているとプロのクリエイターでも破ってしまいがちなルールです。なぜなら、自分の創作物に長く向き合えば向き合うほど、それを初めて鑑賞したときの視点からズレていってしまうからです。

最も創作物に長く向き合い、一番詳しいのはクリエイター自身です。それはつまり、その創作物についての知識量の差が最も大きいのが、クリエイターとユーザーであるということです。

たとえば、初めて入る飲食店で「注文の仕方がぜんぜん分からん!」という経験はありませんか? 店側にとっては当たり前の手順でも、初見の客には分からない。作品でもこれと同じで、作り手と読み手のあいだには必ず知識の差が生まれます。

クリエイターはユーザーが何をどこまで理解できているかを考慮する必要があります。だからこそ、「初見の視点を大切にすること」というルールが大事なのです。

このルールは、文章だけでなく、ゲーム開発・マンガ・動画など、どんな創作にも応用できますよ!

■実例

私がnoteでそのルールを守ってやっていたことの例を出しましょう。

冒頭で書きましたとおり、私は「シロクマ文芸部」というnoteの文芸部を運営しています。

以下のように毎週お題に沿って文章を書く部活です。

このお題を出す記事でも「初見の視点を大切にすること」というルールを守っています。細かく挙げれば、たとえば以下のような工夫をしています。

・「お遊び」と題して初参加者のハードルを下げる
・前提知識を少なくするためルールは極力シンプルにする
・初見では「シロクマ文芸部」が何だか不明なので説明記事を貼る

アプリゲームもそうですが「何だかよく分からん」は新規ユーザーの離脱を招きます。世の中には無限のコンテンツがありますから、ユーザーが注意リソースを自分のコンテンツに割いてくれると期待しすぎてはいけません。

もうひとつの例です。

私は「シロクマ文芸部」という連作の短編を書いています。
(先ほどご紹介した文芸部と同名の謎の組織が暗躍する街を描く物語)

これを長編ではなく連作の短編にしているのには理由があります。

こちらも「初見の視点を大切にすること」というルールを守っています。

長編は長くなればなるほど、新規ユーザーが追いつくのが困難になります。そのハードルを超えてまで、私の小説が読んでもらえるか。そこを冷静に考えて、あえて連作の短編というかたちにしています。連作であれば、ひとつひとつの物語の繋がりがゆるく、どこから読んでも構わないですからね。

■最後に

以上が、「初見の視点を大切にすること」というルールをこれまで私が守ってきた実例です。

その方法論とは別に、フォロワーさんが10,000人になるまでnoteを続けてこれたのは、みなさまのひとつひとつの「スキ」の積み重ねのおかげです。本当にありがとうございます!

そのご厚意に浮かれて暴走しないよう「初見の視点を大切にすること」というルールを謙虚に守りながら、みなさまと一緒に、これからも創作を楽しんでまいります!

では、また!






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小牧幸助|小説・エッセイ 牛乳を買って金曜よるに一杯やります。

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