結婚は、結婚に過ぎない
結婚
(1)出会い
夫とは、駐在していた東南アジアの某国で出会った。
第一印象はよくない。典型的な、「アジア人女性は欧州人が好きでしょ」的なタイプに見えた。当時の私は、別な人と婚約中だった。
それにも関わらず、この欧州人と結婚することとなったのだから、人生は不思議。
彼の性格やバックグランドから、最初から上手くいく人ではないことは分かりきっていた。
そんな相手と結婚したから、当然上手くはいかない。常に険悪ムード。相手を理解できない、ということだけは理解できたから、相手を理解しようとする努力をやめた。彼の話は2割も聞いていない、聞いてるふりをして、ただ適当に相槌を打つだけ。
国際結婚に加えて年齢差が一回りもある。
だから、様々なギャップがあり、理解し合えないのだろうと思っていた。しかし、同じぐらいの年齢で、日本人同士の夫婦であっても、似たような問題を抱えていると何人もの人から聞いた。
「付き合っている頃の方が、相手を理解できていた気がする」「結婚し、年月が経つごとに相手のことが理解できなくなって来た」「今思えば、付き合っていた頃は”理解しているつもり”だっただけかもしれない」と。
結婚とは、そういうものなのかもしれない。国際結婚だから特別だとか、そんな単純なものではない。結婚は結婚に過ぎない。どんな結婚でもパーフェクトな結婚なんてない。
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