核が形成されたところ
バックグラウンド
(2)保育園
大人になってから気付いたことだが、私の核は、通った保育園で作られている。
家族経営の無認可保育園。振り返れば、そこはある意味、現実とは少し離れた特別な世界だった。
どの先生も音楽や芸術に長けており、いつも素敵な歌声と音楽であふれていた。何よりも品性があった。ルーティン化された流れ作業ではなく、一人ひとりとしっかりと向き合い、同じ目線で接してくれた。決して形だけの優しさではなく、丁寧で、明るく、あたたかく、惜しみない愛情を注いでくれた。
今でも思う。あの保育園の延長で、小学校や中学校へと進学できたらどれほど幸せだったろう…と。でも、もしそうだったら、社会に出たとき、つまり現実世界に触れたとき、そのあまりのギャップに順応できなかっただろうとも思う。
保育園のひじき混ぜごはんとドーナツは今でもふと食べたくなる。
こんなことも綴っています。
