心の荷物をほどく#2🧳はじめてのEMDR(トラウマ療法)ガイド
心の荷物と向き合う方法として、もっとも一般的なのは専門家とのトークセラピー(話すセラピー)でしょう。私はふだんプロのカウンセラーとしてサポートを行い、同時にクライアントとしての長い歴史もあります。前回の記事では、その個人的な経験について書きました。
複雑で深いトラウマを癒やすには、単に話を聴いてもらうだけでなく、「トラウマのための特別な支援」が必要になることがあります。さまざまな方法の中から、私が選び、提供し、そして自分自身も受けてきたのが EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)です。
EMDRは日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、多くの方に「安心して」「安全に」受けてほしい。今日はその願いをこめて書きます。
🌿 EMDRは「8つのステップ」で進みます
EMDRは安全性を第一に、準備をとても大切にします。
初回からいきなり眼球運動に入ることはありません。安定化(グラウンディングやセルフケア)や目標設定へと段階を踏み、準備が整ってはじめて処理のステップに進みます。必要に応じ、いったんトークセラピーに戻して落ち着かせることもあります。
🌿 安全に受けるためのチェックリスト
残念ながら、安価な独自講座や書籍だけの知識で EMDR を名乗るケースも見かけます。トラウマケアはとても繊細です。偽りのサービスによって、トラウマの再体験や悪化が起こることがあります。十分な訓練を受けていないEMDRや類似のセッションは、心の安全を脅かすことがあります。
日本では学位や公的資格がなくても「心理カウンセラー」と名乗れる状況があり、アメリカ以上に注意が必要だと痛感しています。
人生相談や傾聴の得意さだけでは、トラウマケアには不十分です。
だからこそ、以下のポイントを遠慮なく質問し、確認できる場でのみ支援を受けてください。あなたの安全が最優先です。
国家資格・公的ライセンスの有無(例:臨床・メンタルヘルス領域の修士以上)
EMDRの正式トレーニング歴(どの機関で、何段階まで修了か)
実務経験と得意領域(PTSD、複雑トラウマ、喪失、虐待など)
セッションの進め方(安定化の重視/安全計画/同意の取り方)
料金と回数の目安(準備を含め複数回かかること、短期前提ではないこと)
研修や進め方について質問したとき、はぐらかす・不機嫌になる——それは⚠️注意サイン⚠️です。きちんと訓練を受けている専門家ほど、透明性を大切にし、丁寧に説明してくれるはずだからです。
🌿 料金と回数の目安について
相場は地域・資格・経験で大きく変わります。EMDRは準備段階にも時間をかけるため、単発・超短期の「安いEMDR」は基本的に成り立ちません。トラウマの大きさや複雑さによって、十万円単位、長期では百万円規模になる可能性もあります。どうか「安さだけ」で選ばず、安全性・専門性・相性の3点を大切にしてください。
🌿 最後に
EMDR 以外にも、選択肢はたくさんあります。どうかあなたの心に一番合う方法と、安心できる専門家に出会えますように。
私は PCC(Professional Clinical Counselor) です。法律により、私が資格を持つ州にお住まいの方のみサポートできます。現在は新規クライアントはお受けしていません。

〔安全のためのお願い〕
この記事は、助言・診断・治療を提供する目的ではありません。
個別のご相談にはお答えできません。
安全のため、コメント欄は閉じています。
もし読んでいて苦しくなったら、いったん離れて深呼吸を。必要なら温かい飲みもの、短い散歩、信頼できる人との会話など、セルフケアを最優先してください。
緊急のご状況では、地域の緊急通報窓口や危機支援ホットラインにすぐにご連絡ください(最新情報は各公式サイトをご確認ください)。
🌱 #いのちSOS 0120-061-338
🌱 いのちの電話(各地域の窓口一覧)
🌱 よりそい 0120-279-338
(米国にお住まいの方へ)
24時間の無料・匿名サポート:Call or Text 988.
These posts are my personal stories as a lived-experience writer, not clinical advice. I can’t offer individualized guidance or respond to personal consultations. For your safety, comments are closed. If reading becomes overwhelming, please pause and take care of yourself. If you’re in crisis, contact local emergency services or a crisis hotline in your area. Please refer to official sources for up-to-date information.
In the U.S., call or text 988.
